« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年9月の4件の記事

2015年9月25日 (金)

戦争って起こっちゃうのかしら?(◎´∀`)ノ

内閣が憲法解釈を変えたとき
安保法案採決のとき
「戦争が起こる」
「戦争法案」
とレッテルを貼って騒いでいる人たちがいたが
はたして
あの人たちの言っている
第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)的な戦争ははたして起こるのだろうか

そもそも戦争というのは
国と国とが国際法というルールにのっとって
宣戦布告をしたり
色々とめんどうな足かせがつく
今は昔よりさらに国際法が細かく決まって兎に角めんどくさい
(ちなみに対イスラム国戦は国対国ではないので戦争ではない)

しかもやってメリットよりデメリットが多すぎることは
先の大戦を経て世界中のほとんどの人がもう分かっている

そんなめんどうなことをわざわざする国はほとんどないのではなかろうか

だって

今はもっとお手軽で効果的な攻撃方法がいくらでもあるものー

今の主流は
サイバー戦争・情報戦争

テロ・革命等、民間人(似非含む)を使う戦闘行為
である

こういった小さな戦争でない戦争はすでに世界中で行なわれていて
現在はある意味すでに水面下世界大戦中である

あの反対デモ参加者たちは
それを全くわかっていない平和ボケした人たちか
それらを隠そうとする工作員のどちらかだと思う
(そういや辺野古で逮捕された韓国人何者かすごい気になるんやけど続報ないね)
 
 
 
サイバー攻撃は
インターネットを介して世界中でものすごい数が行なわれているが
例えば
発信源を中国だと特定できても
中国政府が「誰かわからない人が国内でやっている
調査はしている」と
とぼければ
もうどうしようもない

それでいて
ときには金融機関や個人をハッキングして金銭を得たり
社会インフラに障害を与えて被害を与えたり
会社や国家の機密情報を盗んだり
何兆円規模の被害を簡単に与えられてしまう

例えば

2013年3月 韓国で銀行や放送局のコンピュータシステムを狙った大規模なサイバー攻撃が発生した。この被害額はたった数日で8000億ウォン(約800億円)と発表されている。

しかもパソコンと人がいればできてしまうのでお金もかからない
北朝鮮がやたらサイバー攻撃に力入れてるのはこの理由が大きい

いちいち宣戦布告して戦争するより
サイバー戦争した方がやる方は安全に安上がり
そして相手にはより多大な被害を与えられる
 
 
 
そして、情報戦争は
いかに相手の国を貶めて国際的地位を落とし
自分の国を有利にするかのプロパガンダ戦争である

世界の多くの国が
嘘でも捏造でも相手の弱点をついて貶めてやろうと
映画を作ったり、本を出したりしているが

残念ながら(いいことでもあるが)
日本はその分野で全くといっていいほど活躍できていない
先の大戦敗戦理由のひとつもここらの情報戦争の軽視にある

しかし、相手国を貶めて自分を上げるという行為を日本にもやってほしいかというと
Noである
そういった武士道精神みたいなものは捨ててほしくなく思う

ので
とりあえず
捏造映画・本には毎回細かくしっかりと政府が反論していく姿勢だけでもしっかりしてほしいと思う
 
 
 
さて次は
民間人(似非含む)を使った戦闘行為だが

近いところで見ると

2015年9月14日操業中のベトナム漁船に、武装した中国人10人が乗り込み、漁師に殴る蹴るなどの暴行を加えた後、魚や、機器など2億ドン(約100万円)を奪い去った。

