第120回京都映画サミット「ジムヘンソンずマペット大会」
第120回京都映画サミット「ジムヘンソンずマペット大会」
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
一作目「ジム・ヘンソンのストーリーテラー 1」
DVD版は5話収録で全2巻だけど
VHS版なんで
「ハリネズミのハンス」「フィアノット」「兵士と死」
の3話収録で全3巻の第1巻
マペットと人間を混ぜて作った
ちょっとダークな雰囲気の昔話シリーズ
昔話なんで意味ありげで意味ないようで
不条理だったり
変なオチだったり
ストーリー自体もなんともいえない味がある
ジムヘンソンのマペットもいいけど
撮り方も色々とおもしろく
ダークな雰囲気がマペットとすごく合ってる
どれも30分ていどだけど
けっこう見ごたえあるよね
個人的には「兵士と死」の小悪魔とのやりとりがなんか好きかなー
袋がチート過ぎー
二作目「ジム・ヘンソンのストーリーテラー 2」
VHS版の第2巻
「尽きたお話」「幸運をもたらす子供」「カラスの呪い」
の3話収録で全3巻の第1巻
尽きたお話でストーリーテラー自体が主人公ってのも
なかなかおもしろいし
幸運をもたらす子供のグリフォンもいい動きする
カラスの呪いの魔女も
美人なのにめっちゃ悪そうな顔できる女優さんで
いかにもでよいねー
いやー全般おもしろいっすよー
とんちもきいてるようなーきいてないようなー
いいかげんな感じもよいね
三作目「バディ」
内容的に色々ビミョーな問題がありそうやからか
DVD化されていない
1920年代に実際にいた人が書いた実録小説の映画化で
動物を家で飼いまくってる金持ち夫人の話
メインの大筋は
死にかけのゴリラの赤ちゃんをひきとり育てるが
でかくなってどうしようもなくなるという感じ
ジャケからすると
すごいハートウォーミングな動物モノなんやけど
実際観ると色々とグロくてブラック
ゴリラが暴れるかも、ヤバイかも
みたいなスリルはホラーに匹敵する怖さ
そもそも動物に服を着せてテーブルにつかせて
人間と同じ生活を強制させるのを
すごいいことで動物も超しあわせー
みたいに描いているんやけど
はたから見るとけっこう人間のエゴがグロいよね
ま、監督さんとかジムヘンソンはそのあたり
どう描きたかったんやろうね
わざと脳内お花畑ハートフルに描いて
逆にグロさを強調しているのか
全くそのあたり考えずに
単に監督もヘンソンも脳内お花畑なのか…
オチも広くていい動物園はいれてよかったね…みたいな…
うーむ
今さら動物園環境に慣れるとは思えんが…
まぁ夫人が助けへんかったらゴリラの赤ちゃん死んでたかもしれんし
人生生きてりゃ丸儲けって考えればそれはそれでよかったのかもしれんけど
動物のしあわせって
結局、人間が脳内で勝手に想像してるだけってのを
まざまざと見せ付ける映画でした
しかしながら
やっぱりCGじゃない動物ってのはいいよね
マペットゴリラも含め
そこにいる存在感が全然違う
今後はCGばかりになるやろうし
貴重な映画ではあるよね
四作目「ダーククリスタル」
話はオリジナルらしいんやけど
世界を救う定番な話なのに
なんとなく地味
主人公もヒロインもさほど活躍しない
クリスタルを運んでくっつけるだけ
マペットの動きも
セットも世界感もよいし
細かい動物や草まで動くし
そっち目線で観れば
めちゃめちゃおもしろく観られるけど
まともに観ると
やや物足りない…
ストーリーテラーの1話の30分の方が
ものによってはおもしろいかも…(^_^;)
そんな感じで
「ジムヘンソンずマペット」大会 しゅーりょー
ヽ(´▽`)/
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