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2021年5月の5件の記事

2021年5月27日 (木)

第125回京都映画サミット「魅惑の80年代アジアンホラー大会」

第125回京都映画サミット「魅惑の80年代アジアンホラー大会」
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ

 

アジアンと言っても
日本のはなしでした
 
 
 
一作目「夜霧のジョギジョギ(モンスター)」


けっこう有名やったんで
DVD化された時は喜んだものでした

いざ観てみると
そこまでおもしろくなかったです

雰囲気は
日本の怪談モノとハマー系を足して2で割った感じですかね

幽霊モノのようで
実は悪い黒魔術師が全て糸引いてるという
日本ではあまりないけど
香港映画では観たことあるような展開

それなりに雰囲気はありますし
ちゃきちゃき展開して
飽きさせないのもいいんですけど

全体的にはありがちな感じでした

最終的には
イスラム教会の信者たちが撃退して
なんかイスラム教会が宣伝用に作ったのかと
思うようなテイストでもありました

結局、ジョギジョギって名前が一番キャッチーやったかもかも

インドネシアでは幽霊のことをジョギジョギって言うんですかね
映画中でジョギジョギって言ってる部分がちゃんとありました

そーいや音楽は意外とかっこよかったかな
アナログシンセ系で
 
 
 
二作目「首だけ女の恐怖」


こちらもインドネシア映画

冒頭、ケチャと踊りのシーンがなかなか盛り上がってキャッチー
これはおもしろいかも
と思ったら
思ったとおり、なかなかおもしろかった

思ったより特撮豊富で
豚への変身シーンとか
蛇への変身シーンとか
話にほぼ関係なく、ムダに見所がある

でもやっぱり一番の見所は
首だけ女

胴体から離れて首だけが浮遊して人を襲いに行くんやけど
胴体から離れるときにズルズル内臓が首に付いて行くという!
コレは斬新
首のほっそい穴からどうやってあんだけの内臓が出れたんかは
わからんけど
まーそこは魔術やから…
この際、物理法則はどうでもいいよね

しかも、あんだけ剥き出しにしてたら弱点になりうると思ったんやけど
移動時に窓枠にビッタンビッタンぶつけても平気やったんで
かなり丈夫っぽい

ラスト
白黒魔術師バトルになって
サクッと終わるところも
サバサバしてていいね
 
 
 
三作目「魔 デビルズ・オーメン」


知る人ぞ知る
香港三級片の巨匠カイチーホン監督の作品

しかもショーブラなんで
三級片にしてはけっこう潤沢な資金で作ってて
特撮満載
そこらへん好きな人にもいいかも!

冒頭
ムエタイシーンから始まって
マフィアともめだして
アレ?ホラーじゃなくて
黒社会系アクション?
と思わせといてのトンデモ展開

いやーすばらしい

そっからはひたすら
見た目弱そうなオッサンやけど
実は強い黒魔術師と主人公の命をかけた戦いが続くんやけど

まーその戦いがいいよね

何しろテケテケ歩く髑髏蝙蝠がカワイイ

そしてなぜか
倒された魔術師、弟子たちが復活させたら
裸のエロ美女になってて
第二戦はそれと戦うことに…

そういや復活させるシーンとか諸々
ミミズバーガーばりに
口に入れて咀嚼したものをゲロッて出す場面が多々出てくるんで
そのあたり苦手な人はムリかもね

色々キタナイです

逆に
戦う寺院のセットとかは
金かかってそうで、よくできてるよね
めっちゃキレイ
仏像も動くし、ビームも出る

観るのは何回目かになるけど
テンポもいいし
何回見ても飽きないね
 
 
 
四作目「人蛇大戦 蛇」


タイトル
人蛇と書いてあるのにさらに蛇
ってめっちゃかぶってる感あるんやけど

まーそれくらいこの映画
全編 蛇蛇蛇蛇…

蛇の呪いづくしの映画でございます

色んな意味でこの映画みたいなの
たぶんハリウッドで金積もうが
今後永久に作ることはでけへんと思う

そういう意味では
世界遺産並みに超貴重な映画

まず使ってる蛇の量がハンパない
何千匹?何万匹?

めちゃめちゃ広い部屋蛇で埋め尽くしたり

キューブリックのシャイニングオマージュなのか
エレベーター開けたら蛇が天井まで詰まってて
水のようにこっちにドバッて出て来たりとか

CGなしのリアル蛇で
ここまでやるのはもう現代ではムリやと思う

さらに蛇の殺戮数もハンパない


冒頭も穴から出てきた蛇をショベルカーで叩き殺したせいで呪われるんやけど
リアル蛇を容赦なくブチブチ殺してる
1000匹ぐらい…

最後の方はビル一棟蛇に埋め尽くされて襲われるんやけど
それを撃退するのに火炎放射器が出てきて
ボーボー燃やしてるのもリアル蛇
日本刀で真っ二つに斬られて撃退されるのもリアル蛇

映画における蛇殺戮記録はたぶん世界一
ギネスに載っても不思議ではない

まー中国人は蛇を普通に食べるみたいなんで
蛇はちゃんとスタッフが食べましたパターンで
動物保護団体がクレーム付ける隙はないけどねー

たぶん…

本編にも
ちゃんとそれのアピールなのか
蛇さばくシーン
蛇食べるシーン
蛇見世物シーン
等々
中国の蛇文化の深さがよくわかるシーン満載

いやーサービス満点ですね

ボスの大蛇はさすがに特撮やけど
蛇狩りプロのおじいちゃんとカンフー対決したり
火炎放射器の消防隊員と対決したり大活躍

ま、特撮ファンにも見所あるかもかも

しかしこの映画
三級片にしてはエロひかえめ

お風呂シーンとか
ラブシーン時に蛇襲ってきても
乳首は死守されます!

ま、でもその方がより蛇に集中できるというもの

いやー
蛇叫喚な映画やなー
 
 
 
そんな感じで
「魅惑の80年代アジアンホラー大会」しゅーりょーヽ(´▽`)/

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2021年5月24日 (月)

コロナ騒動考その10「これからの年間コロナ死者数は毎年1万人ぐらい」

去年は3600人ぐらいしか死ななかった
コロナ関連死
なんですけど
僕は年間1万人がだいたい妥当なところかなと思ってます

ワクチン打とうが
その数は変わらないかと

理由としては
ワクチンも治療薬もある
インフルエンザで
ここ最近は年1万人近く死んでたんで
似たようなものだから
まー1万人ぐらいかなって感じ

逆に毎年1万人より少なかったら
インフルエンザ以下なんで
それで死ぬ死ぬ騒いでた日本人
ただのバカです

それと

モンゴルの例ですね

モンゴルは徹底的なロックダウン
早期ワクチン接種で死者ゼロのすばらしい国って言われてたんですけど

この前感染爆発しまして
今のとこ死者が253人ですね

モンゴルの人口が300万ぐらいなんで
日本の人口1億2千万に合わせると
だいたい10120人死んだことになるんですよ

グラフを見た感じまだ収束し始めのちょっと下がった感じなんで
もうちょっと死ぬと思うんで
まぁ日本値で1万5千ぐらい行くと思うんですよ

ロックダウンしまくって
ワクチン打ってもそんなもんです

医療事情が日本の方がよさげなんで
5千引いて
まー日本では1万ぐらいかなーって言う

 

日本が去年3600と少なかったのは
外出制限で先送りにしたからですね

その分今年多めに死にます
春から死者が増えてるのは遅れて来た分ですね

多くの店・会社倒産させて
自殺者増やして
結局、死者先送りしただけという

今年の日本は1万6千ぐらいかな?

去年と慣らすと
だいたい1万

ワクチン打ってもそんだけ死んだら
どう言い訳するのかな?

ワクチン打たなかった人のせいで
感染が拡がって死んだとか言い出す?

