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2016年10月18日 (火)
2016年10月16日 (日)
第70回京都映画サミット「エド・ゲインと田舎殺人鬼たち」大会
第70回京都映画サミット「エド・ゲインと田舎殺人鬼たち」大会
無事しゅーりょーいたしましたー(◎´∀`)ノ
「悪魔のいけにえ」
1978年トビーフーパー監督のデビュー作
エドゲイン事件を元ネタに作られた映画で
スプラッター映画のはしりのように言われるが
予算の関係かゆーほどゴア描写はないし
エロも衣装がエロいぐらいで脱ぎはない
しかしながら
なかなかの演出・カメラワークセンスと
音楽かノイズかよくわからない不安な音楽
さらにそれに加えチープなざらついた画質がなかなかよい世界観を作っているし
ガーナーハンセンを含む殺し屋一家のキャラ立ちもよく
何回見ても面白い
低予算の見本みたいな映画
人肉で作った家具とかはがんばって作ってあるし、そのへんは金かかってそうやけどねー
「ディレンジド人肉工房」
1974年エドゲイン事件を再現映像で綴ったスプロイテーション映画
長回しで切り替えることなくナレーターにつなぐ演出とか
やたらがんばってるのはわかるけど
なんだか空回り気味
どちらかというとコメディ映画のよう
冒頭からして
お母さんを介護する主人公が
エクソシストの女の子が吐いたような茶色いゲロを
喉が痛いとか言うお母さんの口に突っ込んだら
お母さんがゲボッって大量の吐血して死ぬしー
なんかアホ過ぎーヽ(´▽`)/
特殊効果はトムサビーニで
それっぽいチープで楽しいゴア描写と変な教会音楽のコラボが
これまた笑えてしまう
ただ、内容は事件を追っていくだけなんでメリハリがない
ちょっと眠くなるかもー
最後の方でビデオのジャケにもなっている
若いねーちゃんの吊り下げ解体シーンが出てきて
やっとエロとグロがそろったなーみたいな感じになるんやけど
本編終わった後に入ってた7分のエドゲインドキュメンタリーを見たら
実際そのとき殺されたのはデブのおばちゃんらしい
映画は観客サービスなのか
わざわざきれいなおねーちゃんを使っていた…
それまで主人公はデブ専の熟女好きやったのに
急に若くてスレンダーなねーちゃんいくから
おかしーと思ったわー
ちなみに字幕翻訳はフランスで人肉食べる事件起こして責任能力なしで無罪になった佐川一政
話題のためとはいえ、またえらい人に頼んだなーて感じー
でもエドゲインは人肉食ってへんしー人選ミスな気がするなー
「地獄のモーテル」
1980年ケヴィンコナー監督(ケビンコスナーではない)
この人テレビ映画とかもいっぱいやってるんで
頼まれたら何でもできる便利系個性なし監督なんやと思う
田舎で人間捕まえて育ててミンチにして
豚ソーセージに混ぜたら美味しくて大ヒットっていう
人肉の定番設定やけど
なんか普通の映画と全てが違う
これはもうなんか掴みどころのない映画やねー
なにがしたいかよく分からん映画やけど
それが味になっちゃったーみたいなー
資金が潤沢なのか
カーチェイスとかカークラッシュがまぁまぁあるし
セットとかも凝ってる
音楽がオーケストラ系でハリウッド高級映画風
それらがホラーっぽさを消しちゃって
変な人がいっぱい出てくる、変なコメディ映画みたいになってるねー
ヒロインが地味に脱いでエロも押さえてるし
最後にチェーンソーが刺さるとこでグロも押さえてる
でもちゃんと作り過ぎてて
設定はB級ホラーなのに全くホラーじゃないという
ラストも笑いを狙ってるのか狙ってないのかわかりにくい終わりし
とりあえず変な映画
それなりに面白くはあるけどねー
「クワイエット・ファミリー」
2000年韓国キムジウン監督
家族が経営するモーテルでバタバタと死人が出て
風評被害を気にして埋めて掘り埋めて掘り
ついには自分たちでも殺しちゃって
どんどん死体が増えていくというブラックコメディー
なかなかテンポがよく
カメラワークもオシャレなんで
楽しく見れたが
ラストの着地地点がイマイチ…
バタバタと人死にが出るところはタイ映画の「69」を思い出したし
死体を埋めたり掘り出したりするところは「ハリーの災難」を思い出した
まぁどっちもブラックコメディの秀作なんで
これらには及ばないものの
よくできてたんではないでしょうか
そんな感じで
「エド・ゲインと田舎殺人鬼たち」大会しゅーりょー;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ではまたー
2016年10月10日 (月)
第70回京都映画サミット開催のお知らせ
来る
10月15日土曜日
第70回京都映画サミットを行いたいと思います
今回のテーマは
「エド・ゲインと田舎殺人鬼たち」です
です
1957年に逮捕に至ったエド・ゲインは
15体の女性の遺体を解体し(実際殺したのは2人らしい)
皮でランプシェードやチョッキ・マスクを作ったりと
かなり猟奇的で特異な殺人で世界に衝撃を与えた
その副産物として生まれた映画が
ヒッチコックの「サイコ」1960
「悪魔のいけにえ」1974
「羊たちの沈黙」1991
である
また間接的には
あらゆる殺人鬼映画に影響していると言える
というわけで
上記三作と
エドゲイン事件の再現映画
「ディレンジド人肉工房」
それらに同じように田舎を舞台にした殺人鬼モノ
米国産「地獄のモーテル」
韓国産「ビーデビル」
日本産「丑三つの村」
計7本手持ちから用意いたしました
いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするもの持ち寄りです
また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております
それでは参加希望
お待ちしております
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