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2014年3月20日 (木)

「きちがい」「乞食」「ルンペン」を使ってはいけないの?(゚∇゚|||)

さて
今日ニュースを見ていたら
こんな事件があった

「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室

 戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を大阪府泉佐野市教委が1月、市立小中学校の図書室から回収し、子どもたちが今月19日まで読めない状態になっていたことがわかった。作品に「差別的表現が多い」として問題視した千代松大耕(ひろやす)市長(40)の要請を受け、中藤辰洋教育長が指示したという。
市教委は20日、各校に返すとともに、差別的表現について何らかの指導をするよう求める方針だという。

 市教委や校長らによると、昨年11月、中藤教育長が一部の小中学校に「市長が『ゲン』を問題視している。図書室から校長室に移して子どもらの目に触れないようにしてほしい」と口頭で要請。今年1月には、市立小中学校18校のうち、「ゲン」を所有する小学校8校、中学校5校に対し、市教委に漫画を持ってくるよう指示した。集めた作品は市教委が保管していた。

 松江市教委で「暴力描写が過激だ」として市立小中学校の図書室で閲覧を制限していた問題が昨年8月に発覚したのを受け、泉佐野市教委は各校に「ゲン」の所有状況を調査していた。

 千代松市長によると、市長自身も作品を読んだうえで、「きちがい」「乞食(こじき)」「ルンペン」などの言葉について、教育長に「問題が多い」と伝えた。時期は覚えていないという。

 千代松市長は取材に対し、「漫画の内容ではなく、差別的な表現が問題だと思った。泉佐野は市全体として人権教育に力を入れており、教委には、漫画を読んだ子への個別指導が必要ではないかと伝えた」と話した。

 一方、泉佐野市立校長会は1月23日、「特定の価値観や思想に基づき、読むことさえできなくするのは子どもたちへの著しい人権侵害だ」として、回収指示の撤回と漫画の返却を求める要望書を教育長に提出していた。

 中藤教育長は「市教委が閲覧制限のようなことをしたのは望ましいとは言えないが、不適切な表現があるのは事実。市長が求めるように、読んだ子を特定して個別指導するのは物理的にも困難だが、何らかの指導は必要だ」と話した。(朝日新聞 2014年3月20日 編集委員・西見誠一、倉富竜太)

「はだしのゲン」問題は昨今よくとりあげられるが
僕は名作だと思う(僕は旧版で全部持ってます)

たしかに左翼階級闘争的側面はあるが
それはそれで作者の主義主張がひよっていないところが
そこらへんにいる利益に転ぶサヨク連中より好感が持てるし
作品も原爆や戦争を体験したその怒りのパワーを根源としたカオスな魅力に溢れている

僕は全国の図書館に置くべきだと思う
左翼であろうがいいものはいい
読むべきものは読むべきものなのである
たしかに一巻あたりは残酷でトラウマになりそうであるが
こういうトラウマは必要だと思う
トラウマが人間をよりいっそう成長させ、深くすることもある

ちゅーか
僕は「はだしのゲン」
昔からさっさと英語訳して、アメリカにばら撒けと思っていた

だからサヨク民主党が政権を握ったとき
今こそ「核兵器のない社会」を唱えノーベル平和賞を貰ったオバマに英訳版の「はだしのゲン」を手渡してやれ
と思ったが
残念ながら、そのようなことは起こらなかったので残念である

所詮、ひより政党

と、「はだしのゲン」について語りだすと切りがないので
本筋に戻ろう

今回、「はだしのゲン」より気になったのがこの部分↓

「きちがい」「乞食(こじき)」「ルンペン」などの言葉について、教育長に「問題が多い」と伝えた。

僕は過去の作品について
現在の一時的流行で改変するのは、作品に対する冒涜であると共に
言論統制、歴史の隠蔽、ファシズムであると思う

言葉の意味は常に時、場所、相手、歴史とともにうつろう

例えば
「乞食」はもともと、「こつじき」と読み
お坊さんが托鉢して食べ物をもらう尊い行為をさす仏教用語である

宗教者と云うものは人に助けの手を差し伸べるのが仕事であり
金品を得る仕事に精を出していては肝心の人を救う仕事ができないため
労働はするべきではなく
その替わり食を乞うのである

托鉢は今でも修行の一環として行われ
京都の街中でもよく家々を廻るお坊さんが見られる

その行為が「乞食」である

そして、いつしか食い詰めた人がニセ坊主を装い食を得ることをはじめ
そして、いつしか坊主を装うこともなくなって
「乞食」という職業が完全にお坊さんとは独立してしまって現在に至る

