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2015年6月 3日 (水)

第53回京都映画サミット「アルジェント ジャーロデイズ」大会

ジャッロ(伊: Giallo、発音 ['ʤallo])は イタリアの20世紀の文学ジャンル、映画のジャンルである。フランスの幻想文学、犯罪小説、ホラー小説、エロティック文学に密接にかかわりがある。日本では、ジャーロと表記されることも多い。この語はジャンルの実作例にも使用される語であり、その場合、英語においても、イタリア語の複数形 "gialli"(ジャッリ)を使用することもできる(日本語での使用は稀少である)。「ジャッロ」(giallo) の語はイタリア語で「黄色」を意味し、黄表紙のペーパーバックに装丁された同ジャンル小説の起源に由来している。(wikiより)

まぁ僕なりのジャーロ映画のイメージは
・殺人鬼モノ
・視聴者に犯人がわからず犯人探しができる
・どんでん返しがある(ムリくりな場合も多々)
って感じで
ダリオアルジェントとその師匠筋のマリオバーバあたりが代表っぽいですかね

今回はそんなアルジェントの代表作を観ちゃう感じです
 
 
 
「歓びの毒牙」

アルジェント初映画監督作品
冒頭、主人公がガラス張りの自動ドアの空間に閉じ込められて殺人現場を見てしまうくだりから
なかなかキャッチーで
最後まで飽きさせない作りはさすが

犯人も途中でだいたいわかるものの
なかなかよく考えてあると思う
ジャーロっぽいっ!

音楽がゴブリンでなくモリコーネでゴブリンほどの強烈さはないが
これはこれでかっこよい
さすがモリコーネあらゆるところで、いい仕事してます

ヒッチコックをオマージュしながらもアルジェントっぽさも端々に現れ
初監督とは思えない実によくできた映画やね
 
 
 
「わたしは目撃者」

アルジェント第二作目
染色体研究所に関わる殺人事件をめくらの元記者と若い記者がタッグを組んで解決していくという
話がなかなかよくできていて、最後まで飽きさせない作りになっている
犯人も最後まで特定しにくいのもジャーロっぽくていい
ムリくり感はややあるが…(^_^;)
動機もビミョーやね…
ジャーロはキチガイだった…だから仕方ないねってオチが多い…

ヒロインとしてカトリーヌスパークが出ていてちょっぴりヌードもあるのだが
なんだか貧相でがっかり…なくてよかったかな…

もう一人のヒロイン、めくらの元記者の姪っ子ちゃんは活躍があまりなくて残念
もっと何かほしかったなぁ…

そしてやはりコレも音楽がモリコーネで
実にいい雰囲気を出している
流石です
 
 
 
「四匹の蝿」

アルジェント第三作目
権利問題で永久にソフト化されないと思ってたら
2010年に急にソフト化、次はいつ発売されるかわからないのでとりあえず買っといた
今のところさらにBRなどで発売される感じはなくDVDもややレア化しているので
まぁ買っといてよかったね

さて本編だけど
冒頭のバンド演奏がなかなかかっこよくキャッチー
蝿が演奏者にたかるのも何かを暗示している感が出ていてよい
一作目、二作目と同じく音楽はモリコーネで
さすがって感じですね
4匹の蝿をからめたプロットもなかなか面白いが
今回、逆にアイデア賞ははそれだけかも…
中盤ちょっとダレるし
犯人がかなり早くになんとなくわかってしまうあたり
ちょっとジャーロ映画としてはぬるい感じがした
 
犯人の死に様はなかなかオシャレ映像ですばらしい 
 
 
 
「サスペリア2」

「ビッグ・ファイブ・デイ」という全く売れなかったらしいコメディ映画をはさんでの5作目
ほんまは「サスペリア」の続編でもなんでもなく
「サスペリア」以前に作った作品やけど
日本では「サスペリア」がヒットしたのにのっかって、ひっぱり出して公開したんで
こんな邦題になっちゃってる次第

アルジェントはここで音楽にゴブリンを初めて起用したんやけど
これがまたカッコイイ
映像とのコラボでなんとも言えないゴブリン=アルジェントワールドが展開して
すばらしいの一言
コレは当時としては斬新極まりない音楽やったに違いないね
みんなぶっ飛んだはず

まぁ今でもゴブリンはゴブリンで誰にも真似出来ない感はあるけどね

ロメロの「ゾンビ」もゴブリンの音楽のおかげでヒットして
結果、ゾンビ映画の巨匠になったわけだし
いやーほんまゴブリンはスゲーわヾ(;´Д`A

で、

話はツッコミどころはあるものの
なかなかよくできていて
最後まで犯人分かりづらいし
ちゃんと、え゛ー!コイツが犯人かいっ!( Д) ゚ ゚
ってヤツが犯人やし

見せ場の惨殺シーンも多々あるし

ジャーロのお手本みたいな映画やね

ちなみに
「サスペリア2」には劇場公開版と完全版があるんやけど
完全版はいらんね
主人公と新聞記者ヒロインのラブラブシーンがやたら増えててて
緊張感がそげるし
視聴者がヒロインを犯人と疑う邪魔になる

冒頭の主人公がジャズバンドで演奏してるシーンもいらん
いきなり超能力講演会に入った方がキャッチー
ま、そんな感じで
増えてるのはムダシーンばかりなのです

でも劇場公開版には
僕の好きな日本語吹替が入ってないんですよね

完全版の吹替を編集すれば入れられそうやのに
なぜか入ってない…
やる気ねぇーなー日本の会社…
 
 
 
そんな感じで
「アルジェント ジャーロデイズ」大会
しゅーりょー

次回は

その他ジャーロ映画大会をするか
マリオバーバ大会をするか
魔女大会をするか
愛娘、アーシアアルジェント大会をするか
はたまた
ダメ息子、ランベルトバーバ大会をするか

どうしましょう(;・∀・)

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