なんて襲撃事件がフィリピン・ベトナム漁船に対して2013年頃から多発しているが
これらは民間人に偽装した軍人がやっているという説もある

数年前、日本の海上保安庁の船に体当たりしてきた中国船もこの類である

ま、昔っから国民党や共産党は民間人のフリをするって手をよく使ってたけどね
そして戦闘で殺されたら民間人を殺したって騒ぐの

その他にも世界を見ると

ウクライナも明らかソ連兵が入り込んでいるにもかかわらず
ウクライナから独立したい民間人が勝手に戦闘行為をやっていることになっているし

「アラブの春」とか言われた民主化デモも
明らか西側諸国の仕込みであり
重火器を供与したり、内部で指導・扇動したり
スパイや軍事民間会社をうまく使ってやっている

重火器を持っている時点で
どう考えてもデモ隊ではなく反政府軍なのに
日本のマスゴミは最後まで「民主化デモ」と報道していたが
いったいどういうつもりなのだろう

政府をぶっ倒す反権力なら
重火器で攻撃しようがかまわない
とでも言うつもりだろうか…

なんだか
学生は殺されたらダメだけど
警察官は殺してもかまわない
っていう風潮だった
学生運動時代を連想するよ

ま、とりあえず
民衆をたきつけて独立とか革命とか民主化とか
反政府組織を武装化して政権転覆させるのが
現在の戦争のスタンダード

ま、日本の薩長vs幕府の裏にイギリスとフランス・プロイセンがいたりするのとか見ても
これも昔っからあることやけどね

それが肥大化しただけ

日本で唯一可能性があるとしたら「沖縄独立戦争」らしい
いちおう沖縄には今は少数派らしいが独立派がいるらしく
その人たちに中共が資金を投入して
さらに帰化した中国人や中国人留学生を動員し扇動
独立デモを煽り
最終的には武器を供与して独立戦争に持って行くって方法はある

そして、国連軍は中国の拒否権発動でやはり来ない

自国民(中国人)の保護を理由に中国軍事介入
どさくさにまぎれて占領と…

ま、現時点では実現不可なシナリオやけど
中国は「歴史的に沖縄は中国の領土」と今でも言っているし
土地買収を含み
かなりの中国資本が沖縄に投下されているところをみると
準備や工作はすでに行なっているとみてよい
チャンスがあれば実行という感じ?
 
 
 
そういや今日の京都新聞で
アメリカから完全独立して国連主体でやっていくとか論説を書いている人がいたけど

国連の
いくら会議で多数をとろうが
常任理事国の一票で否決できるって仕組みを知らないのかねー

つまり
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国が関与して攻撃してる場合
国連軍は絶対来ないってこと

実際、紛争が起こって常任理事国の拒否権により国連軍が行かなかった事例はいくらでもある

さらに

大戦敗戦国、日本には敵国条項がついている

憲章第2章第53条第1項後段(安保理の許可の例外規定)は、第二次世界大戦中に「連合国の敵国」だった国が、戦争により確定した事項に反したり、侵略政策を再現する行動等を起こしたりした場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は安保理の許可がなくとも、当該国に対して軍事的制裁を課すこと(制裁戦争)が容認され、この行為は制止できない

つまり日本を
「戦争により確定した事項に反したり、侵略政策を再現する行動等を起こしたりした」
とみなすことができれば
武力攻撃しても国連は何もしない

と宣言されているのである

どう見ても日本を助けには国連軍は来ない確立が高い

国連軍が日本にはほぼほぼ来ないって
日本人のどんだけの人が知ってるのかなー?
 
 
 
ではどうするのか?

1.日本だけで日本を守る
2.どこかの国と安全保障を結ぶ
の二択ぐらいになるが

鎖国してた江戸時代でも、もう限界で開国しなきゃいけなかったのに
今のグローバルな世の中
日本だけでってのはムリでしょ

じゃーどこの国と組むの?って言ったとき
選択肢はあまり多くない

常任理事国で強い軍隊を持っていて
ある程度信用できる国
となると…

利害関係やこれまでの歴史から考えても
もうアメリカしか選択肢がない

フランスやイギリスは極東のことなんか知ったこっちゃないし
ロシアや中国は終戦以降の侵略の歴史からみても信用できんし

基本、僕は
太平洋戦争でアメリカが日本人に対して行なった残虐行為は忘れちゃいかんと思ってるんですけど
それはそれ
現時点で反米って選択肢はどう考えてもないでしょ

少なくとも国連の
常任理事国廃止
敵国条項廃止
が行なわれてからじゃないと危なくって仕方がない

野菜の無人販売が成り立つのは日本だけっちゅー話ですしー

日本を攻撃しても世界中どの国も助けに行きませんってことが完全決定になったら
さてどうなりますかなー

今、反米になる方がよっぽど戦争起こりますよ
しかも
9条を正しく履行して軍隊をなくせば戦争は起こらないっていう人がいますけど

日本から軍隊なくして
しかも
日本を攻撃しても世界の誰も助けに行きません宣言したらどうなるでしょう

1949年のチベット併合のようなことが起こるんじゃないですかねー
チベットは軍隊なかったんでチョロかったみたいですよ
 
 
 
ま、そこでよく言われるのが
スイスは永世中立国でやってるじゃないかって話ですが

スイスはね
国民皆兵隊制度なんですよね
そんで各家庭が銃火器も持ってる
徴兵制ごときじゃないっすよ

しかも武器ガンガン作って輸出して
中立を理由に敵にも味方にもっていう
キタナイ売り方してるし

スイス銀行も中立を理由に誰の金でも預かって
ブラックマネーのマネーロンダリングまでしてる

そんな黒い中立国になりたいっすか?

僕はなってほしくないです
 
 
 
ま、そんな感じで

今のところ
現政権の路線はヒジョーに世界情勢を見据えた現実路線だと思いますよ
マスゴミはほとんど安倍憎しの論調ばかりで気持ち悪いですけどね

マスゴミは自分の主張を補完するためだけに記事書かないで
もうちょっと現実をちゃんと書いてほしいねー
いつまで大本営発表記事書いてるの?

主催者発表12万人、警察発表2万人とか
警察発表書いてない新聞って
まさに大本営発表じゃ…

体質変わってねー
 
 
 
あ、それから
もひとつ重要なのが

集団的自衛権と個別的自衛権

集団的自衛権があると戦争になって
個別的自衛権は戦争にならないってのは大嘘

先の大戦をみてみると
ほとんどの戦争が「日本の租借地や日本人が攻撃された」っていう個別的自衛権の行使で拡大してってる

戦争する気があれば
どんな状態であれ戦争になるのが世の常

逆に
国民が戦争しようと思わなければ戦争は起こりません

ちゅーことで
感情的にならず
冷静に戦争を回避する方法を探るのが一番大切

理論的に反対ではなく感情的に安保反対って人は
自分の親族が殺されたりした瞬間に
いつ感情的に「戦争しろ」に変わるかわからないし
実に危ない人だと思いますよ

先の大戦も国民感情に流された結果って部分もありますし
感情で突っ走るのはヒジョーに危険です

正義感の強い人ほど虐殺に向いている人はいません

| | コメント (5)

2015年9月17日 (木)

第57回京都映画サミット「食人映画」大会

第57回京都映画サミット「食人映画」大会
 
今回は
食人映画-食人族映画-香港系人肉饅頭映画(三級片)
という感じで
主に西洋の食人映画を観た
 
いつものメンバープラス
韓国代表も加わり
ますます国際的な感が出てきたサミットであった
 
 
 
「地獄の謝肉祭」

監督のアンソニー・ドーソンはイタリアのB級ビミョー監督アントニオ・マルゲリーティの変名である

戦時に食人の味を覚えちゃったベトナム帰還兵が
アメリカに帰ってきてから食人しちゃって銃持って暴れると…
しかも食人が人から人へ感染して…
っちゅートンデモ設定

ランボー+食人族+ゾンビ
という
当時流行っていたものを全てぶち込んでみたという
超売れ線狙いで
それだけでなんか面白そうに思うが

実際はさほど面白くない(;´д`)

たぶんそれは監督のせい

なんか展開もタラタラしてるし、見せ場もあんまりないし
音楽の流し方もヘタ
全体的に全くセンスが感じられない…

んー残念映画ですなー

「燃えよドラゴン」に出ているジョンサクソンが出ているが
実はこの人「燃えよドラゴン」意外はビミョーな映画、ビミョーな役ばかり…
そしてこの映画も…
 
 
 
「生きてこそ」

実際に起こった飛行機事故人肉食事件を忠実に映画化した映画

CGがさほど発達してない時代ながら
飛行機墜落シーンからしてよくできている
映画ながら全てにわたってリアルで
観てて中に入っていきやすく
リアルなのにちゃんと展開や波があって
面白く最後まで飽きずに見入ってしまう
よくできた映画である

特典映像に入っていたメイキングを観たところ
撮影にあたって
当時事故で生き残った三人を撮影現場に呼び
常に指導をうけながら撮影していた模様

それゆえのリアルさなのだろう

これは人生で一回は観ておいた方がいい映画かも
観とけば
もしかして飛行機で落ちて同じような状況になっても
ある程度の心構えはできるというもの
 
 
 
「デリカテッセン」

「アメリ」を大ヒットさせたジャン・ピエール・ジュネ監督の作品
「アメリ」に影響されたオシャレ女子がこの映画も同じ監督だからという理由で観て
ガッカリしたとかしなかったとか…

昔見たはずなのに話や内容が全く思い出せないなーと思ったら
話とか内容とかほぼなかったっす

変な雰囲気を味わう映画っちゅーか
なんなんでしょ
 
フランスでは大ヒットして
日本でもけっこう好きっていう人いるみたいですけど
 
僕は正直つまんないっす
 
ジュネ監督は「エイリアン4」なんかも撮っちゃったりしてますが
こっちもまぁまぁな感じですね
 
 
 
