コロナ騒動考その1「騒動の一因は御嶽山噴火と熊本地震」
今回のコロナ騒動を語るには
まず
御嶽山噴火事件と熊本地震事件を振り返ってみる必要があると思う
まず御嶽山噴火事件(2014)だが
細かいことはwikiを読んでいただくとして
ここでのポイントは
火山噴火を予知できるとしていた学者が
警戒レベル1を出し
噴火しないと思っていた登山者58名が死んだ
ということである
さして熊本地震事件(2016)
こちらも詳しくはwikiで読んでいただくとして
ここでのポイントは
地震を予知できるとしていた学者が
熊本は日本で最も地震が起こりにくい地域として
ハザードマップで真っ白にしていたため
日本国内のあらゆる企業の工場が誘致され集中していた
結果、あらゆるメーカーの工場がストップ
経済が大混乱した
たぶん地震対策も他の地域より手薄になっていたことだろうし
安全地域になっていなかったら275人も死人が出ずにすんだかもしれない
さて、この二つの事件を境にして
何が変わったかというと
安全です予知がなくなったのだ
この頃からマスコミもやたら
甚大な被害が予想されるので…とか
命の危険にかかわるので…とか
台風や豪雨や何かのたびに言うようになって来る
そうこの頃から
安全予知がなくなって
大げさな危険予知になっていくのである
そして、たぶんそこには
危険予知は外しても
被害が出なくてよかったですまされて
責められることはない
当たったら被害を少なくできていいから
どんどん嘘でも言っていい
みたいな雰囲気ができてしまっていたように思う
しかし危険予知にしても
ある程度の社会インパクトがあるはずで
それによっては
何らかの不利益が起こる可能性は考えねばならないはずなのだが
もうそんな倫理観も麻痺してしまっているようだ
そして、たぶんそこには
日本の研究者に対する資金配分の問題や
国立大学の独立行政法人化など
システム的な問題が色々かかわって来るのだろうけど
そこは今回は触れないことにする
そして
それの究極の決定打が
「このままではコロナで40万人死にます」
発表である
政府の鳴り物入りで発表されたので
多くの人が信じ
パニックが起こった
オイルショックのトイレットペーパー騒動を笑っていた世代もが
トイレットペーパーを買いに走った
マスク、アルコール
あらゆるものが品薄になり
必要な人の元へ届かなくなった
漫画版デビルマンで言えば
飛鳥了の役目である
「あなたの隣にいる人が悪魔かもしれない!」
恐怖に取り付かれ
疑心暗鬼にかられた民衆は悪魔狩りをはじめ
悪魔でもない人間を狩りはじめる
僕はかなり初期から
無症状な人が多数いる時点でコロナは殺人ウイルスじゃないし
そこまでの感染対策をやる必要はないよと言って来たけど
けっこう信じない友人もいた
つくづく人間とは脆いものだと
今回改めて思った
恐怖は人間の正常な思考を麻痺させる
考えれば
1999年に世界が終わるっていう
ノストラダムスの予言でさえ
信じてる人けっこういたから
ましてや
マスコミや政府がからんできたら
かなりの人が真実だと思っても仕方ない
だからこそ
学者は倫理観を持たねばならないと思う
社会的インパクトを考えて
発表してはいけないことってのもあると思うのである
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