第47回京都映画サミット「ジェームスブラウン」大会
第47回京都映画サミット「ジェームスブラウン」大会
無事終了いたしました
とりあえずまずはJBのライブを流す
「ライヴ・アット・チェイステン・パーク」
ファンクの帝王ジェームスブラウン
1984年ジョージア州 アトランタ チェイステンパークでのライブ
JBは1933年生まれなので当時51歳(1928年生まれの説も)
個人的にはJBの絶頂は60年代後半~70年代前半だと思うので
やや落ちる感はあるものの
まだまだすごいパワーである
バックのJB'sもカッコイイ!
JB'sを脱退してPファンクとかに参加していたメイシオパーカー(サックス)もなぜかいて
所々で渋いソロを聴かせてくれる
この頃は仲直りしてたのかねー
そして次は定番
「ブルースブラザーズ」
この映画には劇場公開版とカットされた場面を復元したディレクターズカット版があるのだが
今回はテンポのいい劇場公開版をチョイス
ブルースブラザーズはもともと
「サタデーナイトライブ」というライブ&コント番組(日本で言えばドリフみたいな…)の中の
ブルース・ソウルの名曲をジョンベルーシとダンエイクロイドがカバーして歌うというワンコーナーのキャラ
コント番組なのにバックバンドやゲストが超豪華で音楽好きにはたまらない感じになっている
それを映画化したのがコレなんだけど
やはりこっちもゲストミュージシャンが超豪華
その中のひとりがジェームスブラウンで
ジェイクとエルウッドが孤児院を救う神の啓示を受ける教会の牧師役をやってるのです
なかなかかっこいいなー
出るシーンは少ないけどかなり印象に残る
ちなみに僕がはじめてJBを知ったのはこの映画でした
このシーンの撮影時
あらかじめ録音した音楽に合わせて歌う演技をすることになってたが
ジェームスブラウンは常にアドリブで歌ってそれにバックが合わせてるため
テープに合わせて全く同じ事を二回するとかが無理で
結局、リアルタイムで録音したらしい
同じことを二度としないJB
ある意味すごいぞ
「アンダーカバーブラザー」
黒人の頭の中を白人化する秘密計画を阻止しようとがんばるスパイコメディで
お話はたいしてなく
グッドチョイスでノリのいい音楽と
70年代ブラックスプロイテーション、カラテ、スパイ映画オマージュを楽しむ映画
ゆえにそのあたりの映画を色々と観てないと面白さ半減かもかもー
冒頭アベレイジホワイトバンドの曲でかっこよく始まって
AWBはその名の通り白人がほとんどのバンドなんで大丈夫なのかと思うが
白人化される黒人がテーマなので
わざと選曲しているのかもしれない
文字も撮り方も70年代風でなかなか凝ってるオープニング
個人的にはラストバトルあたりの
千葉真一 腸引きずり出しカラテオマージュとか
マイケルジャクソン対決とか
ブルースリーオマージュとか
そのあたりが一番面白かった
キャットファイトもちゃんとあるけど
R指定を下げるためかエロは思ったより抑え気味である
ちと残念
エロ・下ネタギャグは多いのになー
JBは後半、拉致される本人役として登場
出番は少ないものの
ムーンウォークっぽい謎の踊りも披露し健在っぷりをアピールしている
でも、この映画の制作が2002年で当時69歳
死んだのが2006年なんで、死ぬ4年前なんだよね…
そんな感じで時間もさしせまりー
最後にJBが音楽を担当した「ブラックシーザー」
のオープニングを流ししゅーりょー!
オープニングだけでも傑作だとわかる
音楽と絵がシンクロしてかっこいいねー(*゚▽゚)ノ
こいつはそのうちまた集まったときに観たく思います
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