« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月の4件の記事

2015年3月29日 (日)

うちの店で映画の撮影がありました(*゚▽゚)ノ

Rimg0008_r
と言っても

同志社大学の映画サークルF.B.I.さんの
自主制作映画ですけどー(*゚▽゚)ノ

何やら店の主人が情報屋っていう設定で
主人公たちが情報をもらいに来るシーンらしいです

でもちゃんと店の主人はおっちゃんの役者さんやし
意外に凝ってるかもかも
Rimg0009_r
最近の映像撮影はデジタル一眼カメラが主流のようです
低予算インド映画でも同じようにデジカメで撮影してました
手持ちカメラより
ズームとかが手動でやりやすかったり
レンズがよかったり
色々メリットがあるようです

音声はPCMデジタル録音機で別録り
後でパソコン上で合わせるみたいです

誰でも昔より簡単に撮影・編集ができるようになりましたねぇー

出来上がりは
編集とかCG合成とかがあって
8ヶ月後とか…

いやー時間かかるなー

石井輝男とか
あの時代の監督が2週間で映画一本撮ってたのは
やっぱすごいよなー

ところでF.B.I.は何の略?

そうそう
ついにデジカメ買ったんです
中国人のおねーちゃんがたくさん買ってくれた分でー

今回のブログの写真はそのデジカメのヤツ
やっぱキレイに撮れるね

ちなみに機種はリコーのWG-4

前から欲しかったシリーズなんですけど
ちょうどモデルチェンジ前で底値かなーって

特徴としては
水中でも撮れる
スピードカメラ撮影ができる
超接写ができる
2mの高さから落としても壊れない
レンズがいい
等々
なかなか楽しそうなカメラなのです

起動が早いのもいいです

動画も撮れるし
僕も何か映像作品作ろうかなーヽ(´▽`)/

| | コメント (0)

2015年3月20日 (金)

第51回京都映画サミット「帝都物語」大会

第51回京都映画サミット「帝都物語」大会
無事終了いたしました

とりあえず最初は実写の二作
「帝都物語」

昔はテレビでよくやってたのに最近やらんね
実相寺昭雄監督なのでやっぱりどことなくウルトラマン感のある演出と音楽
手作りのSFXを含めまぁうまいこと作ってある

予算も10億円と日本映画では多め
でもたぶん明治の街並み造りにほとんど使っている気がする

話は原作1~4巻までなんやけど
さすがに消化し切れずだいぶ端折ってある感が…
けっこう重要ポイントもぬけてたりする
135分もあるのだからもうちょっと語れたのではないかと思うが
まぁ仕方ないか…

個人的に一番気になったのは辰宮兄=石田純一がミスキャストではないかということ
あの役は気持ち悪い妹萌えで、近親相姦したり、妹を殺したりの汚れ役なのに
汚れ感が全くない
ラストに唐突に兄妹で抱き合って正門塚に飲まれていく描写も
原作とかけ離れ、なんだかなーって感じがした…

それから恵子=原田美枝子がちょっと歳行き過ぎかと…
もうちょっと若い人がよかったです…(゚ー゚;

まぁでも、万人ウケ部分の雰囲気は出てるし、それなりに面白いですよ

そういや
クライマックスに登場する加藤の使い魔・護法童子はH・R・ギーガーのデザインらしい
この人も色々やってるなー(゚▽゚*)
 
 
 
「帝都大戦」

話は原作11巻戦争編の一冊分だけなんやけど
それをさらに端折って
陰陽師などのややこしい部分を外し
かなり別物の超能力ウォーズになっている

僕はコレはこれで好きなんやけど
(ちゅーか実相寺版よりこっちの方が好き)
原作好きな人にはかなり評判悪い
(ちゅーか原作ほんまに好きやったら実相寺版も色々あかんと思うんやけどね…)

アクション監督香港から呼んで加藤にワイヤーアクションさせて跳ばしまくるし
スクリーミングマッドジョージにSFX担当させて
加藤が負けるときデローンて裏返ったりとなかなかのおもしろグロ描写も満載
という感じで完全に娯楽に徹しきった方向性
ま、中途半端に原作を追って消化不良気味になるより潔いと思います

個人的には
野沢尚子が「アメリカさんは病院なんか撃ちませんよ」とか言って窓から手を振ってたら
機銃掃射をあびて撃ち殺されるシーンがなぜか心に残っています
 
 
 
「帝都物語OVA版」

りんたろう監修のもと当時の新鋭監督4人それぞれに一話づつ監督させた4話構成のアニメ
僕の持ってるのはVHS版で
40分×全四巻で160分かと思ったらDVD版のデータを見ると170分あるみたい
42分づつぐらいあったのかな…

基本、実相寺版と同じ原作1~4巻を下敷きにしているが
時間も35分多いだけあって
実相寺版より丁寧に原作に沿って描いてあるので僕はこのバージョンが一番好きかも
辰宮兄妹の近親相姦的な関係や妹のキチガイさもきちんと描いてあるし…