「トランス愛の晩餐」

作られたのが1982年と
たぶん1981年の佐川くんによる「パリ人肉事件」に影響を受けたのであろう映画
(佐川くんは25歳蘭女子を食べたんやけど)

内容はシンプルで
憧れのスターにあったら一夜限りでポイされかけ
殺して食っちゃったってだけ

でも、全編に鳴り響く
クラフトワーク崩れのようなジャーマンテクノポップと映像が独特の世界観を作り上げ
それに加えヒロインがいい具合に美少女なので
なんだかすごいいい味を出した映画になってしまっている

途中も低予算でたいした展開もないのになんだか観れてしまうし
ラストあたりの
ジャーマンテクノが流れる中、美少女が裸で惨殺して調理して食うというシーンも
予算がなくて残酷シーン控えめであるにもかかわらず
なんだかすごい名シーンになってしまっている…
さらに最後の最後
「タクシードライバー」並みの衝撃があったようななかったような…

んーすごいな

ちなみに佐川くん事件モチーフ映画としては
イタリアのカルトB級監督アルドラド(「暴行列車」の監督)による「愛のかたち」なんてのもあるらしいが
こちらはソフト化されていないらしく見たことがない
 
 
 
「人肉食堂とむらいレストラン」

「ミミズバーガー」を監督したテッドVマイクルズが製作で
監督は知らん人な
ゆるゆる系スプラッター

三人の殺人鬼とその末路が主な内容で
葬儀屋と食堂経営者が生活のために共同で殺しやってるという…
なんだかなーな、アホなお話

おねーちゃんが出てくると必ず死ぬ…
ちゅーか殺されるためだけに無理くり出てくる

ま、ジョンウォーターズがオススメしてるってだけで
そのひどさがわかるってもんだが

1967年やからまだHGルイス風の超赤い血糊スプラッターで
そのあいだ間に超つまんないギャグシーンを挟み込み
さらに期待を裏切る脱力系展開という

もう何かしらヒドイんやけど
独特の味があって、なんだかまた見たくなっちゃうのが不思議…(;・∀・)

そして音楽はなぜかカッコイイ…
あ、なんかそのあたりラスメイヤー的かもー
 
 
 
いやー
ジャンルも色々
切り口も色々
食人映画の世界も深いねー

そのうち
香港系人肉饅頭映画大会
食人族映画大会
もやりたいねー

| | コメント (0)

2015年9月 7日 (月)

第57回京都映画サミット開催のお知らせ

来る
9月12日土曜日
第57回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のテーマは
ベジタリアンであるベジ太くんの切なる要望により
「食人」ですヽ(´▽`)/

ベジタリアンで食人かよっ!(*`ε´*)ノ
ってツッコミたくなるのが人間てものですが

よく考えてみれば
ベジタリアンとはいえ
自分の口内や食道の皮膚片は食べているので
人肉はOKにしとかないと
口内や食道をコーティングして肉片が剥がれないようにでもするしかなくなりますし
人肉OKなのは当たり前のような気もします

少なくとも自分の肉はOKと

あらためて考えてみると
僕も唇が荒れてとれた肉片とか
今まで生きてきて何かしら自分の肉片は食べていますね

昔聞いた話では
ムツゴロウさんも人肉食べてみたくて仕方なくて
犯罪にならないように自分の肉を食べてみたらしいですし

遭難して人肉食べて助かったなんて話があったり

友達の嫁によると
産院によっては産後の胎盤を食べさせてくれるところもあるとかいう話で

案外みんなふつーに人肉食なのかもしれません

さて
そんなわけで
手持ちの映画を探してみると
あるある
いっぱいある人肉関係

仕方がないのでまず
人肉を食べるシークエンスがあっても
それをメインに据えてない映画
例えばサランドラ、ヒルズハブアイズとかクライモリとか
そこいらへんは外して
タイトルに「人肉食」がバーンと売りにされてるやつ限定ということにしました


それでもまだまだあって
ざっとピックアップしただけで25本になりました
Σ(・ω・ノ)ノ!

仕方ないので
今度は人食族系と単なる人食系に分けますと
食人族系10本(食人族も案外作られてるなぁ…)
食人系15本
となりました

これでもまだ多いので
さらに香港アジア食人系とその他食人系に分けますと
食人族系10本
香港アジア食人系7本
その他食人系8本
となり

まぁこんなぐらいの分け方でいいかなーと…

ちゅーわけで今回は「その他食人系」をテーマとします
残りはいつかまた…

「アメリ」の監督が作ったオシャレ?人肉映画「デリカテッセン」
ベトナム戦争時に食べた人肉の味が忘れられず食べちゃう食人系ランボー「地獄の謝肉祭」
食人鬼のいる島に行っちゃった「猟奇!喰人鬼の島」
スターをファンの美少女が食べちゃう「トランス愛の晩餐」

あとWHDががんばって出してるビミョーなシリーズ
「人肉食堂とむらいレストラン」
「カンニバルマン精肉男の殺人記録」
「フライトメア恐怖人喰い女達の晩餐」
「ザ・コールド人肉嗜食者達の晩餐」

がありますです

いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするものです

また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

| | コメント (7)

2015年9月 4日 (金)

第56回京都映画サミット「アレックス・デ・ラ・イグレシア監督」大会

第56回京都映画サミット「アレックス・デ・ラ・イグレシア監督」大会

今回、岡山代表、福岡代表が加わって
京都、滋賀、中国、岡山、福岡と
なかなかサミットっぽいメンバーとなった

さて最初に観たのは

13 みんなのしあわせ

孤独死した老人が残したロトくじ当選金数億円をアパートの住人が奪い合って殺し合いになるという
なかなか面白そうな設定で
スペインのアカデミー賞、ゴヤ賞ノミネート作品なので少し期待していたが
思ったより面白くなかった

設定や全体の話の流れはよかったと思うが
個々の展開や演出がダレ気味でテンポが悪い

やはりブラックコメディはテンポとノリと緩急が必要だと思うのだが
そのあたりがちと足りない感じ

役者さんのキャラがそれぞれなかなかいいので
それにかなり助けられているが
それでもダレ感はどうしようもない感じやった

んー残念
 
 
 
気狂いピエロの決闘

第67回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)と金オゼッラ賞(脚本賞)を受賞
タランティーノが絶賛したらしい
でも
それなりに面白かったんやけど
それなりかなぁー

タイトル通り二人のピエロのひとりの美女奪い合いの半生を描くという
なかなか異色な設定で
先の読めない展開はなかなかよかった

しかし
全体的に遊んでいるわりに真面目すぎてコメディー的要素や狂気が少し足りず
ややどっちつかずな雰囲気になってしまっている気がする

あとせっかく二人のピエロという切り口にしてるんやし
両方の子供時代からたどるとかもあったと思うし
オチももうひとひねり欲しかった…

そういやピエロ二人が奪い合う美女は監督の嫁
「スガラムルディの魔女」にも出てたよ
 
 
 
マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾

コレはなんら賞とってないんやけど
上ふたつより面白かった

スガラムルディの魔女もそうやったけど
子供の使い方がうまいね
銃撃たせたり、おねーちゃんのおっぱい揉ませたり
やっちゃいけないことやらしてるのがいい

内容は田舎のアミューズメント施設ウエスタン村が地上げにあって
閉鎖に反対するスタッフたちが実弾800発を購入
普段の空砲を実弾につめかえて施設に立て篭もるという
毎回ながらなかなかの面白設定

スペインは荒野っぽいところが多いらしくて
けっこうマカロニウエスタンの多くがスペインで撮られたりしているので
案外スペインとマカロニウエスタンのつながりは深い
そこいらへんにしっかりオマージュを捧げているあたりもよいし
全体的によくできた悪いところのない映画

ただ僕的には
ラストがふつー過ぎかなぁーと思った…
もうちょっとひねりの効いたオチなかったのかなぁ…
まぁあんだけやっちゃったら
話まとめようないかもしれんけど
 
 
 
どつかれてアンダルシア (仮)

この映画も受賞してないけど
昔からけっこう好きな映画

二人のドツキ漫才コメディアンが売れるにしたがって仲が悪くなり
殺し合いにまで発展してしまうブラックコメディ

二人のもともとの役者さんのキャラに加えて
なんちゅっても
広川太一郎と青野武コンビの吹替が最高!

たぶんこの吹替なかったら
だいぶ面白さ下がると思う

観るときは必ず吹替で観てほしい映画のひとつ
 
 
 
そんなわけで
案外、受賞してない映画の方が面白かったりー
不思議な監督さんでしたー

「ハイル・ミュタンテ!/電撃XX作戦」
「ビースト 獣の日」

のふたつ観たいなー

| | コメント (0)

« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »