« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月の11件の記事

2012年6月29日 (金)

リアル[それでもボクはやってない]

知り合いから
痴漢冤罪事件で困っている友人がいるから協力してほしい
とのメールが来た

まず本文から抜粋

さて、今日、メールをさせてもらいましたのは、友人が、痴漢冤罪で困っているから
です。
彼を救う運動の手伝いをしているので、ご協力、願えたらと思います。
 
ブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kakigimuzai
 
裁判の傍聴にも行っていますが、映画「それでもボクはやってない」そのものです。
賛同して、署名をしていただけたらありがたいです。
もし、署名が可能ならば、取りに寄せてもらいます。
 
では、また。

ブログを読むとだいたいの状況がわかります
捕まった方は
学校の先生でかなりの信頼を受けている人のよう

僕自身は面識がありませんが
これだけ周りから支援を受けられる人間が痴漢をするか?ということと
メールを送ってきた知人は人間的にかなり信用できる人なので
この人が痴漢なんてする人ではない、冤罪というのなら
そうなのだと思います

ブログ中気になったのは

痴漢犯罪は日常的に摘発されており、逮捕された人のほとんどがやってようがやってなかろうが、行為を認めて(あるいは認めさせられて)何がしかの罰金を払って社会復帰されていることを知りました。

という部分

つまり、やっていようがなかろうが、認めて金を払えば楽になれるが
金を払うことを拒否すれば地獄に落とされる

やってることがヤクザといっしょでは・・・

痴漢冤罪は男であれば誰もが可能性のある事件です
もしかしたら自分が明日
満員電車の中で「こいつに触られました!」
って言われるかも

そして誤認でも逮捕された瞬間に
新聞・テレビで実名・住所を報道され
人生が狂ってしまいます

警察発表の裏をとるなどマスコミは全くしませんし
誤認だった場合の責任も全くとりません

まさに集団リンチ

そんなわけで
とりあえず
添付されていたファイルをアップします

事件概要ビラ「110311bira_qr_1.pdf」をダウンロード

要望書「youbou120211.pdf」をダウンロード

「無罪を求める要望書」
署名活動をしておられるようです

少しでも支援の気持ちがある方は
要望書をダウンロード・印刷して
署名し
万物創造房までお届け下さい

僕が責任持って
知人の手に届けます

よろしくお願いします

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年6月28日 (木)

「第19回京都映画サミット」のお知らせ

来る
7月7日土曜日七夕
万物創造房閉店後20時より
第19回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のお題は
「香港ノワールムービー」です

香港ノワールの大傑作で
ジョンウー、ユンファの出世作でもある
「男たちの挽歌」シリーズ

近年香港ノワール中No.1に面白い
「ディパーテッド」の元ネタ
「インファナルアフェア」

現在、アクションのできる香港俳優としては活躍度No.1のドニーイェン主演映画
「導火線」
「SPL狼よ静かに死ね」

ジョンウーがハリウッドに渡ってダメダメになったのに対して
一貫して香港ノワールを撮り続け
どんどん評価を上げていってる
ジョニートー監督の
「エグザイル/絆」
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
「PTU」
あたり

という感じです

いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするものです

また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月26日 (火)

サムライ卍クラゲ【ホテルギンモンド10分ライブ】

昨日はうちのバンドのドラマーで
インド料理のケララ マネージャー
マヘちゃんの結婚式二次会に行っており
お店はお休みしていました

普通二次会は夜だけだったりするのですが
マヘちゃんがどうしても二次会でライブやると言って聞かないので
仕方なく

フリークさん&神泉苑さんから機材を借り
(ありがとうございましたo(_ _)o)
三時入りで機材を組んでました

マヘちゃんは
レストラン&ギンモンドの方には
「静かにやりますから大丈夫です」と言っていたようですが
どう考えても
生ドラムを使う時点で無理

レストランに防音設備などあるはずもなく
どう見ても音はスカスカ抜けていく

レストラン側がどれくらいの音を想定しているのかわからないが
大丈夫かなーと思ってたら

案の定
組みあがった後ドラムを少し鳴らしただけで
ホテル側からレストラン側にクレーム

まぁそれでも本番10分間はそれなりに音を出します
ということをホテル側に伝え
許可をもらってるようなので
まぁもうどうでもいいや
あとはホテルとマヘちゃんとレストランで解決してくれ
と思い

