第87回京都映画サミット「パム・グリア」大会
第87回京都映画サミット「パム・グリア」大会
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
「ジャッキー・ブラウン」
1997年にタランティーノが
あえてパムグリアを起用して作ったブラックムービーオマージュ映画
そうとう昔に観たっきりになってたけど
あらためて観ると…たいしておもしろくない…(^_^.)
昔見たときは音楽センスよくて、面白って思ったけど
ブラックムービー系けっこう観た今日としては
デッドコピーにしかすぎない感覚
音楽も定番のものばかりやし
とりあえず155分って長さがいかんね
かったるい
ブラックムービーリスペクトなら90分前後で作るべき
この時代に
パムグリアを主役に撮ったって価値が一番大きいかなー
他の監督もパムはよく使ってるけど
主役ではないしね
「コフィ」
1973年製作のブラックスプロイテーション映画の傑作
映画もおもしろいし
ロイエアーズによるサントラも最高
鬼看守パムとか今までのシリーズって
主役に近い脇役ばっかりやったんで
パムにとって実質コレが完全なる単独初主役やったんちゃうかなぁー
その気合がはんぱないのか
脱ぎっぷりはいいし
バシバシアクションするし
たぶんコレがパムの最高傑作やねー
基本リベンジムービーで
ヤク漬けになった13歳の妹のリベンジとして
麻薬組織の人間を次々殺していくっていう
職業ふつうに看護婦やけど
強いし頭いいし
プロポーションいいし
めっちゃかっこいい
監督はジャックヒルなんやけど
さすが
冒頭からキャッチーやし
テンポはいいし
パムは何回もピンチに陥って
最後までハラハラドキドキ
めっちゃ楽しめます
エロもグロもバイオレンスも全部しっかり入ってて
特にエロは日活ロマンポルノをしのぐ、5分に一回ぐらいのペースで入ってます
91分やけど、めっちゃ濃厚な91分
長回しが多いのは
編集する金がなかったかららしいんやけど
そのおかげで、なんか臨場感出るし
逆にいい感じになってる気がする
「フォクシー・ブラウン」
「コフィー」がヒットしたんで
急遽作られた1974年製作のブラックスプロイテーション映画
基本、パムがリベンジとして麻薬売春組織をつぶす方向性は同じだが
資金が潤沢だったのか
全体的にちょっとゴージャス感のある雰囲気になっている
パムのファッションがやたらころころ変わって
やけにオシャレやし
「コフィー」が家に車つっこむなら
こっちは飛行機をつっこますぜみたいな
「コフィー」を越えるぜ的な試みが随所に観れる
監督はジャックヒルなんで
テンポもよくおもしろいことは変わりないが
「コフィー」の金のない感の方が雰囲気にあってるというか
カッコイイ
今回サントラは
ウィリーハッチがやってて
これはこれでかっこいいけど
ウィリーハッチは全部自分で歌ってるのか
ちょっと暑苦しいね
サントラもコフィーの方がワンランク上かもかも
「残虐全裸女収容所」
女囚モノのパイオニア「残虐女刑務所」につづく
女囚シリーズ
パムがクレジットでは一番頭になっているが
実質は白人のアニトラフォードが主役
パムは二番目ぐらいかなー
ロジャーコーマン資金で作られていて
定番の
一部アメリカの役者さんを連れて行っての
オールフィリピンロケなんで
ほとんどの役者さんは現地調達のフィリピン人
シリオHサンチャゴが製作に名を連ねていて
現地での仕切りは彼がやってたんじゃないのかなー
ま、「コーマン帝国」では全く出てこなかったけど
ロジャーコーマンはかなり
フィリピンの映画クオリティをあげるのに貢献してると思う
話は
女囚刑務所があって
革命軍がそこを襲って女囚たちを仲間に入れようとか
なんだかよくわからない思い付きの
ゆるーい話です
設定からしてツッコミどころばっかりやし
内容もトンデモばっかりやけど
とりあえずジャックヒル監督なんで
無駄におもしろい
エロもグロもバイオレンスもあるけど
基本、ゆるーい感じなんで
ゆーほど残虐ではありません
全裸はありますけど…
ラストは爆破が盛大でなかなか盛り上がりますが
パムが…
そんな感じで
「パムグリア」大会しゅーりょー
ヽ(´▽`)/
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