漢字としても「乞う」はお願いするという意味で
何ら差別的ではない
勝手に知識もないアホな現代人がイメージで差別的と決め付けて言葉狩りをしただけである
 
 
 
同じく「ルンペン」は
「マルクスが労働意欲を失った浮浪的無産者や労働者階級から脱落した極貧層を「Lumpenproletariat(ルンペンプロレタリアート)」と称した」
ことからきた言葉らしく
学術的分類の言葉にすぎず
どちらかというと高尚な言葉である

マルクスを「差別主義者のファシスト野郎だ!」とかまで言うのでしたら
まぁいいですけど…(゚ー゚;
 
 
 
また「きちがい」についても
意味的には「気の流れが違う」というだけで
「精神異常」や「精神障害」より、明らかにやわらかに言っている言葉であり

「釣りキチ三平」などの使用例でもわかる通り
「~マニア」的な肯定的な使い方もできる言葉である

「釣り精神異常三平」や
「釣り精神障害三平」という風には
どう考えても使えない

「きちがい」の方が良い言葉なのは明らかである

明らかに和的なやんわりとした言葉なのに
「きちがい」をいちいち「精神障害」などの言葉に置き換えてる馬鹿は
いったい何を考えているのか…
(;´д`)
 
 
 
そろそろ
知識のない勝手なイメージ先行の言葉狩りやめませんか?

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コメント

全く関係ないですけど
岐阜県加茂郡川辺町の乞食祭り
http://b-spot.seesaa.net/article/16089357.html
いい感じですねぇー(゚▽゚*)

投稿: 万物創造房店主 | 2014年3月20日 (木) 午後 05時26分

>怒りのパワーを根源としたカオスな魅力に溢れている
 
「はだしのゲン」を一言で言い得てますねー
"帯"に使えますよ(*^ー゚)b
悪ガキ達の飽くなきエネルギー『そのもの』がこの作品の
魅力すねー自分は好きじゃなかったけどなんだかんだで
気になって全巻読んだな確か(^^;)
 
 
>こういうトラウマは必要だと思う
 
こういうことを嫌がる親は実に多そうですねー昨今。
人間の感情・情緒というのは筋肉と似ていて想定外の
負荷をある程度は与えないと「強くならない」という
視点が欠けているのではと思うです。
 
 
>そろそろ
知識のない勝手なイメージ先行の言葉狩りやめませんか?
 
知識層に代替えが起こって、
「無意味な表層的な騒ぎはもう止めよう」
という主張が起こり良くなっていくと思いたいすねー
\(^^)/

投稿: kuroneko | 2014年3月21日 (金) 午前 01時46分

>"帯"に使えますよ(*^ー゚)b

ありがとーござーますo(*^▽^*)o

>悪ガキ達の飽くなきエネルギー『そのもの』がこの作品の魅力すねー

戦後の最も日本が困難だった時代の最も困難だった広島という場所で、どう子供たちが生きたかの記でもあり
日本人が忘れてはならないポイントが色々抑えてあるよい話だと思います

戦後、アメリカ様にすりよった人々には抹消したい作品かもしれませんけどね

「少年H」みたいに後からの「僕は全部見通してた」みたいな創作っぽさがなく、生っぽいところも魅力ですね

>自分は好きじゃなかったけどなんだかんだで
気になって全巻読んだな確か(^^;)

僕は図書館に最後までなかったのか
ラストが全く記憶になくて
きちんとラストまで読んだのは大学生になってからぐらいっすね

>知識層に代替えが起こって

知識層はわかってるけど
ビビッて何も言えないか
わざと言わないかのどちらかでしょうね

そもそも言葉狩りをやってるグループって
組織存続のために目に見える何らかのターゲットや運動の成果がほしくてやってるだけで
本来の目的とずれてる場合が多いですね

韓国が国をまとめるために反日に走るのと似てます

投稿: 万物創造房店主 | 2014年3月21日 (金) 午後 04時25分

それそれって~ 電車の優先席もおんなじ~ ことばをかえて、それでもさべつ~ってまたことばかえて、それずっとずっとやって、めがまわっといた~ しょぼ~ん

投稿: mumu | 2014年3月24日 (月) 午前 02時56分

>ことばをかえて、それでもさべつ~ってまたことばかえて

結局は
言葉に差別も何もなく
差別は人間の心にしかない

差別用語だと騒ぐ人ほど
心の中はド汚ない差別心でいっぱいなのだと思います

自分がド汚いから
人を貶めて
自分をよく見せようという心の現われです

投稿: 万物創造房店主 | 2014年3月24日 (月) 午後 07時54分

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