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2020年4月 3日 (金)

第111回京都映画サミット「フリークス映画」大会

第111回京都映画サミット「フリークス映画」大会
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
 
 
 
一作目「フリークス」


フリークス映画のパイオニア、トッドブラウニング監督1932年の作品

冒頭、なんとなく高尚さを語る文章が垂れ流されるが
内容はいたってB級、見世物小屋的なんで
たぶんコレは世間の追求を回避するため入れたのだろう

ストーリーは
遺産を狙って結婚→毒殺を狙うが、返り討ち
まぁよくある感じやけど
舞台をサーカス一座にして
当事働いてたであろう障害者の数々と健常者の群像劇をからめたところにこの映画の価値がある
まぁそこだけと言えばそこだけなんやけど
当事のサーカスの様子、障害者への差別の様子など
映画で作り物とはいえ
歴史好きには色々と興味深く観ることができるのである

そんな感じで全体的に映画としてはそこまで…であるものの
見世物小屋的要素で最後まで飽きずに観れてしまうのである

ラストは勧善懲悪になってはいるものの
鶏人間ってオチがビミョーでなんかスッキリしない…
結局、監督も障害者=不幸みたいな差別心から離れられてない感じ…
まぁ時代が時代やし仕方ないかもしれんし
そもそもB級、見世物小屋的に作ったとしたらまぁ正解なのかもしれない

しかし、何されたら鶏人間になるのやろ…(^_^;)よくわからん

 
 
二作目「センチネル」

1977年のオーメンやエクソシスト系の雰囲気を持つホラー映画
「狼よさらば」の監督マイケルウィナーがこんなんも撮っていたのが驚き

それなりにちゃんとしてて
それなりの雰囲気はあるけど
やはりどこか二番煎じ感のある映画で
コレといった特徴もない

あるとすれば
リアル身体障害者を使ってる部分ぐらいなんやけど

地獄の門が開いたシーンで
資金がなくて特殊メイクをできないから
実際の身体障害者に頼んだというエピソードの通り

なんか地獄からの怪物の動きに素人感がはんぱない
ある意味
それまでの雰囲気ぶち壊しで
作品としては正解やったかが怪しいけど
結局、実際の身体障害者を使ったことで
こうやってDVD化され話題にのぼるようになったとも言えるので
正解やったんかもしれない

ヒロインもきれいな人やし
なんか雰囲気よさげでもあるのに
ここまで心に残らないのはなぜなんだろう…(^_^;)
 
 
 
三作目「小人の饗宴」


淡々と、とある施設の小人の叛乱を描く
賞を色々と獲っているドイツの巨匠ヴェルナーヘルツォーク監督1970年の作品
この作品もけっこう評価されてるみたいやけど
正直、僕はつまんなかったです

淡々となんで、めっちゃかったるい…

ぐるぐる車が回転して走ってるシーンを長回しでずーっと撮るとか
眠いです

どう観ても見世物小屋的映画なのに
芸術をきどっている感もなーんか鼻につくんですよね

ところで
バッドルーテナントのニコラスケイジリメイクもこの監督やったってこと
今さら気付いて驚いた
 
 
 
四作目「悪魔の植物人間」


撮影・監督で数々の名作を作り出してるジャックカーディフ1974年の作品

内容的にはマッドサイエンティストモノの定番にフリークスをからめた
みたいな感じで
それほど斬新さはないのですが
さすが巨匠なだけあって
やっぱり映画としてすごいちゃんとしてます
しかも
ちゃんとエログロバイオレンスを入れて
おもしろいB級娯楽のツボも分かってる感じ

今回観た中で一番おもしろかったっです

トッドブラウニングの「フリークス」をリスペクトしてるだけあって
既視感のあるシーンがちらほら

同じく当事のリアル身体障害芸人さんを使ってるので
歴史資料的な価値もあるよね
とりあえず目玉が飛び出すおじさんは必見
あの芸はすごいインパクトある

植物人間の着ぐるみが、やや安いのはご愛嬌というか
あれはあれで味があると個人的には思う
デザインも含めて…
 
 
 
そんな感じで
「フリークス映画」大会 しゅーりょー
ヽ(´▽`)/

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