映画「哭声 コクソン」を観に行って来ましたー(◎´∀`)ノ
いやー
「チェイサー」「哀しき獣」と
今のところ全くハズレのない
僕の中では韓国No.1監督の
ナホンジン監督
久々の新作と聞けば
見に行かないわけにはいきません
ちゅーわけで
映画「哭声 コクソン」を観に行って来ましたー(◎´∀`)ノ
いちおー予告編は観てから行きましたけど
予告編はふつーに殺人鬼モノ?ホラー?みたいな感じでした
ま、この監督
基本的な設定としては定番なものを使うんですよね
「チェイサー」は猟奇殺人鬼とそれを止めようとする元刑事のポン引きの色々
「哀しき獣」は貧乏な朝鮮族の鉄砲玉がマフィアの陰謀に巻き込まれるヒッチコックテイストなサスペンス
定番な設定を使いながら
予想に反する斜め上を行く展開が魅力なんです
たぶん
今まで映画を観てれば観てるほど逆におもしろい
だからまぁ予告だけじゃわからんので
とりあえず観ないとってことですね
で
やっぱ、おもしろかったっすー
ヽ(*≧ε≦*)ノ
いやー色々な映画のオマージュを散りばめて
そっち方向へ行くのかと見せかけて
斜め上を行く
さらに磨きがかかってましたー!
なんかデビットリンチの「マルホランドドライブ」のま逆バージョンみたいな感じでしたねー
毎回、脚本も監督がやってるみたいやけど
この計算しつくされた感はすごいわ
この完璧に計算されつくした感は今敏と共通のものも感じるねー
監督のメガネとヒゲっていで立ちも今敏と共通のモノあるけどーヽ(*≧ε≦*)
まだ観てない人は
今すぐ劇場へー
あー
ある程度血は出ますし
ゾンビみたいなのも出てきますから
そのへん苦手な人は気を付けてください
ちなみに
この映画を観る前に
「エクソシスト」「震える舌」なんかを観とくといいかもかもー
さて
ここからはネタバレに近くなるんで
未見の人は読まないようにー
この映画のキモは
あとは自分で考えてください
ってとこで
色々想像するのが楽しみのひとつなんで
あんまり詳しくは言わないけど
どうとでもとれるラストにしつつ
監督の中では
ひとつの答えは出てるんやと思う
まんまと騙されてる人は
悪魔やとか天使やとか言ってるんやけど
(定番は日本人=悪魔、祈祷師=悪魔の手下、おねーちゃん=天使)
流れで観ると
そんな映像通りの単純な答えなわけがない
デビットリンチが「マルホランドドライブ」で
複線を回収していけば答えがわかるように作ってたように
ちゃんと答えがわかる伏線はあった
大量のダミー伏線が多いけど
ひとつだけ他のものと全く性質の違う伏線がある
どうでもいい伏線を全て捨てて、それだけひらえば自ずと答えが…
結局アレが答えなんやと思う
「最初から悪魔と決め付けていたら悪魔にしか見えない」
これはまさしく観客に向けて言っているのだと思う
最初からホラーだと思っていたらホラーにしか見えない
実はコメディーなのに (・∀・)
なーんてね
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