« 第78回京都映画サミット開催のお知らせ | トップページ | 祇園祭宵山茶会開催のお知らせ »

2017年7月 1日 (土)

第78回京都映画サミット「ラッキーマッキー監督」大会

第78回京都映画サミット「ラッキーマッキー監督」大会

無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
 
 
 
一本目
「MAY-メイ-」

初監督作品
ちっちゃい映画祭で賞もとってるようです
 
もともとちょっといっちゃってる女の子が
好きな人にふられたのをきっかけに心が壊れてあっちの世界へ行ってしまうお話し

おしゃれ恋愛タッチな演出でコアな話展開なところがなかなか面白いし
女優さんのうまさもあいまってヒロインの心壊れていく描写が丁寧に描かれている感じがよい

ただ
めくらの子供たちに人形を見せに持って行って
触っちゃダメとかがちょっと意味わからんかったですけどー

まー主人公がそういうのに気を使えないコミニケーション障害的な人って演出なのかもしれないけど…

ま、この
おしゃれにホラー
おしゃれにスプラッターな
なんとも言えない感じがラッキーマッキー監督の味で
メイのときからずーっと一貫してると思う

僕はけっこう好きなんやけど
世間的評価はそんなになのか
作品が少なくて残念

ラストのあっちの世界な終わり方もなかなかよいねー

個人的にはホラー売りじゃなくて
もっと「アメリ」みたいな感じのおしゃれ売りにしたらよかったと思う

勘違いして見た人がキャーって…
 
 
 
二本目
「怨霊の森」

森の奥の全寮制女子高で繰り広げられる魔女惨劇
っていう
「サスペリア」風な映画

まぁまぁよくはできてると思うけど
ただのパクリな範囲で終わってる感じは拭えない

オマージュするならするで
もっとアルジェント風な演出やゴブリン的な音楽を使うとか
もっとキワモノな感じやったらよかったけど
いつものラッキーマッキーおしゃれにまとめてあるんで
「サスペリア」というより「エコール」に近くなっちゃって
ちょっとどっちつかずでパンチが弱いかなー

脚本もビミョーで全体的に既視感あるし
個人的には
ややブサイクな主人公より気に入ってた
主人公にやたらからんでくる金髪美少女が途中退場なのがすごーっく気にいらない

実は主人公助けるために色々からんでるのに
主人公にグーパンくらって鼻血ブーでキャットファイトと
見所満載のすごくいいキャラやったのにー

美少女のキャットファイトとか鼻血ブーとか萌えるよね

もっとラストあたりまで活躍してほしかった

主人公より!

主人公のおとーちゃん役に「死霊のはらわた」のブルースキャンベルが出てるんやけど
思ったより活躍が少ないのもちょっと残念

ラスト、斧じゃなくてチェーンソー持って来てほしかったなー
そこらあたりちょっと気が利かない

あくまでもゴシックホラーにこだわったから斧なんやろうけど
そこらへん裏目に出ちゃってる感じがするなー

ま、ラストの主人公による斧殺戮はなかなかすごいね
見ごたえ十分
今までちょっとなーんかのどにひっかかってる感があった映画やったけど
ま、いっかーって感じにスパーンときれいに終わる

しかし、やる気なさそうな邦題
「怨霊の森」って
もうちょっとなんとかならんかったんかなー
 
 
 
三本目
「ザ・ウーマン 飼育された女」

原作・脚本がジャックケッチャムってだけで
どよーんとした映画やとわかると思うけど

そのどよーんとしたどす黒い感じを
いつものラッキーマッキーおしゃれで演出してて
なんかそれがすごいぴったりハマった感じ

DVキチガイ弁護士夫が野生のエルザ的狼女をたまたま捕まえたので
飼おうと言い出し
家族で世話をするというトンデモ話で

しかも長男(中学生?)とおとんで長女(高校生?)を強姦して孕ましてるわ
長女を心配して家庭訪問してきた先生をキレてぶっ殺すわ
かなりキチガイ家族で

最後は虐待された狼女が開放されリベンジするという
リベンジムービー的な要素もあり
スッキリしつつもどよーんとする
なかなか複雑な味わいのある映画である

それをおしゃれにまとめてしまうあたり
ラッキーマッキー監督の手腕をすごく感じる

僕的にはラッキーマッキー監督の最高傑作はコレやと思うんやけど
サミットに参加していたK氏はあまり受け付けなかったようで
「なんでこんな映画つくろーて思たんやろ…」って
どよーんってしたはったんがちょっと面白かった

役者さんもDV受けてるお母さんはメイの人でぴったりやし
お父さんも長男も顔が善人ヅラなところが逆にいい感じで
ミラジョボビッチ風の狼女も含め
なかなかいい配役であることも映画の雰囲気を盛り上げてる一因だと思う

しかしコレも邦題ヒドイなー
 
 
 
四本目
「オール・チアリーダーズ・ダイ」

殴られたチアリーダーたちが
「訴えてやる!お前の選手生命は終わりだ!」って言ったところ
アメフト選手らに車で追いかけられ事故死
たまたま居合わせた黒魔術オタク女子高生の黒魔術で蘇えり
アメフト選手らに復讐を…
っていうヒジョーに馬鹿っぽい設定がかなり好み

なのだが
ちょっと期待し過ぎた…

ラッキーマッキー監督はおしゃれ映画監督なんで
こういう馬鹿っぽいのはなかなか難しいのかもー

冒頭のぐちゃってのはけっこうキャッチーなんやけど
そのあとの展開のふり幅が小さいかなぁ…
B級度が低いというかー

それなりな所に落ち着いちゃってる感じの展開

手堅いおしゃれ演出でつまんなくはないんですけど
ちょっと今更感とか既視感が…

ちょこちょこいい場面はあっただけに残念
 
 
  
そんな感じで
ラッキーマッキー監督大会しゅーりょー
ヽ(´▽`)/

|
|

« 第78回京都映画サミット開催のお知らせ | トップページ | 祇園祭宵山茶会開催のお知らせ »

京都映画サミット」カテゴリの記事

コメント

>ラッキーマッキー監督
 
伸びしろ多そうな人すね。 
 
1) 表面的なホラー描写で勝負していく。
2) 深層心理の恐怖に迫りたい。
3) 実はもっと別の行きたい方向性が(潜在的に)ある。
 
興行的には
1) で見せることを常時迫られていくでしょうから
そちらで結果を出しつつ(製作者サイドを潤わせつつ)
自分の方向を打ち出していければいいすね。
 
4) 良いプロデューサーと出会って開眼する(出会いがあれば)。
5) 自ら貪欲に制作環境を整備・移動して自身を開拓していく。
 
今回のこのサミット記事で始めて知った人ですが
ザクッ~とフィルモグラフィーを眺めた感じでは
 
3)+ 4) で能力が全開するタイプでわと予想。
 
今後に注目したいですね。
(~o~)

投稿: kuroneko | 2017年7月 8日 (土) 午後 03時03分

作品を見た感じでは

もともとホラーとかが大好きで撮ってる感じ
そして
ホラーっぽくないおしゃれセンスがある
でも
コメディ的・バカ的なセンスはないかも

最新作「オールチアリーダーダイ」が失敗してる感じなんで
元々得意とするオシャレホラー路線で今後は行ってほしいですね

投稿: 万物創造房店主 | 2017年7月13日 (木) 午前 01時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 第78回京都映画サミット開催のお知らせ | トップページ | 祇園祭宵山茶会開催のお知らせ »