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2020年11月の2件の記事

2020年11月26日 (木)

第119回京都映画サミット「ワニニパニック大会」

第118回京都映画サミット「ワニワニパニック」大会
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ

改めて探してみると
「キラークロコダイル」は持ってなかったのでした
あったのは
ただの「クロコダイル」と「モンスター・クロコダイル」
 
 
 
一作目「クロール 凶暴領域」

ピラニアをリメイクしたアジャ監督が今度はワニ映画をリメイク
さすがアジャ監督
オシャレ映像でけっこうよくできてました

ヒロインは水泳選手で
泳ぎも速いし、メンタルも強いんで生き残れるんですね
普通の人ならあきらめて即死だろこれ
みたいなシーンが何回かありました…

主人公はクロールで泳ぐのが速い設定で

タイトルのクロールは水泳の型のクロールの意味と
地を這うものの意味のクロールと
色んな意味を含めてるっぽいです

ピラニアほどお色気とかネタ的な描写はなく
思ったよりまじめなディザスター&アニマルパニック映画で
登場人物がほぼ父娘の2人だけ
ほぼ家一軒のワンシチュエーション

そういうところにはお金を掛けず
ワニとか嵐や洪水描写にお金をかけてる感じでしたね

リアルな模型とかホンモノのワニとか雨風をちゃんと混ぜてるからか
CGっぽさも全然なく
いい感じ出した

分数も88分でサクッと終わるうえ
どんどん展開するんで
あっという間に終わりますね

近年ホラー系の映画でも
ダラダラ二時間越えとかやるカットできない監督がたくさんいる中
さすがアジャ監督は分かってますね

ひとつだけ残念なのは巨大ワニ倒さなくて
ほったらかしなとこですね
脱出できてめでたし、めでたし…はい終わりーみたいな
定番としては爆弾飲み込ませて爆死なんですけど…

 

 

二作目「アリゲーター」


1980年、ルイス・ティーグ監督
「クジョー」と同じ監督さんなんですよね
動物モノうまいっすね

女の子が飼ってたペットの子ワニがおとんにトイレに流されて捨てられる
サクッとしたオープニングからキャッチーだが
その後のワニの小出し具合も絶妙
実験動物エピーソードとか
複線が雑に入れられててストーリーはビミョーだし
主人公のおっちゃんもビミョーやけど
けっこう最後までおもしろく観れます

終盤はワニが街中にのしのし現れて怪獣映画みたいになり
爆破なんかもでてきて
結婚パーティー襲撃して大量にカジカジされるシーンなんか
大盛り上がりですね
緩急が効いているというか
溜めてドッカーン!みたいな
うまいですね

子供も容赦なく食べられるのは
(しかも、いじめっこじゃなくていじめられてる方)
さすが、クジョーで子供をいじめまくってた
ティーグ監督って感じです

そういやヒロインのエロシーンもちゃんとありました
押さえるところ押さえてますね
 
 
 
三作目「パニックアリゲーター 悪魔の棲む沼」


「影なき淫獣」のセルジオマルティーノ監督
前観た「ドクター・モリスの島フィッシュマン」もそうやったんやけど

マルティーノ監督、つまんなくて、かったるい…(^_^;)
もしかしたら、おもしろいのは
「影なき淫獣」だけなのかもしれません…

前半~中盤
たまに食べられては
ダラダラどうでもいい話が続くという
演出のメリハリのない感じでずーっと流れていきます

話はアフリカでリゾート作ったら
主である巨大ワニが怒って襲ってきた
それだけです

まぁ他と違うのは
それ見た原住民が
巨大ワニの怒りを静めるために
リゾートの白人を殺し始める
ってとこですかね

終盤、湖では(沼ではなく湖ですよねアレは)
巨大ワニにカジカジされてどんどん人が死んで
逃げて陸に上がった人はどんどん原住民に殺されていきます
そこはちょっと新しかった

そんな感じで
人死に数はめちゃめちゃ多いですよ
それはいいんですけど
人の死に方がずーっと同じなんで
なんかそのシーンすらダレて来るんですよね

予算少なくてワニがハリボテなのは仕方ないとしても
もうちょっと考えてほしかったなぁ…

ラストも
主人公が定番の爆破で退治して
それ見た原住民が安心してありがとーってなって和解
ハッピーエンドって…
50人ぐらい殺されてるんですけど…(^_^;)

いやー何かと雑…(^_^;)

ヒロインがボンドガールのバーバラ・バックなんですけど
そのせいでややお色気シーンはあっても
全く脱がないんですよね
たぶん呼ぶのにお金かかってるんですけど
コレほんとうに正解だったのか疑問

有名じゃなくても
脱いでくれる女優さん使った方がよかった気がする
 
 
 
四作目「モンスター・クロコダイル 聖なる正餐」

1986年オーストラリア映画
これはDVD出てないみたいですね

とりあえず冒頭からカメラワーク含め
センスいい映像で
思ったよりデキがよくキャッチー

オーストラリア映画らしく
アボリジニをからめたところもいい

名作「ジョーズ」をなぞる感じで
徐々に増える被害者ってな流れも
センスある演出と相まっておもしろいし
ヒロインのエロシーンもあり
アボリジニの子供がぱっくりいかれるシーンもあり
なかなかよいではないですか!

終盤、人間側が
捕獲して元いたところに返す派と
殺してしまえ派に分かれて争いだすとこもなかなかいいし
ラストまで展開の読めない感じもいいんですけど

ただ、ワニ映画としてみると
終盤、ほぼワニは活躍しないんですよね
運ばれるだけ…(^_^;)

うーん

いや、おもしろいことはおもしろいんですよ

個人的にはワニを運んでる間に
もっとカーチェイスで襲撃してほしかったですね
マッドマックス2みたいに

別方向になるなら別方向に振り切れてくれればなんとか…
 
 
 
そんな感じで
「ワニワニパニック」大会 しゅーりょー
ヽ(´▽`)/

 

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2020年11月 9日 (月)

第119回京都映画サミット開催のお知らせ

来る
11月24日火曜日20時より
第119回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のテーマは
「ワニワニパニック」
鰐が暴れまわる映画です

アレクサンドルアジャ監督の
「クロール 凶暴領域」を手に入れたので

それと
キラークロコダイルとか
過去のワニ映画と見比べてみようという

そんな感じです


DVDけっこう値上がってんなー

 
いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするもの持ち寄りです
また
スペースの都合上
先着8名様までとなっております
 
それでは参加希望
お待ちしております

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