第58回京都映画サミット「ゴッドギャンブラー」大会
第58回京都映画サミット「ゴッドギャンブラー」大会
今回は
みな明日に用事があるらしく
結局鑑賞したのは二本のみであった
一作目「ゴッドギャンブラー」
ユンファの代表作のひとつ
監督はB級帝王バリーウォン
香港映画のわりに120分越えと長いが
賭神といわれる天才ギャンブラーが頭打って10歳に逆戻りしちゃうという
わけのわからん話ながら
バリーウォンらしいありえない展開と
笑い、涙、アクション、エログロバイオレンスのごった煮サービス満載で
(エロはたいしてないか…)
最後まで飽きさせない映画である
とりあえずユンファは何をやらせてもうまい
カッコイイ役もできれば
コメディ的な役もいい味出してる
知能が10歳のおっさんの演技もうまい
それと賭神演技とのギャップを楽しむ映画でもあるねー
さらにガンアクションシーンでは
「男たちの挽歌」並みのダブル拳銃ユンファ撃ちも披露
何かと観る人のツボを押さえてある
若かりしころのアンディラウやジョイウォンなど
豪華俳優が脇を固めているのも見所
二作目はアンディラウ主役のゴッドギャンブラースピンオフになっていて
それ以降さらに
「ゴッドギャンブラー賭侠復活」「ゴッドギャンブラーラスベガス大作戦」と
計三作もアンディラウでも作られたりしている
四作目「ゴッドギャンブラー完結編」
二作目はアンディラウ主演のスピンオフ
三作目はチャウシンチー主演のスピンオフ
なので
ユンファ主演の正当な続編はこの完結編となる
監督は同じくバリーウォン
引退していたユンファの豪邸が襲われ
挽歌的銃撃戦バリバリでお腹いっぱいのところ
妊婦の嫁が襲われ、腹を裂かれて、赤ん坊をホルマリン漬けにして殺されるという
冒頭からスピード飛ばし過ぎのサービス精神にやられてしまう
なぜかユンファは一年間は復讐しないと誓い
そこからは関係なさそうな話がコメディ的に展開
もう観てる側がゴッドギャンブラーの映画だと忘れた頃に
物語が集束して結局みんな関係あるという作りもなかなかよい
一作目の役者さんをちゃんと話とともに絡めてるのもにくい
今回も二時間越えでなかなか長いが
サービス満載なので最後まで全く飽きない
なんだか何本も映画観たような満足感が得られてしまうのが
さすがバリーウォンって感じですなー
今回のアンディラウ的な相棒役はレオンカーフェイが勤めていて
まぁアンディラウほどの存在感はないけど
この人もそれなりに地位を築く人なんでそれなりにいい味出してるねー
ヒロインのン・シンリンはアニタムイを薄くした感じの人で
全然記憶にない人やったけど
フィルモ観てみると案外色々出てるんやねー
絶対観てるはずなんやけどなー記憶にないねー
ま、しかし
ユンファもバリーウォンもやっぱすごいわ
いつか第二回ゴッドギャンブラー大会したいねー
そういや今年いつの間にか
ちゃんとバリーウォン監督でユンファ主演の
新作ゴッドギャンブラーが公開されてて
すでにDVD化されてたりする
劇場公開時は全く知らんかって見逃したけど
そのうち観たいねー
あら、でも声優さんが磯部勉になってるねー
これだと挽歌ユンファになっちゃうね
今までゴッドギャンブラーは
DVDは大川透で
VHSは井上和彦やったんです
ま、磯部ユンファ好きやしえーけど
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