« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月の4件の記事

2012年11月19日 (月)

第23回京都映画サミット「女番長ムービー」

第23回京都映画サミット「女番長ムービー」

昼間はずっと雨でしたが
18時ごろになって雨も上がり
池玲子のアルバムが流れる中

なごやかにサミットが開始されました

いっこめ
「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」

東映女番長シリーズ第一作

世界で最初の女番長映画はこれかと思っていたが
コレは1971年10月公開なのに対して
「女番長野良猫ロック」は1970年5月

ちゅーわけで
世界で最初の映画における女番長は和田アキ子ということである
さすがアッコさん

そんな日活の女番長ヒットに乗っかって
東映も続けとばかりに作ったのが東映の女番長シリーズである

ちなみにタランティーノお気に入りの
ジャックヒル監督「スウィッチブレイド・シスターズ」は

1975年なので
日本の女番長ブームに影響されて作ったと思われる

アメリカではあまりウケなかったのか
ジャックヒルもこれ以降アメリカ版女番長モノは作っていない

本作の監督は娯楽職人の鈴木則文
オートバイセックスチキンレース(これは危ねぇー(lll゚Д゚)体張ってるなぁー)
モーターボート引き摺り回しリンチ(人形だけどね) 等々
いたるところにアイデア溢れる演出が冴える

なんだか全体的にラスメイヤー的で
ファッションはオシャレだし
音楽もかっこいいし
カメラワークもいい

最も印象に残ったのはエレベーター強姦シーン
アレはむちゃくちゃかっこよかった!

ラストあたりのカーチェイスも地味にいいですね

残念なのは
女番長一作目なので俳優陣がこなれていないこと
池玲子が若干太ってる上、まだ魅力が薄いし
杉本美樹もまだまだ脇役
出番も心なしか女優陣よりヤクザ男性陣の方が多い気も…

そういや
天知茂がヤクザ役でドスを振り回してアクションするのが
珍しくてちょっとうれしかった…(・∀・)

また、京都好きな人ならこの時代の京都が色々出て来て、それらでも楽しめるねー
 
 
 
「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」

東映女番長シリーズ第二作

監督は前作と同じ鈴木則文で
今回もアイデアに溢れる演出目白押し!
続編はパワーダウンするという定石を覆し
明らかにパワーアップ

トラックに轢かれかけて気絶しないでいられるか勝負は
人形のときもあるが
本人がやっているときもあり、危ねぇー!
体張ってるなぁー

体張ってると言えば
今回、新たに後の定番拷問シークエンスも加わって
杉本美樹の縛り蝋燭タラタラや(熱い!)
池玲子の縛り竹棒しばきが見られる(痛い!)
カメラワークもエロくて最高!
後の鈴木則文監督作「ダビデの星」の片鱗をここに観たっ!

女優陣は
杉本美樹が脇なのが残念だが
池玲子もこなれてきたのか
いい味を出して魅力的になっているし
全体的にクオリティアップ

男性陣は
仮面ライダーV3の宮内洋がレーサーを目指す修理工役で出ているし
ゲストで不良番長そのものの役で梅宮辰夫も出ていて、ちょい出のわりになかなかの存在感

ラストの池玲子のさそり的復讐シーンもいいねぇー
小池朝雄のやられ方も最高!
あれは京都駅の東側かなぁー
 
 
 
「女番長 感化院脱走」

シリーズ第五作
鈴木則文監督から中島貞夫監督に代わって
かなりテイストも変わりました
シリアスになって今まで必ずといっていいほど出ていた由利徹等も出ていませんし
女番長シリーズとしてはかなり異色

内容的には後の「ジーンズ・ブルース 明日なき無頼派」にもつながる感じの
女囚モノ⇒プリズンブレイク逃亡劇で
逃亡相方も同じ渡瀬恒彦なのです

渡瀬恒彦はヒゲ面の車泥で、こっちの方がいい感じ出してますね
出番は少ない目ですけど…

めずらしく池玲子が出ておらず
(他の映画で忙しくて出れなかったみたい)
主役は杉本美樹オンリーで見せ場いっぱい
すでに後の「0課の女」につながるようなクールな味を醸し出していてかっこいいです
ポスターも杉本美樹のベストバウトというべきかっこよさで
店にこのポスター貼ってます

また、脇には最終作で主役を務める叶優子が出ておりまして
(叶優子が元AKB前田敦子に似ていると思うのは僕だけ?)
脱ぎ惜しみもなく、すでにそこそこの存在感

女囚モノの要素が入ってきたのは
ジャックヒルから始まる世界的な女囚モノブームの流れでしょうね
まぁ雰囲気からいうと「女囚さそり」からの影響の方が強そうですけど

ラストあたりの野良猫ロック的展開と
カタルシスの全くない終わり方がちょっとがっかりな感じですが
そこまではなかなかよかったです
 
 
 
