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2018年2月の3件の記事

2018年2月27日 (火)

第86回京都映画サミット「スケバン刑事」大会

第86回京都映画サミット「スケバン刑事」大会

無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
 
 
 
「スケバン刑事コンピレーション」

テレビ版スケバン刑事1、2、3の総集編
それぞれ30分なのでストーリーはさっぱりだが
とりあえずそれぞれの雰囲気だけは思い出せる感じ

ただ、基本ラスト前のおさらいの総集編なので
最終的にどうなったかは全く出てこない…
すごく消化不良…(^_^.)

東映がからんでるだけあって
今見ると必殺っぽい演出や特撮が随所に見られ
前回の80年代Vシネくノ一映画と同じ雰囲気を感じられる

スタッフが共通しているのかもしれない
 
 
 
「劇場版スケバン刑事」

劇場版としては一作目だが
テレビ版の2、南野陽子版のスケバン刑事

テレビ版のその後の話になっており
たぶん2が終了してすぐに3もスタートしていたのだろう
3の主人公、浅香唯も三代目として出てくる

話は
ある学校がクーデターを起こし
日本転覆を狙って
密かに軍事訓練校と化していて
それをたまたま関わったサキが潰すという感じ

どうも制服といい
三島由紀夫の盾の会をパロディ化しているみたいで
人数は少ないし
どう考えてもクーデターとかムリっぽい…

校長の伊武雅刀のサイボーグっぷりはいい味出してていいけどね
ターミネーターが流行ってた頃なんやろなー

夜、潜入するときの服が
黒じゃなくてめちゃ目立つピンクやったり
杉本哲太が高校生?!とか
何かとツッコミどころは多いけど
ま、そんなとこも含めて、それなりにおもしろい

今と違って爆破もたくさんあるしー

そういや予告見たら
同時上映は「カンフーキッド好小子」
えらい組み合わせや…
 
 
 
「スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲」

劇場版2作目で
テレビ版3のその後の話

テレビ版3はショーコスギのニンジャブームにのっかろうと
忍者モノにした結果
全くスケバン刑事ではなくなってしまい
原作者の和田慎二氏が怒ったとか怒らないとか…

しかし、この劇場版はニンジャ味がほぼなく
かなりスケバン刑事っぽくなっている

たくさんのスケバン刑事が所属する青少年治安局という組織があり
青少年の管理・粛清を徹底する方向についていけず
浅香唯が反目し敵対
最終的にはその組織をつぶすという感じ

治安局のボスは京本正樹で
相変わらずすげーキャラが立って、いい味を出している

組み紐屋の竜もいいけど、悪役も合うねー

学生運動っぽい闘争と放水車
なんだか80年代にしては時代遅れな感じや
ツッコミどころはあるけども

それはそれでいい味
なかなかのB級感でおもしろい
 
 
 
「スケパン刑事 バージンネーム=諸見栄サキ」

2006年の「あやや版スケバン刑事」にあてこんだパロディ映画
(スケバンではなくスケパンです!)
キャラとか髪型とか基本あやや版を踏襲しています

超低予算なんでヨーヨーもアクションもしょぼく、それなりやけど
スケバンが超天然記念物みたいになってたり
現代ならではのアレンジもちゃんと考えてあって
少なくとも「あやや版」よりは見れる

みひろの演技も
歴代スケバン刑事の中では一番うまいように思える

日活ロマンポルノのように15分に一回はエロシーンがはさまるが
それはそれでご愛嬌

ちなみに桜の代紋はスケパンの前部分にあるので
スカートをめくって見せないといけない…(^_^.)
 
 
 
「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」

あやや主演
深作健太監督の2006年リメイク

当時、なんで今さら…と思ったが
とりあえず観て
やはりガッカリした覚えがある

正直、クソ映画です

それなりにお金かけて、アイドルキャストそろえたはいいけど
監督かスタッフか何が悪いのかわからないけど
めちゃめちゃつまんないです

敵組織の中に坂口択がいて
あややとのアクションバトルがあるのかと期待したが
あまり活躍せずがっかり

アクションも
ほとんどの人がアクションができないのを隠すためか
やたらアップで画面をゆらしてて見にくいわ
長回しじゃなくてカット短いわ
しょーもないです

超低予算「みひろ版スケパン刑事」の方がまだおもしろいです…(ーー;)

スケバン刑事は80年代で終わらせといた方がよかったな…
 
 
 

そんな感じで
「スケバン刑事」大会しゅーりょー
ヽ(´▽`)/

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2018年2月10日 (土)

第86回京都映画サミット開催のお知らせ

来る
2月20日火曜日20時より
第86回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のテーマは
「スケバン刑事」です

まず
スケバン刑事1、2、3の総集編から入って
(各30分なんで雰囲気だけですけどー)

2、3の劇場版

時間があれば

あややリメイク
深作健太版「スケバン刑事」

さらに時間があれば

みひろリメイク?
「スケパン刑事」

という感じでー

残念ながら
アニメ版スケバン刑事は持ってないんですよねー

ついでに
原作漫画スケバン刑事も出しておきます
 
 
 
いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするもの持ち寄りです
また
スペースの都合上
先着8名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

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2018年2月 1日 (木)

第85回京都映画サミット「くノ一映画」大会

第85回京都映画サミット「くノ一映画」大会

無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
 
 
 
「くノ一忍法」

山田風太郎の「くノ一忍法帖」が原作
中島貞夫監督の記念すべき第一回監督作品らしい
そして
くノ一映画のパイオニア的作品

ストーリーはまぁまぁ忠実

ただ、当時流行っていたであろう
市川崑的なシュール映像が多用してあったり
ジャズロック的な音楽やったり
セットがあえて舞台劇風やったり
映像的にかっこいいといえばかっこいいんやけど
芸術に走りすぎて娯楽性が乏しい感じで
映画としてはやや退屈かなぁ…

くノ一の踊りもまぁええんやけど
ちょっとくどいかなぁ…(^_^.)

ちなみに、くノ一映画らしいエロはちゃんとありまして
当時も18禁公開やったし
ビデオにも18禁シールが貼ってあります
18禁にするほどでは全くない気がしますが…

この映画は京都ヒストリカ映画祭で上映されたみたいで
そのときの中島貞夫監督のトークショーでのやりとりが
コチラに掲載されています

時代的にエロってだけでかなり苦労されたみたいですね…(ToT)
 
 
 
「くノ一忍法帖」

当時ビデオでのみリリースされていた
いわゆるVシネ
原作は同じく山田風太郎の「くノ一忍法帖」で
ストーリーもわりかし忠実

特撮っぽいくノ一衣装等々雰囲気は安いけど
必殺スタッフのがんばりで色々と映像的見所はあるし
お色気アリ・アクションありで
娯楽性が高いんでけっこう僕は好き

仏像からビームが出たり
トンデモ忍術が多いけど
これはこれで好き
僕的にはこのトンデモ感が逆に山田風太郎と合ってる気がする

葉山レイコや若かりし水野美紀が出ています
水野美紀はこんときからアクションしてたんやねー
 
 
 
「くノ一化粧」

前作がヒットしたのか
中島貞夫監督のくノ一第2作

いちおう山田風太郎の「外道忍法帖」を原作としているものの
大まかな設定以外かなり改変されていて別物

前作よりコメディ的な要素を全面に押し出してるけど
忍者モノとしての面白さが全くなくなってしまっている感が…

前作同様かっこいいシュール映像や
くノ一踊りも多々あって
中島貞夫監督の映像センスのすばらしさは感じられるし
いや、まーかっこいいんやけど
それが全くおもしろさにつながっていないところが悲しい…

話も
目の見えなくなった主人公が遊女伽羅にお世話になってた
ってところは原作どおりやけど

目が見えるようになったとたん
「おめーみたいなブスは伽羅じゃねー」って
それはないやんねー

声でわかるしー

わかってたけどブスやしイヤってことなんかなー(^_^.)

なんか何をやりたいんかよくわからん映画でした…
 
 
 
「くノ一忍法帖Ⅱ聖少女の秘法」

同じく山田風太郎の「外道忍法帖」を原作としている
Vシネ くノ一第二段
忍者軍団それぞれの人数を減らしたり簡略化はしているものの
中島貞夫版からすればかなり原作に沿っている

相変わらず衣装や雰囲気は安い特撮系だけど
今回も必殺スタッフの独特の演出センスが光ります

お色気・アクションもきちんと入って
相変わらずトンデモ忍法で

いいっす
グッドです

主役はいちおー一番目に書いてあるし
墨田ユキかなー
元AV女優さんで脱ぎっぷりもよく演技もできるという
なかなかの人

今回、葉山レイコは冒頭でさっと脱ぐものの
さっと死んでしまう役柄で
ほぼ活躍せず(ToT)

水野美紀も出現までが遅く
ちょっとアクションを見せてくれたらすぐ死ぬ…(ToT)

そんでラストはやっぱりこれがいいよね
中島貞夫版はあまりに…(ーー;)
 
 
 
そんな感じで
「くノ一映画」大会しゅーりょー
ヽ(´▽`)/

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