インフルエンザ系のウイルスはワクチンで感染爆発が止められないのは
僕たちが子どもの頃の集団接種実験で決定事項だと思うのだけれど

 

ワクチンは重症化を防ぎパンデミックを加速する

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コロナ騒動考その9「NHKが発表する感染者数」

NHKが発表してる感染者数

前は単純にそのまま出してたのを
最近は10万人当たりとか
人口差を考慮して出してるんで
まだマシになったとは思うんですけど

でもコレも単に東京を少なく見せたいがためにも見えるし
つくづく
人を操作しようとしてる感があって
なんかやらしい

そもそもPCR検査数が都道府県によって全く違うんですよね
前の大阪が東京より増えた、危ない
宣言解除するからそんなことになる
とか言ってたときは

大阪は1日1万5千ぐらいPCRやってるのに
東京は1日6千ていど

そら感染者数、大阪より少なくなるやろ

指摘されて東京が検査数増やしたら
案の定、感染者数増えたという

そしてそのとたん
10万人あたりに変わった…

いや
たまたまタイミングが合っただけかもしれませんけど…

まーそもそも
PCRを医師診断後のコロナ患者の確定やクラスターのみに使ってる都道府県と
むやみやたらに健康な人にPCRやりまくってる都道府県では
比較も難しい

そのまま垂れ流してる感染者数都道府県比較ってあんまり意味ないんですよね
条件全くそろえてないし

それに一喜一憂、右往左往
何々県は少ないだとか

意味ないですよ、それ

ほぼ、同じようにどこも蔓延してるという見方が正しいと思います

だから
蔓延してるところから蔓延してるところへ移動したところで…(ーー;)

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2021年5月17日 (月)

コロナ騒動考その8「過剰な手洗い病気の元」

まず
アルコールをそこらじゅうに噴霧することによって
アルコール耐性菌・耐性ウイルスが発生しやすくなる
ってのがありますよね

そうなると
いざってときに
アルコールが効かなくて
消毒できなくなる

次に
コロナウイルスに感染するには
唾液で言うと
スポイトの半滴ぐらいが必要らしいんですが

飛沫がまって落ちたとこを触って
そこを触ったところで
暴露する量のウイルスが手に付くことがまずない

手のひらに直接唾液がたれるとか
ディバインみたいな人がベロベロ嘗め回した家具を触るとか
(分からない人はピンクフラミンゴ観てください)
しない限り

そして、付いたところで
その手をなめるとか
その手で鼻をほじるとか
目をこするとかしない限り
感染しない

しかもウイルスは
細菌と違って何らかの細胞内に入らないと増殖できないんで
落ちたとこでどんどん死んで減っていくんです

手のひらに付いた場合もそうです

ライオンさんの研究では
手の常在菌がしっかりいるひとの手では
付着した後かなり早くにウイルスが死滅するらしいです
だから
常在菌を増やす石鹸を開発中だとか

ところが
アルコール消毒ばつかりしていると
手の常在菌がダメージ受けてめっちゃ減るんですよね
そうなると
手で悪い細菌が増えやすくなったり
付着したウイルスが死ににくくなったりするんです

自分でバリアを壊してるんです

さらに
アルコール消毒し過ぎや
石鹸で洗いすぎて
手が荒れてる人いるじゃないですか

そういう人は
その傷口から細菌やウイルスが入って
口や鼻粘膜にいちいち行かなくても
そこから感染しちゃうんですよ

手にコロナが付着してるかも分からない状態で
闇雲にアルコール消毒して
わざわざバリア壊して
侵入口も開けてあげるって
親切この上ない!

宮沢先生によると
ウイルスは水で10秒洗えばほぼとれる
とのことです

家に帰ったら
まず水で手洗いうがい
それだけでいいんですよ

過剰な消毒
過剰な手洗い

病気の元
です♪

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2021年5月 1日 (土)

第124回京都映画サミット「ジャンローラン大会」

第124回京都映画サミット「ジャンローラン大会」
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ

ちょっと前に
ジャンローランのジンを手に入れまして
元々日本でのソフト化が少ないんで
手持ち少なめなんですけど
ま、とりあえずジャンローランもやっとかな
と思った次第です
 
 
 
一作目「催淫吸血鬼」


サンドラジュリアンが出てるんで
「サンドラジュリアンの」がタイトルに付く場合もあります

全編に流れる
フランスのプログレバンド アカンタスの音楽がやたらかっこいい吸血鬼映画

アカンタスは現在↑のアルバムしか出てないね
wikiもないし
他にアルバム出してるのかは不明
この曲とかはサバスっぽいね
なかなか雰囲気ある

ただ、中にはブルースっぽい曲もあって
その場面に合ってるのか合ってないのか
ビミョーなときもしばしば…(^_^;)

話はたいしてないし
全体的にマッタリとしてて
ときどき眠いけど

ジャンローランの独特の映像美と
サンドラジュリアンを含め
脱ぎ度がかなり高いのと
ときどき出てくる想定外の演出とで
けっこう楽しめる

ドリフみたいにありえへん柱時計から出て来て
今度はそっからかいっ!みたいなんとか
乳首針で刺し殺したりとか
なかなか笑える
 
 
 
二作目「呪われたレイプ魔」


自称海賊のしょぼい強盗団にレイプされ殺された二人の娘が悪魔の力を借りて復活
復讐?する話

2人の少女の雰囲気はいいものの
(小さな悪の華オマージュ?)
映画としてはビミョー
なんか脚本なしで
思いつきだけで撮ってつなげたみたいな
チグハグ感

表現主義映画とか言ってるけど
ムダに舞台っぽいことしてるだけ
なんかカットせずにムダが多くてダラダラしてる

映像的にはいいとこあるけど
話もつまんないし…

悪魔に力もらったわりにはほとんど行使しないし
したと思ったら像上から落とすだけ
なんかショボイ…(ーー;)

相変わらず
ムダにやたら脱いで
脱ぎ度はなかなか高いんやけど
スプラッターとかグロはほぼなかったね

んー残念…
 
 
 
三作目「リビング・デッド・ガール」


ゾンビブームが来て
それに乗っかろうと思ったのか
仕方なしに乗せられたのか
設定はゾンビっぽい
でも何か吸血鬼な映画

冒頭
産廃ドラム缶が漏れ出して大惨事
人も溶けた
と思ったら死体復活で
いきなり指で目玉突き!
なかなかキャッチー!

ゾンビとして復活したヒロインを養うため
幼馴染の女(もう一人のヒロイン)が
人を連れてきては殺して与えるということを繰り返すという
なかなか極悪な内容

たぶん当時イタリアンホラーとかが流行ってて
スプラッターシーンとか
それにかなり影響受けてるっぽく見える

今までと違って
商業的に売れるために色々考えてる感じがした

そういったモノも取り入れながら
従来の自分が撮りたい女吸血鬼レズ的要素も入れ
ジャンローランならではの味で
うまく作ってあると思う

裸も血も満載でテンポもよく
今回見た中で一番の娯楽策やった
 
 
 
四作目「猟奇殺人の夜」


タイトルにしても
逃げる婦女子2人からはじまる冒頭にしても
サスペンスっぽいなっ思って見始めると

精神病院に連れ帰られてからは
精神病患者の大変さが延々と映し出され
そうかー
サスペンスじゃなかった
精神病院はこんなに酷いんだ告発映画かと
思いきや

精神病患者の殺し合いがはじまり
キャッチーなジャーロっぼい死に方するけど
自殺やったり
犯人別々やったり
なんかジャーロではないジャーロみたいな展開

一体どこへ物語りは向かうのかサッパリわからんまま
ついに
精神病患者の処分がはじまる

やっぱりホロコースト的告発?

そして
実は
反原発ラブストーリーやったという…

なかなか予想外トンデモ映画やった…

ラストのハッピーエンドなのかビミョーな終わり方といい
いや
なんか味のある映画でした
これはフツーの頭ではなかなか作れないよね

従来通りエロ・グロもきちんとありますです

しかし
フランス人って意外と銃の所有率高くて
簡単に人撃ち殺すのね…(ーー;)

さすが死刑はないけど
射殺がめちゃ多い国
進んでるー!

そういやDVDの帯に
「人間を破滅に導く近未来ヴァンパイアの恐怖」
って書いてあるんやけど
どこにも吸血鬼出て来てない気が…(^_^;)
 
 
 
そんな感じで
「ジャンローラン大会」しゅーりょーヽ(´▽`)/

殺戮謝肉祭も観たいなー
誰か持ってない?

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