ただ、個人的にはキャラデザが今となってはビミョーな気がした
当時のガイナックス風というかオネアミス風というか
なんか古臭さが…
いいものは古くならないということを考えると
キャラデザはちょっと残念なデキなのかも…

また、このVHSには一巻終わるごとに10分ほどのドキュメンタリーがついており
これが意外に面白い
基本、帝都物語関連の寺社仏閣や史跡を廻るのだが
風水の考え方なども軽く解説し
帝都物語を深く味わう上ではけっこう重要なポイントをしっかり語ってくれる
ちなみに巫女衣装で出てるナビゲーター鶴田真由は九字を切る以外は全くしゃべらない…謎の演出(^_^;)
これはDVD版には入ってなさそうやなー

僕はコレで学天則の開発者 西村真琴博士は
実相寺版で西村真琴博士を演じていた俳優西村晃氏の本当の父だということを知った
このにくい配役はDVD特典とかで解説してもいいぐらいやと思う
 
 
 
漫画版「帝都物語」
藤原カムイ版

実相寺版やOVA版と同じく原作1~4巻を元にしているが
オリジナル要素もあり
絵柄も含め全体の雰囲気は同じものの
作品としてはまた違ったものになっているのが興味深い
欄外や巻末に解説があったりとがんばってはいるが
やはり180ページちょっとなので、やや端折り感がある…

でも普通に面白いですよ(^^♪
 
 
 
高橋葉介版

いちおー藤原カムイ版の続編だがタイトルを同じにしたので混乱が起こっていて
コレだけを読んで意味がわからないという人がたくさんいるもよう
そりゃそうだ…(^_^;)

原作5と11巻を元にしているが
夢幻紳士が登場したり、小説では語られなかった加藤と恵子の満州での生活などが描かれており
かなりオリジナル要素が強く、それはそれでなかなか興味深く読める

絵柄もまぁ高橋葉介自体もともと好き嫌いの別れる絵なので帝都物語感ぶち壊しとか言って嫌な人もけっこういるみたい
辰宮洋一郎がデブでキモイおっさんになっているのが全ての作品の中、最も原作に忠実だと思うが
辰宮由佳理が化け物化してるのはちょっとやり過ぎ感も…(;´д`)

ところで
観阿弥光凰が呪い殺す相手は
映画「帝都大戦」ではヒットラーだったが
高橋葉介版ではルーズベルト大統領になっている
原作はどっちなのだろう11と12は持っていないので確認できない

ルーズベルトの方が話の流れとしては自然だが…
 
 
 
他には「帝都物語外伝 機関(からくり)童子」が映像化されているが

未見である
何やらほとんど別物になっているらしい
 
 
 
残りの帝都物語原作6~10巻の戦後編は今のところ映像化されていない
三島由紀夫が軍隊率いて加藤と戦ったり
割腹自殺した後復活したり
とか
角川春樹が登場して活躍するという
そこらへんの内容がまずいのかもしれない…(;´▽`A``

| | コメント (4)

2015年3月12日 (木)

「春のお茶会」開催のお知らせ!

立春も過ぎましたが
未だ雪・氷と
全く春らしくならない京都

とりあえず
は~るよ来い!ということで
「春のお茶会」
を開催いたします
ヽ(´▽`)/

3月14日(土)

10時~16時

いつも通り
和菓子付きで
(春テーマの末廣軒手作り和菓子)
一服 500円!
∑q|゚Д゚|p

場所は
万物創造房裏お茶室「和み亭」

近くへお越しの際は
是非、お立ち寄り下さい
(◎´∀`)ノ

今回はうちの祖母の時代のお雛様がお茶室床の間に飾ってありますよ

え?お嫁に行けなくなるのでは?って…

大丈夫です

旧暦ではまだ雛祭りになってないのでしたー

京都では旧暦に合わせてまだ飾っているところも多いみたいですね

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

今回のお菓子は
末廣軒「菜の花」
K0010904_2
でした

| | コメント (1)

2015年3月 4日 (水)

第51回京都映画サミット開催のお知らせ

来る
3月14日土曜日
第51回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のテーマは
「帝都物語」

言わずと知れた
荒俣宏氏の最大のヒット作
小説「帝都物語」を映像化した
映画、アニメ群です

荒俣 宏(あらまた ひろし、1947年7月12日 - )は、日本の博物学者・図像学研究家・小説家・収集家・神秘学者・妖怪評論家・翻訳家・タレント。

玉川大学客員教授。武蔵野美術大学客員教授。サイバー大学客員教授。日本SF作家クラブ会員。世界妖怪協会会員。(wikiより)

また同時に資料として
原作小説、漫画(高橋ようすけ版、藤原カムイ版)も出しておきます

いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするものです

また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

| | コメント (0)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »