« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月の4件の記事

2015年11月22日 (日)

「食人族」に日和る人々

ハピネットから発売する予定だった
「食人族 -製作35周年記念HDリマスター究極版-」

一度発売が危ぶまれたが
発売元を変え
ニューラインから無事発売された

4540498800172

この理由としてはメーカーは
「販売元が変更になった経緯については、契約上の取り決めから「諸般の事情」以外のことは言えない。」
と言っているが

元記事

今までは
スタッフが「殺した後ちゃんと食べました」と言っているということでOKになっていた
亀の殺害シーンが収録されていることについて
今更ながらクレームが来たことが原因らしい

ま、実にしょーもない事件であるが

さらにこの事件以来
過去に出たものも含めて「食人族」のDVDが全て消えてしまったサイトがある

それは
Amazon

過去の
「Amazonで児童ポルノを購入できる状態にしていたとしてアマゾンジャパン・ロジスティクス契約社員が書類送検される」
という事件に懲りたのか
世間的にクレームが少しでもあるものは扱わないようにしたのかもしれない

他の食人族モノ
「食人族2」「食人族3」「人喰族」「食人族 最後の晩餐」等々
は検索しても出てくるので
明らか「食人族」1だけ消されている

うーむ馬鹿馬鹿しい…(;´д`)

みんな日和過( ゚皿゚)ぎーッ!!

楽天とかではちゃんと売ってるので
ほしい人はそちらで

| | コメント (0)

2015年11月17日 (火)

第59回京都映画サミット「ショー・コスギ」大会 in 豊橋

今回は予告していた通り

豊橋スロータウン映画祭にのっかって(非公式)
豊橋市の
舟木研究所改め
「グラインドハウス豊橋」
で行われました

館長の舟木間道氏
Fullsizerender4

グラインドハウス内サミット会場
K0011421

最初に観たのは
ショーコスギのデビュー作
「燃えよニンジャ」

嘆かわしいことに
日本ではVHSが出たのみでDVD化されていない

英題は「Enter the Ninja」で
明らか邦題も英題も
「燃えよドラゴン」(Enter the Dragon)を意識しているっぽい

オープニングもブルースリーを意識した
ヌンチャク、トンファー等々の演舞で始まり
闇から現れ、演舞し、闇へと消えてゆくショーコスギがなかなかかっこいい

武術指導はてっきりショーコスギ自身がやっていると思ったら
マイクストーンっていう空手家で
舟木氏によると
どうやらブルースリーやチャックノリスと親交がある人物らしい
Mikestonejamescoburnchucknorrisbruc
(左からマイクストーン、ジェームスコバーン、チャックノリス、ブルースリー)

原案にもマイクストーンの名前があるので
オープニングがブルースリーっぽいのもマイクストーンの影響かも

監督のメナヘム・ゴーランも
「デルタフォース」等、チャックノリス主演シリーズを製作や監督した人物で
なんか色んなつながりが見えてくるねー
近年アメリカでは再評価が高くメナヘム・ゴーランのドキュメンタリーが作られたりしていて
ロジャーコーマン並のようだが
日本ではほとんど評価されてないのが悲しいねー
とか思ってたら
メナヘムゴーラン映画祭があったみたいー
なんと!偶然にも
ちょうど豊橋サミットの日から公開
メナヘムゴーラン映画祭にものっかってたとは…
しかし、ニンジャ3しかラインナップにないのはなぜ?
僕なら絶対ニンジャ2…

さて、本筋に戻ろう

ブルースリーが死んでかなりたっているが
チャックノリス、ジムケリー等々
次のアクションスターが群雄割拠しまだまだ確定していない時期で
そんな中、彗星のように
いや
ニンジャのように現れたのが日本人のショーコスギだったのだろう

当時、ショーコスギがアメリカ人のハートを掴んだ様子が目に浮かぶようだ
明らかチャックノリスやジムケリーの空手よりカッコイイ
しかもニンジャ!

このデビュー一作目では
フランコネロが主役(白忍者)でショーコスギは悪役(黒忍者)なのだが
フランコネロのアクションシーンは、ほぼ吹き替えで
その吹き替えをショーコスギがやってるぽい

ゆえにラストバトルの白忍者vs黒忍者は
代わる代わるどっちもショーコスギがやってるようだ

そして、なかなか動きがカッコイイ
ブルースリーともジャッキーともリンチェともまた違うかっこよさがある
100万ドル俳優になっただけあるわー

そして、最大の見せ場はかなり高い瀧からの飛び降りシーン
これはなかなかスゴイ、死ぬかもしれんレベル
これが認められて
次作の主演・武術指導を勝ち取ったという話があるだけはある

まぁ映画としてはビミョーで
冒頭とラストバトルのアクションシーンはカッコイイものの
なんだか終わってるオーラのないフランコネロと
かわいかった名残はあるものの残念に老けてしまったスーザンジョージ
そんな主役ふたりのドラマ部分がヒジョーにかったるい

二作目以降ショーコスギが主役になったのもうなづける…(ーー;)
 
 
 
そして次に観たのは二作目
「ニンジャII 修羅ノ章」

英題は「Revenge of the Ninja」
海外ではブルーレイ化までしてるのに日本ではVHSで出たきりである

1の監督メナへム・ゴーランはプロデュースにまわり
違う監督に
それが功を奏したのかよくわからないが
1より面白くなくなってしまうのが2の定石のところ
コレは1より面白い
今回観た4本の中で一番面白かったので
ハリウッドで最も早く大成功した日本人に敬意を表して
コレだけでもブルーレイ化するのが大和魂ってもんじゃないだろうか
どっか出しなさい

冒頭、金閣寺を映しながら「Tokyo Japan」とか言い切るのがなかなかキャッチー
忍者部隊が襲ってきて
ショーコスギの家族が惨殺される
生き残ったおばあちゃんとショーコスギとケインコスギはアメリカに渡り
忍者を封印、平和に暮らしていたが
さらに
そのおばあちゃんも殺され、息子をさらわれたショーコスギが忍者の封印を解いて復讐するという…

息子のケインコスギがまだちっちゃいけど出てて
vs子供バトルがあったり、vsおねーちゃバトルがあったり
ヌンチャクプレイがあったり、なかなかよい
今のケインはイマイチやけど、ちっこいケインは光ってるよ
ちっこい子があれだけできると見てて気持ちいいし
テーマ的に雰囲気が陰惨になりがちなところをうまく明るく中和していて
すごくいいエッセンスになっていると思う

おばあちゃん忍者もこけしチェーンや笛手裏剣という変な武器で戦うし
スモウレスラーが出て来るし(全く活躍しないが…)と
全編にわたって何かとアイデアに溢れてるうえ
ショーコスギも色々なバリエーションのスタントやアクションに挑戦していて
何かと飽きさせない作りになっていてなかなかよい

車を壊したり、1より予算もだいぶ増えてるっぽいし
ショーコスギも瀧飛込みよりさらに危ないことを色々やっている
いやースゲーいいわー

まぁでもラストバトルになると結局1と同じで
敵の黒忍者もショーコスギがやってるんで
すごいバトルになりえないところが悲しいねー
ショーコスギレベルの敵役がハリウッドにいなかったことが残念である

そういや結局
なんで黒忍者の人がショーコスギの家族を殺したり
わざわざアメリカへ連れて来たのかは不明
んーどっかで何か言ってたかなー?
 
 
 
そしてニンジャシリーズ三作目
「ニンジャ 転生の章」

英題は「Ninja III The Domination」
こいつも海外ではブルーレイ化されているが日本ではVHSだけである

ショーコスギよりどちらかというと
ルシンダ・ディッキーというおねーちゃんの方が出演シーンが長い気がする
まぁおいしいところは全部ショーコスギが持ってくんで
主役といえば主役なのかもしれない

内容はかなり変わってニンジャホラーですな
たぶんエクソシストとかポルターガイストがヒットしてて
それを取り入れてやろうみたいな感じ

冒頭の黒忍者が殺戮を繰り返すシーンはなかなか見ごたえあるし
ツカミはバッチシ
黒忍者は射殺され、その霊がおねーちゃんに取り憑いちゃって
おねーちゃんが黒忍者を殺した警官たちをひとりづつ血祭りにあげていくという…

とまぁここまではいいんやけど

やっぱりホラーとしては中途半端で
あんまり怖さとかないんやんねー

おねーちゃんが主の間はアクションあんまりないし
ちょっとダレるかなぁ…

最後は黒忍者が復活してショーコスギ扮する白忍者とバトルになるんやけど
まぁこのあたりは今までと一緒かなぁ
またもやショーコスギひとり二役な気が…

同じことはしたくなかった精神は買うけど
やっぱどっちつかずのビミョー映画やなー

アメリカでは1や2には及ばないもののそれなりには売れたみたいやけど
日本では全く売れんかったのも当然な気がする
 
 
 
そして最後は
「ショー・コスギ'88 復讐遊戯」

英題は「Rage of Honor」

海外盤のジャケはモロニンジャだが
実際の内容は全然ニンジャ押しではない

ジャッキーが拳系映画をやめて「ポリスストーリー」を作ったように
ショーコスギも今回は一介の刑事である
ニンジャっぽい手裏剣は使うけど
基本、銃と空手アクションメイン

とりあえずビックリなのはショーコスギの扱い
だいたいアジア人がハリウッドへ行くと
役柄が白人より下というか
アジア人を馬鹿にしてる感がどこかに出るのが定石で

ジャッキーにしてもブルースリーにしてもリンチェにしても
明らかにそういう扱いを受けている映画がほとんどである

しかし、この映画のショーコスギは
白人の妻を持ち(しかもカワイイ)、高級車を乗り回し、007のように超かっこいい役柄で
リスペクトされてる感がハンパない

そういう意味では
ハリウッドに浸出したあらゆるアジア系アクション俳優の中でダントツトップである

100万ドルスターになるというのはこういうことなのか…

まぁ映画としてはニンジャ臭が薄れた分
やや普通のアクション映画になっていて残念だが
それにりにきちんと金もかけて作られていて面白くはある

ラストバトルは珍しく、ショーコスギvsショーコスギになっていないが
なんか服ボロボロで弱っちい感じのラスボスなんで
ヒジョーに不完全燃焼で終わってしまうのが残念

まぁやっぱ今回一番は
ニンジャ2かな
 
 
 
そんな感じで
第58回京都映画サミット「ショー・コスギ」大会 in 豊橋
無事終了

ちなみに次の日には

K0011428
まず、みんなでモーニング

そして
K0011429
豊橋スロータウン映画祭のポスター展へ

さらに
K0011430
税金逃れか、土地代がいらないからか
川の上に作られちゃった商店街を見学

そしてお昼は
K0011432
でっかいナン

残してお持ち帰りしちゃいましたー

そして帰りの車の中
K0011433

タイトなスケジュールで睡眠時間4時間ぐらい
ヒジョーに眠かったけど
実に濃厚なサミットでしたー

| | コメント (0)

2015年11月13日 (金)

銀杏餅的なー(゚m゚*)

うちでは炉開きするとき
いつも
亥の子餅だったのだが
銀杏餅を食べるパターンもあると教えてもらい
早速、近所の和菓子屋さんに聞いてみると

「うちは銀杏餅はないけど、銀杏の入った生菓子はあるよ」
ってことで

それが気になったので注文してみた


さて、どんな…


(゚▽゚*)


(゚m゚*)


(*゚▽゚)ノ


ばーん
K0011417

イチョウ型の黄色いりゅうひに白餡と銀杏が包まれているのでしたー

ふむふむ

まーでも

味は普通にりゅうひと餡子ですなー

銀杏の味は特にしません

食感はありますけどー

| | コメント (0)

2015年11月 6日 (金)

第59回京都映画サミット開催のお知らせ

今回の
第59回京都映画サミットは
豊橋スロータウン映画祭にのっかって
豊橋市で行いたく思います
(非公式)

11月14日土曜日18時頃~

場所はサミット創始者のひとり舟木間道氏の舟木研究所

東京からクロネコ氏
京都から僕が参加
久々に創始者三名が揃います

今回のテーマは
日本人で最も早くハリウッドを征した俳優
ショーコスギ
です

鑑賞するのは

僕が持って行く
ショーコスギ主演作「復讐遊戯」
ショーコスギ監督作「格闘王」
プラス
舟木氏の手持ちのいくつかです

参加希望の方は
事前にお申し込みのうえ
現地集合でお願いします

| | コメント (2)

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »