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2017年6月の2件の記事

2017年6月 5日 (月)

第78回京都映画サミット開催のお知らせ

来る
6月13日火曜日20時より
第78回京都映画サミットを行いたいと思います

今回
なぜ火曜日なのかといいますと
現在の常連メンバーが案外
水曜休みな人
土曜である必要のない人が多いので
試しに火曜日にしてみようという感じです

飲食業等の人は水曜休みな人が多いので
火曜の方が集まりやすいかもかも

まーそんな感じで

今回のテーマは
「ラッキーマッキー監督」

フィルモ

ハロウィン2016 (2015)<未> 監督  
オール・チアリーダーズ・ダイ (2013) 脚本/監督  
ザ・ウーマン (2011) 脚本/監督/原作  
怨霊の森 (2006)<未> 監督  
虫おんな (2005) 脚本/監督  
THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏 (2005) 製作  
MAY -メイ- (2002) 脚本/監督

という感じで
今のところ監督作はそんなにないのですが
デビュー作の「メイ」から
なかなかの面白映像と独特なテーマで
僕の中の注目監督のひとりなんです

ついこないだ
「オールチアリーダーズ ダイ」のDVDを手に入れまして
ちょうどいいし
ラッキーマッキー監督をテーマにしようと思った次第

今のところ僕の中で最高傑作だと思うのは
「ザ・ウーマン」で

弁護士のおとーちゃんが森で狩してたら
たまたま野生のエルザみたいな自然に帰っちゃった女を捕まえてしまって
家に持ち帰るところから始まり
それを一家揃って虐待しちゃうという

なかなかのトンデモ設定映画なのです

「怨霊の森」も
サスペリアやフェノミナを意識した
全寮制女学園での殺人・幽霊モノで
良作ながらもめっちゃ僕の好きな感じ

「オールチアリーダーダイ」も
殺されたチアリーダーたちが
黒魔術で蘇えって復讐するという
めっちゃアホな設定だけで萌え萌えです

とりあえず
なかなかくせになる味のある監督なんで
一度みなさまにご賞味いただこうかと…
 
 
 
いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするもの持ち寄りです
また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

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2017年6月 3日 (土)

「ザ・コーブ」「ビハインド ザ・コーヴ」上映会に行って来ました(◎´∀`)ノ

本日、まことに勝手ながら
店を閉めて

京都大学北部キャンパス理学部セミナーハウスでの
「ザ・コーブ」「ビハインド ザ・コーヴ」上映会
に行って来ました(◎´∀`)ノ

ほんまは
「ザ・コーヴ」のDVDは持ってるんで
(シーシェパードらにお金が流れないようレンタル落ち300円で購入)
「ビハインド・ザ・コーヴ」だけでよかったんですけど

途中から行って入れないとかなったらやなんで
見るの何回目かになるけど「ザ・コーヴ」から鑑賞

実際はそんなに人多くなくて「ビハインド・ザ・コーヴ」からでも
余裕な感じでした…;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

「ザ・コーヴ」

とりあえず作りがうまいね

日本の政府と警察と猟師がマフィア化しててグルになって
取材クルーたちを殺しに来る
命が危ない
っぽい演出の仕方

ま、実際活動家の人がロシアでは殺されてるらしいしー
危ない国は危ないんやろうけど
日本はないない

ちゅーか日本をターゲットにしてるのは安全やからちゃう?
ロシアでやったら殺されるしー
中国とかでやったらスパイ防止法で捕まっちゃうかもやし
日本やったら何をやっても安全みたいなー

でも
平和な日本で
余裕綽々で撮影したはずなのに
めっちゃ緊張感出てるのがすごいよね

シーシェパードの「クジラ戦争」って番組でも
日本の捕鯨船が銃を撃って来やがったー!
くそーっ撃たれたー!
撃たれたけど防弾チョッキで助かったよーってシーンがあったけど
まず、日本の捕鯨船は銃撃なんてできません…

いやーマジで危機を演出すんのがうまいわー

ちゅーか日本人は嘘をついてはいけませんって育つけど
あいつらは正義のためなら嘘ついてもいいですって教えられて育ってるんやろうなー

相手を挑発して怒らせて
怒ったところを撮影して
こんなに民度の低い原始人たちがいますとか言って世界に流すとか
もう今は定番のやり方がすでにこのとき行われてる
いやーすごいね

まーでもね
編集で捏造していくんは、まードキュメンタリーって当たり前っちゅーか
ナチの宣伝時代から
そんなもんやし
しゃーないと思うけど

CGまで使って湾を赤く染めるとかは悪質やね
CG加工OKにしたら
もうどんな捏造ドキュメンタリーも好きに作れちゃうしー

それだけはドキュメンタリーをやっちゃいかんことやと思う

そんな感じで
ツッコミどころも色々あって

ま、その湾が血で染まるシーンもそうやけど
映画中で狩られるのはせいぜい20匹ぐらいのイルカで
その20匹のイルカの血をいくら絞り取っても湾全体を赤く染めるとか無理やろーって感じやし

太地町で年間2万3千頭のイルカが殺されてるとか言ってるけど
漁の期間とか言ってたのが9月~2月、7ヶ月として
1ヶ月に少なくとも3千頭は殺さないといけなくなる
映画の感じでは毎日漁が行われてるわけではなく一定期間おきみたいやし
そうなると一回に300頭ぐらいは殺さんと計算合わんくなってくるけど
映画中で殺されてるのは一回20頭ぐらい

ちょっと考えれば映画中におかしな部分はいっぱいあるけど
全くそれに気付かんとアカデミー賞とか出しちゃうなんて
アメリカ人ってよっぽど注意力とかないんやなーって感じー

ま、授業で見せても
この映画なんかおかしいって気付くのは10人にひとりぐらいやけどねー
 
 
 
「ビハインド ザ・コーヴ」

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「ビハインド ザ・コーヴ」HPより引用)
八木監督が私費を投じほぼひとりで作り上げたドキュメンタリー映画

八木 景子(やぎ けいこ、1967年 - )は、日本の映画監督。2015年に『ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』を製作し監督デビューした。 東京都生まれ。アメリカの映画配給会社の東京支社で8年間勤務し、2011年3月に退職。2014年、映画制作会社「合同会社八木フィルム」を設立。同年春にドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』を企図、同年7月から和歌山県東牟婁郡太地町で4か月間の撮影を行い、半年かけて編集をし、監督デビュー作の製作を単独で行った。(wikiより)

DVD未発売なのが残念

「ザ・コーヴ」の何百分の…いや何千分の一と思われるお金で作ったってところがすごい
第一印象としては
お金がかかってない分
機材の関係で音声が悪く聞き取りにくい部分があるのは仕方がないかなーと思った

しかしまぁよくこれだけの人にインタビューしたなぁ

しかもそれなりにうまくまとめられている

「ザ・コーヴ」と比べると
嘘情報を盛り込んでないんで
ドラマ性とか映画的演出には欠けるけど
逆に正統派なドキュメンタリーって感じがした

映画の結論としてはアメリカ政府がベトナム戦争批判を避けるための
スケープゴート(生贄の羊)として日本の捕鯨批判がはじまったとしていた

まーそうなんやけど
僕的には有色人種差別と先の戦争・経済成長が根っこにあるところをもうちょっと描いてほしかったなーと思う

例えば「ザ・コーヴ」では日本が太平洋の小国をODA買収して捕鯨賛成票を買ってるとしていたが
世界150国にもODA出してるからその中にIWCに参加している国があっても仕方ないと思う

1993年京都でIWC年次会議が開かれた時、英国代表団のメンバーでWWF代表の女性がNHKのテレビで次のような発言をした。 『IWCが黒人やその他の有色人種に乗っ取られることが心配される。』彼女ははっきりと英語でBlack and other non-white people と発言しているのに、丁寧な翻訳は「ヨーロッパ人以外の人々」と訳していた。(ソースはこちら

また、反捕鯨国側も一生懸命白人国の参加をつのっており
海に全く面していない国スイスなんかも参加している

1986年にIWCの小型沿岸捕鯨作業部会でスイス代表はいった「我々は捕鯨をしたことがない、またその善悪についても、一定の条件があれば是認しても良いとさえ考えている。 しかし、我が国のかっての主幹産業、時計産業を潰した日本のような経済力豊かな国の国民がなぜ鯨のような素晴らしい動物を食べなくてはならないのかは、理解できない。」(ソースはこちら

ま、このふたつの言葉がかなり本質を突いてると思う

「有色人種のくせにわが国の産業つぶしやがって生意気だ!」

さらにこれに

「イエローモンキーのくせに我々の植民地を奪いやがって生意気だ!」
「生意気だから叩き潰して殺しまくってやったのに、また復活してきて生意気だ!」

このあたりの論理が加わる

日本人はあんまりわかってる人いないけど

昔、黒人より下の身分にあったのがアジア系黄色人種だ

黒人解放後
黒人奴隷より安くてよく働くと言われ
黒人より劣悪な労働環境で働かされていたのはアジア系

イエローモンキーって言葉があるのは伊達じゃない

黒人の公民権が認められたのが1964年
それまではアジア系黄色人種も猿扱いやったってこと

猿やから焼夷弾や原爆を落として
一般市民を何百万人殺しても誰も心が痛まないし

猿やから
日本兵の頭蓋骨を戦利品としてお土産に家族に持って帰ったりした
wiki

そうした
差別意識を根底に持ち
経済発展した日本に逆恨みを持つ白人は日本人が思ってる以上に世界各国にいるという現実

だから
日本を叩くと支援が集まる
日本を叩くと金になる
しかも日本たたきは安全でリスクが少ない

そらやるわなーヽ(´▽`)/

ま、「ザ・コーヴ」ができたのも必然なんですなー

アメリカにおけるアジア系住民に対する差別

 南北戦争の前後頃から大陸横断鉄道の建設が始まり、清国から移住してきた中国人などアジア系住民が労働力として多用された。アジア系住民はその風体や衣服あるいは生活習慣、宗教などが欧米系住民と違うことから偏見を生み、差別の対象となり、中国人排斥や排日運動が起こった。

 さらに第二次世界大戦が勃発すると、日系人は敵性民族として強制収容所に送られその私的財産が没収された(⇒日系人の強制収容)。また、アメリカ生まれの日系人に対しては、先祖の国日本につくか(=強制収容所送りとなる)、それとも生まれた国アメリカにつくか(=兵士として激戦地に送られる)の選択を強要した(代表的なのは士官以外が日系人と言う第442連隊戦闘団。ただしこの部隊については多大な戦果を上げた為、現在においては尊敬の対象とされる。また、この部隊が派遣されたのはヨーロッパ戦線である。元々収容所送りの件を日本に宣伝されるのを防ぐ為の措置)。戦後になって、日系人に対するこれらの差別的仕打ちは、自由の国アメリカとして誤りではなかったかとの批判が起こっている。

 1980年代、日本がバブル景気によって世界的にその市場を広げていた際、世界中の様々な市場が打撃を受けた。アメリカでも例外ではなく、とりわけ家電や自動車の市場が奪われると、その結果アメリカ国内では失業者が増え、その失業者や家族を中心に日本製(Made in Japan)製品の不買運動や日本人敵視の風潮が生まれた(ジャパンバッシング)。中国系住民のビンセント・チンが日本人と間違えられて撲殺される事件も発生している。これはアメリカ経済が立ち直った現在ではあまり聞かれなくなっているが、それでも当時の記憶から敵視する者も皆無になったわけではない。

 学校でのアジア系に対するいじめは、他人種よりも酷く、10代のアジア系アメリカ人のうち、半数以上が学校でいじめられた経験があると回答。これに対して黒人やヒスパニック、白人では1/3程度である。フィラデルフィアの学校では2009年にアジア系の生徒に対する集団暴行事件が発生、被害者は1日で26人に上り、うち13人が重傷を負って集中治療室で手当てを受けた。この学校では、アジア系生徒が身の安全が確保されるまで登校を拒否するストライキに発展した。アジア系は、他人種に比較して、うつや自殺の割合が突出してる[11]。2009年、アメリカの司法省と教育省が10代の学生を調査した統計によると、31%の白人、34%のヒスパニック、38%のアフリカ系が「学校でいじめを受けたことがある」と答えたのに対して、アジア系学生の場合は54%に達するという結果が出た。(wikiより)


 
 
 
二本の映画上映後
討論会があるらしく
気にはなったんやけど
お店あるしー帰っちゃったーι(´Д`υ)

まー
思ったよりイルカ大好き活動家らしき人とか来てない感じやったしー
たいして面白い議論にならんかったかもしれんけどー

誰か残って観てた人いたら報告をー!
(*゚▽゚)ノ

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