スギ花粉撒き散らし人災組織解散
「京都府森の公社」解散へ 府が188億円損失補償
京都府の山田啓二知事は22日の府議会代表質問で、220億円超の累積債務を抱える社団法人「京都府森と緑の公社」の債務を精算し、解散する方針を明らかにした。経営環境の改善が見通せず、存続すればさらに債務が膨らむと判断した。金融機関からの借入金188億円は府が損失補償しており、返済を求められるのは確実で、税金投入は避けられない見通しだ。
公社は1967年の設立で、府が4分の3を出資する外郭団体。府内約4500ヘクタールで、スギやヒノキなど人工林の植林や育林を手掛け、育った木を将来的に伐採・販売して得られる収入を土地所有者3、公社7の割合で分け合う契約を結んでいる。
事業は金融機関からの借入金で続けてきたが、国産木材の価格下落などで収支見通しが悪化した。2006年度の試算では、事業が終了する64年度には今後の金利負担を含め504億円の債務超過に陥るとされた。事実上、破綻状態で、現時点で債務を精算すると債務超過は200億円余りに抑えられる。
府は今後、公社が手掛ける人工林のうち、伐採後に搬出しやすいなど採算が取れる森林については所有者にも経費負担を求める一方、採算が見込めない森林は所有者に返還するなど対応を協議する。13年度に約1千人の所有者に契約変更を求めていく。
14年度に民事再生手続きを始め、債務の額を確定した上で精算し、公社を解散する。累積債務226億円(11年度末時点)のうち、府が貸し付けている38億円は債権放棄する方針。
府によると、森と緑の公社と同様の林業公社は滋賀県を含め全国に37ある。群馬、青森、愛知の3県で民事再生手続きが進んでいる。(2013年02月22日京都新聞)
僕を含め
毎年春近くなると花粉症に悩まされる人は多いと思いますが
前書いたように
花粉症は人災です
京都府でそれをずっと推進してきた組織がついに解散するようです
200億円の借金と山のスギ汚染状態を放置したまま
もしかしてこれは
誰も責任とらないまま
自分は高額な退職金もらってやめて
残りは全て税金で穴埋めさせるパターンですか?
そのあたりどうなのか
しっかり説明して
透明性のある廃止の仕方をしていただきたい
そもそも北山杉以外の京都のスギは手入れしてないから
商品価値が全くないって聞いてますけど
そのスギを伐採さえすれば売れる
売れればお金回収できます
のような嘘に近いこと毎年言って
今まで事業引き伸ばし引き伸ばししてきたのって
詐欺に近くないですか?
国内材木価格が下がったうんぬん以前の話です
材木としての商品価値がすでにないんですから
こういった緑系公社の解散は全国で流行ってますが
みなさん納得してるんですかねー
毎年花粉症による経済的損失は、花粉症グッズで儲かっている分を除いても7000億円ていど
それに
無計画なスギ林政策のせいで大水が出、土砂崩れ・水害で発生した被害額
失われた生物・自然資源
彼らに支払われた何百億の給料・退職金以上に
かなり膨大な日本の資産が失われています
当然ながら
人の命が失われている場合もあります
そしてこれからも毎年被害が続くのです
福島原発並みの人災です
こんな人災を引き起こして円満退職とかありえないです
ところで
社団法人京都府森と緑の公社経営検討委員会
たった5~6人なのに
なんで
京都ガーデンパレス「祇園」
収容人員 宴会 100名
1時間 17,325円
とか
京都ガーデンパレス「葵」
収容人員 宴会 250名
1時間 40,425円
とか
でかいとこでやってんでしょうね
府庁の会議室ではダメ?
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