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2012年7月 8日 (日)

第19回京都映画サミット「香港ノワールムービー」

第19回京都映画サミット
「香港ノワールムービー」大会
無事終了いたしました

今回まず見たのは
「SPL狼よ静に死ね」

こいつはドニーイェンとサモハンが対決するっつーんで(たぶん初対決)
どーしても見なければ!と思い
公開時、わくわくしてみなみ会館に見に行きましたね

50もすんじゃった、より太ったサモハンがどこまで動けるか心配やったんですけど
思ったよりがんばってて
回し蹴りなんかもしちゃって
サモハン健在に涙しました

ウージンはいくつかの映画でみてたんですけど
この映画までは主役であっても動けるけど地味で
パッとしないなーって感じでした
でも
このヤクザの殺し屋の役ではじめて輝きを感じました
ドニーとの対決はなかなかの見せ場です

ストーリー的にはストレートで
サモハン率いるマフィアと
手段を選ばない警察特捜チームの
救いのない血みどろの殺し合いを

父親・男・因果応報
あたりのテーマを主軸に描いていて
じっくり観ると男にはやはり感じるものがあります

それにキレのあるアクションがついて
実にすばらしい映画でした

僕はDVDも発売即買っちゃいました
特典が色々付いていたし
日本語吹替でサモハンがきちんと水島裕なので
絶対聞きてーと思って(映画館は字幕なのです)
 
 
 
そして次は
「インビジブルターゲット」

ウージンの悪役が輝く作品つながりで
こいつをチョイス

「かちこみ!ドラゴンタイガーゲート」でドニーイェンに鍛えられ、ガチンコのアクションを見せてくれたニコラスツェー&ショーン・ユーに、ジャッキーの息子ジェイシーチェンが加わった3トップ構成
さらに悪役に中国武術大会優勝の経歴を持ち、第二のジェットリーと言われながら、善人役をやると影が薄く、悪役になると何故か光るウージン
それだけで見る価値があるってーものです

残念ながら劇場公開時は見逃したんですが
その後DVDが発売されたので即買いしました
観るのは三回目ぐらいですかね

ストーリーも多くのキャラにサブストーリーがさりげなくあって
その絡みつきがなかなか面白いし
警察内の裏切り者(インジブルターゲット)探しもドキドキ感があってよいです

アクションも
ここまで顔もよくて演技も出来て名前も売れてる俳優陣がここまで身体を張ってくれれば言う事なしって感じです
ニコラスツェー、ショーンユー、ジェイシーチェン
めちゃがんばってます

ウージンの悪役もめちゃかっこいい、光ってますねー

タイのアクションが世界を席巻する中
香港アクションの底力を見せてもらった映画でした

現在DVDは知名度が低いからか
残念な事に3本3千円コーナーでよく見ますが
特典ディスク付
縮小版劇場パンフレット付なので
買っても100%損しませんよ
アクション映画好きの人は見たら即買いしましょう!
 
 
 
「インファナルアフェア」

アカデミー賞最多4部門受賞したスコセッシ監督の「ディパーテッド」はこの作品のリメイクだが
この作品に比べたら「ディパーテッド」はクソリメイク
「ディパーテッド」は151分とアホみたいに長いが102分この映画の半分ぐらいしか人物も描けていない

俳優の演技も雰囲気もこちらの方が数段上
脇役までもが光っていて心に残る

内容は香港定番の潜入捜査官だが
警察内に潜入就職したマフィアの手下アンディラウと
マフィア内に潜入した警察官トニーレオンの攻防の描き方が上手く
最初から最後までハラハラドキドキが続く
実に練られた脚本

無駄なカットが全くなくサクサク進み
ちょっとしたカットにも意味や複線がある
細やかな作りもいい

こいつはもう観るの5回目ぐらいになるけど
何回見ても飽きない

2や3もあるけど

2はプロローグでこの映画までの話
1若かりし頃を演じたショーンユー、エディソンチャンがメインで話が進む


3はエピローグで後日譚
1で唯一生き残ったアンディラウが因果応報で精神崩壊していく

どちらもそれなりに面白いけど
1に思い入れがあってこそというか
1のファンに特典映像としてのスピンオフ的な映画で
絶対観なければというものでもない

よりインファナルアフェアを掘りたい人向け
僕はこのふたつもDVD持ってるけど
2回づつぐらいしか見てない
 
 
 
「エグザイル/絆」

「男たちの挽歌」シリーズ等で香港ノワールの代表監督ジョンウーがハリウッドに行ってしまい
グダグタ監督になってしまったのち
ぐんぐんと頭角を現し
香港ノワール界を背負って立ったのがジョニートー監督である

そして未だにひたすら香港ノワールばかりを馬鹿みたいに撮り続けている

そんなジョニートー監督の最近の作品

いきなりわけのわからんカッコイイ
ありえねー撃ち合いから始まり
最後までずーっと
これでもかというぐらいカッコイイシーンばかりが続く

単純なストーリーで
無言シーンが多く、台詞も全然ない

いらないものはそぎ落として
映像で語って
ひたすらかっこいいシーンだけを見せ続ける

撃ち合い、沈黙、撃ち合い、沈黙・・・
作り自体がまさにハードボイルド

そんな映画です

でも
もしかしたら男しかこういうの好きじゃないかもしれません・・・

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