「女番長 タイマン勝負」

シリーズ第六作
杉本美樹がほされて、池玲子の単独主役
なんかもう貫禄が出過ぎて明らか高校生設定は無理があるが
まぁかっこいいので許す!(゚▽゚*)

女囚モノとして成り上がる池玲子から始まり
出所後定番の女番グループやヤクザとの抗争へ
という鈴木則文路線への回帰ではあるが
ただ回帰するだけでなく
次作の「玉突き遊び」と共に
初めて監督をまかされた関本郁夫のやる気が感じられる逸品

センスのよい面白い演出が端々に散りばめられていて
キャットファイトやガンアクションの撮り方もシリーズ一かっこよくて
池玲子、杉本美樹が揃わないものの
映画的にはこのラスト二作が女番長シリーズ中上位一二を争う傑作だと僕は思う

ラストのカチコミも派手でガンアクション満載
装甲車が使われなかったのがチト残念だが
カタルシスもキッチリあって大満足

今回はいいモノ系ヤクザを演じる渡瀬恒彦も
相変わらずいい味出してます
 
 
 
「女番長ゲリラ」

シリーズ第三作
実際は杉本美樹が主役なのだが
池玲子もけっこうおいしい役どころで
シリーズ中もっとも池玲子と杉本美樹がバランスよく出ている作品である

乳房に刺青した杉本美樹がノーヘルスタントなしでバイクを乗り回す姿にシビレ
(バイク引き摺りリンチしながらなんかも)
京都の川床~鴨川のど真ん中でジャバジャバとキャットファイトをする杉本美樹と池玲子に涙する
(リアルタイム生で見たかったー)
作品としてもこなれていて見所満載の
安心して見れる良作

シリーズ中唯一恋愛要素を注入してあったり
コメディ色も強くなっているが
ヤクザによる拷問もきちんとあって、エログロバイオレンスはキッチリ押さえてあるし
ラストもちゃんとスッキリです

でも
個人的には池玲子の兄の役は渡瀬恒彦にやってほしかったなー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月12日 (月)

「第23回京都映画サミット」のお知らせ

来る
11月17日土曜日
万物創造房閉店後20時より
第23回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のお題は
「女番長ムービー」です

東映の女番長モノは大きく分けて
女番長シリーズ
ずべ公番町シリーズ
恐怖女子高校シリーズ
の三シリーズに分かれるのですが

今回はその中から
女番長シリーズ全七作

女番長ブルース 牝蜂の挑戦
女番長ブルース 牝蜂の逆襲
女番長ゲリラ
女番長
女番長 感化院脱走
女番長 タイマン勝負
女番長 玉突き遊び

をピックアップして
みれるだけ観たいと思います

いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするものです

また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月 6日 (火)

京都で鉢植え露地グァバ!∑(=゚ω゚=;)

密かにわたくし
グァバを育ててまして

今年ついに実がなりましたー!
ヽ(´▽`)/
121106
直径3cmぐらいで
けっこうマンゴーのような南国の匂いがします

割ってみるとこんな感じで
121106_2
味は
ちょっと酸味のあるマンゴーって感じでした
皮は別に不味くもなく食べられるっぽいけど
ちっちゃい種が口の中に残ります

wikiによると

グアバ (グァバ、グヮバ、グアヴァとも;英語:Guava;スペイン語:Guayaba;ポルトガル語:Goiaba;学名:Psidium guajava L.) は、フトモモ科に属する熱帯性の低木。または、これと同じ Psidium 属の約100種の植物の総称。

カリブ海沿岸、中央アメリカ、南アメリカ北部、東南アジアなどに自生する。和名はバンジロウ。蕃石榴(バンザクロまたはバンセキリュウ)ということもある。沖縄地方の方言ではバンシルー(沖縄本島)、バンチキロー(宮古)、バンチュル(八重山)、また台湾では芭楽(台湾語: バラー、繁体字:芭樂、簡体字:芭乐、中国語拼音: bā lè 、注音: ㄅㄚ ㄌㄜˋ)と呼ばれる。

葉は楕円から卵型で、長さは5-15cm程度。対生で枝分かれしない。花は白く、5枚の花弁と多数のおしべを持つ。

果実は食用とされる。形は球か洋ナシ型で、直径3-10cmほど。皮は薄くてきめが細かく、色は薄い緑色から黄色、成熟期には品種によってピンクや赤になる。強い特徴的な香りをもち、白か橙色の果肉の中には、小さくて固いたくさんの種子がある。なお、種子を多く摂取すると腹をくだす。ビタミンA、B、Cが豊富。

葉に含まれるポリフェノールは、糖の吸収をおだやかにする作用があり健康茶(グアバ茶)に使われる。特定保健用食品の許可がある製品も存在する。

グアバは熱帯の国々で食用として栽培されており、ストロベリー、コスタ・リカ、アップル、ギニア、カットリー、マウンテンなどの品種がある。果実はそのまま食用とするか、デザートなどに使われる。アジアでは、生のグアバに食塩、唐辛子粉、またはプルーンの粉末や乾燥梅干しの粉末(酸梅粉)をつけて食べる。ゆでたグアバはキャンディー、ジャム、ゼリー、ネクターなど、幅広く使用される。

グアバは霜に弱い。ハワイなど一部の熱帯地域では、ある種のグアバが雑草のようにはびこっている。また、グアバは熱帯の植物には珍しく、室内で育成すれば温帯地域でも食べられる大きさの果実を収穫できるため、園芸の対象としても興味をもたれている。日本においては沖縄県で民家の庭木としてよく見られる。

近縁種のキバンジロウ(テリハバンジロウ)もグアバと呼ばれ同様に利用されている。


とあります

基本、日本本土の屋外では越冬しーひんみたいやけど
うちのグァバはやたらと寒い京都の外でもう二冬ほど越えております

植物は種からビシビシ厳しく育てると
その土地の気候に適した形で育つ場合があり
わたくしのすばらしいスパルタ教育が
冬越えグァバを生んだようです

花はかわいらしい白の花
120618
6月頃に咲きました

花が終わって
7月には実っぽいものが膨らんできて
120723

9月にはだいぶ大きくなりました
120911

10月には色づいてきて
121019
ちっちゃいヤツは早くも落ちてしまいました
(コレもちゃんと食べられました)

そうして
11月の現在に至ります

来年も実なるかなー
( ̄▽ ̄)
楽しみだなー

密かに地植にもしているので
(こっちは花だけで実はならなかった)
そっちの成長も楽しみです

みなさんも庭で鉢植えグァバどうですか
グァバを食べて
種をペッと出して育てるだけ
それだけで
寒くなってきた11月に南国気分を味わえます

花もかわいいですしね

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年11月 2日 (金)

高橋光臣くんinNHKドラマ「実験刑事トトリ」

僕が個人的に
日本人俳優で最も応援している
高橋光臣くん

「梅ちゃん先生」で大ブレーク!
ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ
「徹子の部屋」に出たり
(お昼食べながらリアルタイムで見ました)

週刊女性で特集が組まれたりしているようです

そして明日から
新たな主演ドラマが始まります

三上博史・高橋光臣で「実験刑事トトリ」
Totori2
 11月3日スタートのNHKドラマ「実験刑事トトリ」(土曜後9:00)の取材会が東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、主演の三上博史と共演の高橋光臣、栗山千明が意気込みや手ごたえを語った。

 動物学の研究者から警視庁の中途採用試験を受験して転身した43歳の新米刑事・都鳥博士(三上)と、正義感の強い28歳の若手刑事・安永哲平(高橋)がぶつかり合いながらも事件解決に挑む物語。一方、栗山が演じるのは、ドラマのどこかに毎回登場するテレビタレント・マコリン。公開中の人気アニメ映画「劇場版TIGER&BUNNY―The Beginning―」などの脚本を手がけて人気上昇中の脚本家・西田征史の完全オリジナル作品だ。

 西田は、「最初、刑事もののバディー(2人組)で面白い話をというオファーをいただきまし た。そこから取材を始め、中途採用枠というものがあることを知り、この設定を思いつきました。マコリンという不思議な役には、自分なりの遊び心を織り込んでいます。想像以上のキャスティングで心からうれしく思っています」と喜ぶ。

 三上は、連日の撮影で「とにかくイッパイイッパイでヘロヘロ。頭の中はセリフだらけ」とぼやきながらも、「とてもいい本をいただきました。ここのところ地味な役が続いていたので、今回はリアリズムから2センチほど浮いたところで、ハートと人間を教えていただきながら、新しい世界を作ろうとしています」とコメント。さらに、作品の魅力について、「僕が、ジジイなんですけれど新人刑事だったり、先輩が若い年齢だったりとか、 ちょっと変わった設定がありつつ、面白いやりとりが多くあると思います。それから犯人が毎回面白い。かわいらしい人だったり、迫力のある人だったり、腹黒い人だったり…。いろいろ面白い犯人が登場します」と語る。

 一方、テレビ小説「梅ちゃん先生」で人気の高橋。「今まで過去に例のないコンビを作れたらいいなと思いながら、全力でやります」と力を込める。

 さらに栗山は「マコリンは地上から10センチくらい浮いているかもしれません。今までにないテンションで演じています。今日、セットを見て、『ああ、こういう感じなんだなぁ』と実感しました。いつも撮影がブルーバックだったので、体感できて良かったです。テレビの中の役なので、三上さん、高橋さんにお会いすることがあるのか、楽しみにしています」と話していた。
(2012年10月8日 読売新聞)

なかなか面白そう
みんな見ましょうね!(◎´∀`)ノ

しかし
堀北真希ちゃん次は
栗山千明ちゃんかー

めちゃうらやましー流れだなー

よし、次は海外だ!

タイだ!

ジージャーちゃんと共演だ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »