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2013年2月18日 (月)

第26回京都映画サミット「ハーシェル・ゴードン・ルイス大会」

第26回京都映画サミット
「ハーシェル ゴードン ルイス」
カント( ゚皿゚)クーッ!!大会

無事終了いたしました

はじめにクロネコさんに習ってよかった順に並べたく思います

「ゴッド・ファーザー・オブ・ゴア」はHGルイス監督のドキュメンタリーなので順位から省いて
ざっと並べるとこんな感じ

1、「血の魔術師」
2、「2000人の狂人」
3、「血の祝祭日」
4、「カラー・ミー・ブラッド・レッド」
5、「ゴア・ゴア・ガールズ」
 

今回見られなかった
「血の祝祭日2」「2001人の狂宴」は
来月のクロネコさん来京時にでも見たく思う

また
ドキュメンタリーで見た感じ「悪魔のかつら屋」がなかなか面白そうだったので
廃盤のまま全く発売されないのがヒジョーに残念である

女バイカーがファースタープッシーキャットキルキル的に暴れまわる
「She-Devils on Wheels」(1968)も気になる
 
 
 
さて最初に観たのは
「2000人の狂人」

一応HGルイス本人も認める代表作である

田舎の村に迷い込んだバカップルが惨殺されるという定番な内容ながら
なんちゅーか
この味は誰にも(もしかしたら本人にも)もう出せないだろうなーって感じで
とりあえず
スプラッターとかゴアとかスラッシャーって基本陰惨なんですけど
終始スゲー明るいんです
陽気に指ちょんぱ~♪
陽気にぐっちゃグチャ~♪

なんかそのお陰で気持ち悪さ倍増
脂身に油かけて食べるみたいなー

いやーいいお味です
本来キチガイってこうだよなー
って思い直させてくれます

惜しむべきは惨殺人数の少なさですかね
こっちとしては惨殺がヒートアップして後半盛り上がってほしいのですが
終始同じヒーホーってテンションなので
もの足りなく感じます

普通の人はウゲーってお腹いっぱいかもしれませんけど…
(;・∀・)

オチは昔話の定番ながら味があっていいですね

そういや
牛裂きならぬ馬裂きの刑はもしかしてこれが最初かなぁー
残念ながら決定的瞬間は見せませんけど
これが「片腕必殺剣」や「徳川刑罰史 牛裂きの刑」につながっていくのだなーと思うと
感慨深いモノがありました…(;ω;)
 
 
 
さて、代表作も観たので次に見たのは
「ゴッド・ファーザー・オブ・ゴア」

監督が「バスケットケース」等のフランクヘネロッターってところがまたいい
「バスケットケース」DVDの特典映像に入ってた
フランクヘネロッター監督自身が当時のロケ地を回りながら解説する
セルフメイキングドキュメンタリーも
なかなかチープで味があってよかったが

しっかりインタビューして
しっかり映像集めて
しっかり作ったコチラはもっといい
こういうセンスもある人なんですなー

内容はHGルイス史と当時のエクスプロテーション映画事情をからめたもので
映画史の勉強と思ってもなかなか興味深く面白いし

HGルイス、Fヘネロッター、ジョンウォーター等が出演してるだけでも貴重
映画史に残るよくまとめられた記録映画だと思う
 
 
 
「カラー・ミー・ブラッド・レッド」

画家がどうしてもほしい赤が出なくて困っていたところ
たまたまキャンバスについた血を見て
「コレダーっ!」ってきちゃったことから起こる惨劇

映画としてはありそうでなかったかも

日本では東寺の血曼荼羅をはじめ
けっこう昔っから血って絵に使われてるみたいですけどね…

しかし
惨殺されるおねーちゃんのクオリティが高くてよいんですが(水着もいいね)
犯人がまぬけなのと
平和な雰囲気の展開に緊張感なし!

悪趣味とまぬけが交互にぬるぬると展開いたします

ぬるぬるなんでちょっと冗長に感じます
全体としてのデキは…

着眼点はいいんですけどね

ラストもなんだかまぬけ…
 
 
 
「ゴア・ゴア・ガールズ」

HGルイス監督はこの作品を最後に30年くらい映画を作るのをやめちゃうわけなんやけど
観てなんとなく理由がわかっちゃいました

この映画、明らかジャーロ映画を狙ってます
全体的な雰囲気とか
犯人が謎でドンデン返し付なところとか

たぶんマリオバーバとかダリオアルジェントとか
ゴア描写だけじゃない
凝った作りのジャーロ映画が出て来てヒットしたから焦ったんでしょうな

で自分も作ってみたと

しかもっ!
グロ度も上っ!
ストリップシーンも多めでエロ度も上っ!
これならヤツラの上をいける!と

しかし、ゆーほど売れんかったのでしょうなー
この人に陰惨で緊張感あるサスペンスな演出はムリっ!

終始まぬけ感のあるヒロインと探偵の会話シーンが長くてウザイし
ストリップシーンも多過ぎ 長過ぎ
話が進まなさ過ぎてイライラします

でも、全体としてはデキが悪いけど
乳首切ったらミルクがぴゅー!とか
ゴアアイデアはすごいし
ラストのドンデン返しからのあっけない展開もすごいっ!

思い出に残る映画ではありますなー
 
 
 
「血の祝祭日」

まー何がすごいって
1963年ですでにこの作品を作ってたってのが一番すごい
もうそれに尽きますね

月に最初にポール建てた人と二人目の人との差は天と地の差ぐらい大きい

冒頭の惨殺足切りからはじまって
舌引っこ抜き
脳味噌掻き出し
等々名ゴアシーンも満載
話に何のひねりもなく思い切った展開で
ただゴア描写を見せるためだけのようにサクサク進むのもいい

こういうのはスピード感も重要だ

しかし、犯人がまぬけなのはこの頃から一貫してるなぁー
 
 
 
「血の魔術師」

95分と他の作品に比べて時間が長いのだが
全く長く感じることなく
HGルイスにありがちな中だるみ感もなく
ずっと雰囲気良く緊張感を持って観られた
たぶん映画として一番デキがいいのだと思う

ゴアシーンも今までの集大成とも言えるアイデアが溢れる名シーンばかりだし

ゴアシーンとストーリー展開のバランスもよく
ラストの予想外トンデモ落ちもいい!;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

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京都映画サミット」カテゴリの記事

コメント

観れなかった「血の魔術師」が一番よかったんですねぇ
でもあのまま居ても寝てしまって観れなかったと思う。
少し残念。

投稿: ベジ太 | 2013年2月18日 (月) 午後 10時47分

>よかった順に並べたく思います
 
オー、こういう順すかー( ̄0 ̄)
なるほろー
 
>「血の祝祭日2」「2001人の狂宴」
 
オー、これは嬉しいっす( ̄∇ ̄)
よろしくです。
 
>「悪魔のかつら屋」がなかなか面白そう
 
コレ、やばそうっすよね
「イっちゃてる感じ」がします(@o@)
 
>「2000人の狂人」
 
現場はなかなかいい雰囲気だったみだいですよね。
HGLを始め出演者陣の楽しそうな回想を見るに。
 
>「血の魔術師 
 
魔術師の男の"キモさ"が絶大な効果果たしてましたねー
ラストは私は爆笑しました。
 
さあ、いよいよ遊京の日が近づいてきましたー
500円貯金加速!o( ̄^ ̄)o

投稿: kuroneko | 2013年2月19日 (火) 午前 01時41分

>観れなかった「血の魔術師」が一番よかったんですねぇ

あの眠い状況で全く眠くならずに観れてしまった…

グロも酷すぎるぐらい最高潮

クロネコさん評価が低いのは
そのあたりが原因のような気が…

クロネコさん曰く「拷問」ですから…

クロネコさんコメによると
>魔術師の男の"キモさ"が絶大な効果果たしてましたねー
そうそう
あのキモさが雰囲気盛り上げてるんです
28歳でいい仕事してますねぇー

>ラストは私は爆笑しました。
アレはすごいですね
夢オチだとガッカリなんですが
アレだともう納得するしかなかったですね
まさかのまさか…

投稿: 万物創造房店主 | 2013年2月19日 (火) 午後 02時31分

>>「血の祝祭日2」「2001人の狂宴」
>オー、これは嬉しいっす( ̄∇ ̄)
でもあんまり増やすと2日にわたってするとしても消化仕切れないですね

ラスメイヤーは有名な「ファスタープッシーキャットキルキル」と「ヴィクセン」ぐらいでいいですかね
どれか特に見たいヤツとかあればどうぞ
全作品ありますから(◎´∀`)ノ

それから
「血の祝祭日2」「2001人の狂宴」
さらに
間彩さんにもなんか持って来てくださいって言ってあります

とりあえず
京都映画サミット総括大会ということで
m9(^Д^)ドーン
総括っ!
 
 
 
>>「2000人の狂人」
>現場はなかなかいい雰囲気だったみだいですよね。
それゆえのあの楽しげな雰囲気ですなー
わかるような気がします

投稿: 万物創造房店主 | 2013年2月19日 (火) 午後 02時47分

>クロネコさん曰く「拷問」ですから…
 
そうすねー
私自身に"耐性"と"遊び方の教養"がまだまだ
足りなかったのが原因の1つかも(^^;)
ベースが重低音でひたすらズンズン鳴っているのを
どう楽しんでいいのかイマイチ判らず
えーまだ続くのもー本演奏始まって
いーんじゃない(ーー;)
みたいな。
 
>28歳でいい仕事してますねぇー
 
率直に言って演技下手ですよね。
ただしあの作品に限ってはオーバーアクトが
ひたすら作品にプラスに働いているという(^^)
 
>ラスメイヤー 
了解です。希望リストをご連絡します。
 
>それゆえのあの楽しげな雰囲気ですなー
あれ、演技じゃなくてああゆう
"ノリノリウキウキ"な現場だったのかも
しれないですね
  
>京都映画サミット総括大会ということで
了解です。
 
総括っっ!!\( ̄0 ̄)/

投稿: kuroneko | 2013年2月20日 (水) 午前 12時28分

>私自身に"耐性"と"遊び方の教養"がまだまだ
>足りなかったのが原因の1つかも(^^;)
いやまーそれが普通かもです(^-^;
グロで笑えてしまう人は世間ではマイノリティーだと思います

>えーまだ続くのもー本演奏始まって
まー同じこと何回もするのも人体破壊&ラストへの溜めですね
ニュートンの法則を覆すとかいうくだらないマジックを毎回するのも
じらしテクニックです(゚▽゚*)

>率直に言って演技下手ですよね。
>ただしあの作品に限ってはオーバーアクトが
>ひたすら作品にプラスに働いているという(^^)
ですねー
ドキュメンタリーでは考えてあれをしたと本人が言っていたんで
実はすごい役者さんかもですよ

>総括っっ!!\( ̄0 ̄)/
総括っ!

そういえば
MNMさんが
ゲストハウス「ろうじ屋」が安くて雰囲気いいですよ
http://kyotobase.com/
オススメしておいて下さい

とのことでオススメしときます

うちから歩いて10分ぐらいですかね
堀川インよりは若干遠いですけど

投稿: 万物創造房店主 | 2013年2月20日 (水) 午後 04時53分

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