本番に臨む

本番、ギターとベースは控えめにしたが
やはりドラムがでかい

ギターとベースが聴こえにくい中
とりあえずドラムに合わせ
演奏を進めていると
レストランのマネージャーさんっぽい人が
「すいません、もうちょっと音を下げてください」的なパフォーマンスをしておられる

マヘちゃんをチラリと見たが
全く気付いていない様子

僕は
大丈夫ですよー
わかってますよー
的な身振りをしつつ
まぁいいやと思い
そのままの音量で続行

途中ドラムがヘロヘロしてた部分や
僕が構成を間違えて早く終わろうとした場面もありましたが
なんとか
長年のお互いの勘みたいなもので強引に合わせ

素人の方々には
めちゃうまいですねー的な感想をいただく演奏ができた次第であります

でもたぶん
演奏時間10分超えてたと思うし
演奏開始も会自体がだいぶ押してて指定時間より遅くなってたし
ホテル側からさらにクレームが来てないことを祈る次第であります

ちなみに
そんときの写真等は
ベースのヒロスケくんにおまかせしてたので
送って来たら
公開可能なものは
順次公開いたしたいと思います
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 
 
ちゅーわけで
公開第一弾
Mahewedlive
ひろすけくんがざっくり編集してYoutubeにアップした
「インド料理を食べに行こう mahe-wed.ver.」
 
公開第二弾
「走れ!マヘっ! mehe-wed.ver.」

二曲足しても10分越えないですね
あと一曲は・・・
 
僕の着信音です
著作権法的に微妙なのです
自分で演奏した映像を流してる人もたくさんいるので
アリなのかもしれないですけど…

と思っていたら
著作権大丈夫でした

公開第三弾
「恋のダイヤル6700 samurai.ver.」
自分で演奏をしているものはいいそうです
著作権料が発生した場合もYOUTUBE側が払ってくれるらしい
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 
 
まぁ思えば
うちのバンドは変なところでライブしてはクレームを受けているバンドで

京都市役所前広場ライブでは
僕一人でマーシャルアンプふたつにつなぎ
同時にフルボリュームで鳴らして
(今の時代アンプをフルボリュームで鳴らすことはまずない)
近所のおっさんがライブ主催者に怒鳴り込んできたのを横目に
「ごめんね うふっ」って思いながら
めちゃ気持ちよく爆音で演奏していた思い出があったり

近鉄百貨店屋上で京都タワーをバックに行われた
「ビートルズコピーバンドコンテスト」では
ビートルズの爆音カバーで
審査員のひとに
「コピーバンドコンテストなのに全くコピーをする気がないところがすばらしい」と言われつつ
(当然、うるさ過ぎるので店内広場で行われる最終審査ライブには進めなかった)
ビートルズのコアなおばちゃんファンに
「普通のビートルズコピーバンドはやってくれないヘルタースケルターが聴けてよかった」と握手を求められたり
あまりの暴れっぷりに見に来てた生徒にドン引きされたり

とか
まぁ色々あったわけですが

その歴史の一ページがまた増えたかな・・・と
ちょっと面白かった部分もあり

ギンモンドさんごめんなさいねヾ(_ _*)

さて
そんなマヘちゃん結婚式二次会で
恒例のビンゴがありまして

わたくしが当たりましたのは
これでございます
Mahebingo

ミラクルフルーツ (アカテツ科フルクリコ属)
<学名: Synsepalum Dulcificum>
ミラクルフルーツ は西アフリカ原産の熱帯地域に育つ植物です。栽培適温は20℃~35℃の2~4メートルの低木で小さな赤い実がなります。花は米粒大くらいの小さな白い花で、かすかに甘い香りがします。ミラクルフルーツの実を食べてからレモンなどすっぱい物を食べると甘く感じさせる特性があります。原産地域等では昔からすっぱい物を食べる際にこのミラクルフルーツを利用してきました。この不思議な作用は、果実に含まれる「ミラクリン」と言う糖たんぱく質が、酸味を感じた際に舌の甘味受容体を刺激するため酸味が甘く感じられると言うものです。このことは横浜国立大教授の故栗原良枝氏が研究し、初めてミラクリンと言う糖たんぱく質がその働きをしている事を発見しました。引用元

正直、ミラクルフルーツは
京都薬科大学附属薬用植物園に勤めていた際によく食べていたので
今更感はあるのですが
僕が提供した「ケロロ軍曹劇場版初回限定DVD-BOX」が当たるよりは遥かにいいので
まぁよかったかなぁー

ミラクルフルーツを試す時
よく使われるのがレモン
ミラクルフルーツを食べた後レモンを食べるとレモンが全く酸っぱくなく甘くなるという
そういう体験コーナーを植物園でもよくした

ただ、これを食べると味のバランスが悪くなって
他のものを食べた時に不味くなってしまうこともしばしば

つまり味と云うものは五味のバランスによって成り立っていて
どの味にも必ずいくらかの酸味というものが存在する
それが消えると
全ての味のバランスが崩れてしまうのである

まぁ数時間で効能は消えるから問題ないですけど
夕飯前とかに食べたら大変です

ミラクルフルーツ
試したい方はレモン持参で来てください
残り三個です

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年6月21日 (木)

著作権法が改正されまちた;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

1クリックでも犯罪か・議論不十分…ネット業界  海賊版と知りながら映像や音楽をインターネット上でダウンロードする行為に罰則を科す改正著作権法が20日、成立した。

 違法ダウンロードの被害推定額は音楽だけでも年間6000億円以上に上るとされ、「罰則化は仕方ない」との声もある一方で、ネット業界からは「クリックひとつで犯罪に巻き込まれる可能性もあるのに、議論が不十分」との批判も上がっている。

 改正法では、違法配信と知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役、または200万円以下の罰金。被害者の告訴がないと起訴できない親告罪とし、10月1日から施行する。来年1月1日施行の改正部分もある。

 違法配信については既に罰則が設けられており、違法配信された映像などを自分で楽しむためにダウンロードする行為も2010年1月の改正法施行で違法とされた。ただ、刑事罰については昨年12月、日本弁護士連合会が「違法ダウンロードは未成年者が多く行っていると予想され、慎重に対処すべき」として導入に反対する意見を表明している。

 違法ダウンロードは2000年代からファイル共有ソフトが流行するに伴って社会問題化。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が今年3月、「ウィニー」「シェア」など主な三つのファイル共有ソフトを流れる計6万点の情報を抽出調査したところ、約半数が許諾を得ていない著作物と推定されたという。
(2012年6月21日(木) 読売新聞)

そもそも
「違法ダウンロードの被害推定額は音楽だけでも年間6000億円以上に上る」
はどういう試算なのだろう

そんなに高額か?

正直、違法ダウンロードしてるヤツラの多くが
タダやからダウンロードする
タダやから集めてる
程度の人間やと思うぞ

罰則厳しくしてダウンロードせんようにしたところで音楽界の売り上げが上がるとはとうてい思えん

音楽業界の売り上げ不振は新しいアーティストの不在やろ

既存の組織、既存のプロデューサー、既存のアーティストで
安く、ありがちな、おもんねー音楽作ってる
自分らの才能・努力不足を責任転嫁されてもな

それに国内CDが高過ぎ
カルテル、独占禁止法違反にならんのかいな
書籍扱いやからか?

輸入盤のほとんどが千円台やのに全部3000円とかありえんやろ

日本人アーティストのアルバムも海外で買えば半額以下だったりと
二重価格で日本人にだけ高く売りつけようとする態度も気にくわねぇ

僕は年100枚ぐらいはCD買ったりするけど
買ってるCDはほっとんど千円以下の輸入版

それくらいでかなりの名盤が買えちゃうからね
日本人アーティストも輸入盤で買うこともある

日本人アーティストが外国アーティストの5倍6倍えーんやったら3000円でも買うけど
そんなんいねぇーし

そもそも日本人アーティストやのに海外のレーベルでしか出てないなんてやつもあるしね
日本の音楽会社さぼり過ぎやろ

もっと日本人アーティストの過去作品を大事に再生産して広めて
もっと聴く人間も育てんといかん
 
 
 
「クリックひとつで犯罪に巻き込まれる可能性もある」
今後、これ系の詐欺が増えるだろうな
クリックしたら
「あなたは違法ダウンロードをしました」って出て
「5日以内に違反金3万円入金されない場合は、刑事告発され2年以下の懲役、または200万円以下の罰金に問われます」
って感じで
著作権協会等を名乗って金を回収するという
 
 
 
ところで一時期問題になっていた
動画サイトを見た場合などに自動的に作成されるキャッシュ(動画ファイル)が違法ファイルだった場合、処罰対象に入るかどうかに関しては
文化庁の「平成21年通常国会 著作権法改正等について」を見てみるとQ&Aがあり
書いてあった

問10 「YouTube」などの動画投稿サイトの閲覧についても,その際にキャッシュが作成されるため,違法になるのですか。(法第30条1項3号)

[答]
 動画投稿サイト等から動画を視聴する際に,視聴するデータがコンピュータ内部に一時的に保存されることがありますが,このような情報の蓄積(キャッシュ)に関しては,今回の改正に盛り込まれている電子計算機における著作物利用に伴う複製に関する著作権の例外規定(第47条の8)が適用され,権利侵害にならないと考えられます。違法投稿された動画を視聴する際にコンピュータ内部に作成されるキャッシュについても同様です。

 ただし,こういったキャッシュをキャッシュフォルダ(記憶装置上でキャッシュが作成・格納される領域)から取り出して別のソフトウェアにより視聴したり,別の記録媒体に保存したりするような場合については,この例外規定は適用されず,著作権が及ぶものと考えられます。(第49条)


ちゅー感じで
キャッシュフォルダに入っていれば大丈夫ということで
かなり苦し紛れ
ある意味、違法ダウンロードしてもキャッシュフォルダに入れておけばセーフ的な使い方もできそう

まぁなんちゅーか
法律ってのはあんまり細かい事まで決めて規制すると
結局のところ一般市民ばかりが迷惑を被って
悪いヤツラはいくらでも抜け道を知ってて困らない
なんてことがよくある

一部の利益を守ることに執着せず
大局を見て
多くの国民の利益になるように法律を作っていってほしいところ

特に著作権関連の法は
アメリカのミッキー法のように変に利権を保護して
新たな芸術が生まれにくくなったりすることもよくある

芸術は過去の多くの先人の積み重ねの上に成り立つものであり
決して個人だけで成立するものではない
作った人が生きていくための糧を得られるようにする一方
金があるなしにかかわらず
より多くの人に広く楽しめるものにする努力もいるのではないかと思う;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月20日 (水)

Charles Mansonの音楽

前回の京都映画サミットでとりあげた
チャールズマンソン

カリフォルニアが死刑廃止州であったため終身刑になり
今も獄中なのですが

けっこう大量に
音楽アルバムが発売されているのです

この前紹介した「LIE」

チャールズ・マンソンが投獄以前の67年にデモ用に録音した音源(68年オーバーダブ)のアルバム

元ビーチボーイズのデニス・ウィルソンに気に入られて、テリー・メルチャープロデュースで録音したが、結局、当時は発売できず、色々もめたとかいう話があって
一説にはシャロンテート殺害事件もアルバム出せなかった恨みに旧テリー・メルチャー邸(ロマンポランスキーが購入し、引っ越したとこだった)を襲った結果とも言われている

そんな曰く付の音源がどうしてアルバム化されているのかというと

どうやら、麻薬不法所持で投獄されていた刑務所でマンソンと知り合ったフィル・カウフマンが当時のデモ・テープを手に入れて権利問題をクリアー、アルバム化したようです

ちなみに、このアルバムの96年盤は14曲入りですが
この2006年盤は26曲入りに増えています

14曲目までは96年盤と同じで
それ以降、全く別の曲やらマンソンのインタビュー音声やらが入っていて
曲は音の感じからすると同時期に録られたものっぽいので
前の14曲は厳選したものだったのか、後から別のデモテが出てきたのか、なのでしょう

ライナーノーツにカウフマンの解説もマンソンインタビューも書いてあるので
僕にもっと英語力があればハッキリわかると思うのですが…

音楽的には
もっとオノヨーコ的な飛び道具系サイケかと想像していたら
意外に思ったよりポップです
しかも、思ったよりギターも歌もうまい

このーポップさと甘い歌声で女心をキャッチしていたのだなー
 
 
 
チャールズマンソンは終身刑でずっと刑務所ですから
さすがにこれ以上音源が増える事はないだろうなとか勝手に思ってたら
80年代以降にけっこう刑務所内で録音しているらしく
アルバムもバシバシ出していて、amazonでも何枚か普通に購入できちゃいます
 
 
 
1993年、刑務所でのライブアルバム(たぶん録音は1983年)
「Live at San Quentin」

1994年、マンソン60歳の誕生日記念にリリースされた
「Commemoration」

1995年、マンソンが詩を詠み、聖書を語るらしい
「Manson Speaks」

2010年、ATWA4部作の第1部らしい
「Air」

ちなみにATWAとは
Air, Trees, Water, AnimalsとAll The Way Aliveの頭文字で
マンソンが提唱する、地球規模の生命のバランスのようなものを表す評語らしい

2011年、ATWA4部作の第2部らしい
「Trees」

2011年、刑務所の外でマンソン抜きで録音されたマンソンファミリーアルバム(たぶん録音は1970年)
「Family Jams」

いやー色々あります

もう80近いのにがんばるなー

そして

アメリカは色んな意味で懐の深い国ですなー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月17日 (日)

第18回京都映画サミット「シャロンテートとマンソンファミリー」

第18回京都映画サミット
「シャロンテートとマンソンファミリー」
無事終了いたしました

まずはシャロンテートの美しさを再確認するということで
観たのは
「サイレンサー 破壊部隊」

おっさんによるおっさんのおっさんのためのスパイ映画

7割はディーンマーティンと美女のからみに割かれていて
それがしたいがために映画を作ってるのではないかと疑ってしまう

ストーリーもほぼない!
盗まれた黄金を取り戻すだけだ!
しかもディーンマーティンがいつスパイ活動したかも記憶にない!
ずっと美女にからんでいただけだ!

それでも
美女のサービスカットとオシャレな雰囲気とかっこいい音楽で
なんとなく最後まで飽きずに観られてしまうから不思議だ

ブースリーが武術指導したという格闘場面も
はっきり言ってユルユル
ディーンマーティンはおっさんやから
まぁ仕方がないのかもしれんけど・・・

ブルースリーの愛弟子であり肉体関係も疑われたシャロンテートも
思ったよりできてねぇー!ラストあたりの中国女との対決もガックシ・・・(ーー;)
ブルースリーはいったい何を教えていたのだ・・・?

まぁかわいいから許すけど

チャックノリスがザコ敵として出ているとの噂だが
それっぽい髪型の人は発見したが
結局、どれだかはっきりとはよくわからなかった
 
 
 
「ロマンポランスキーの吸血鬼」

シャロンテートの後の夫ロマンポランスキーが監督主演した映画

シャロンテートはドラキュラに血を吸われさらわれる村娘役で
このときからすでにかわいい

思ってたより有名なお風呂シーンは露出低めで残念だったが
とりあえずかわいいから許す!

映画自体はコメディタッチのちょっと変わったドラキュラ映画で
雰囲気はいいし、ところどころに非凡な才能は感じるんですが
全体的にはそれほど面白くない

ストーリーもたいしてないし
ギャグもいまいち笑えない(日本人だから?)

ちょっと期待よりは残念な感じの映画でした
 
 
 
「リブフリーキー、ダイフリーキー」

マンソンファミリーの歴史とシャロンテート事件を分かり易く人形劇にした映画
クレイアニメとしては動きはそんなに細かくないが
センスがよく、音楽もよく、面白いので
サクッと観れて、マンソンファミリー入門としては最適な一本

作ってる人や声優してる人も一部のファンにとってはなかなか豪華な顔ぶれ

シャロンテートがやたらビッチだったりするがリアルなのかそうでないのかはわからないが
事件の全体像考察としてもよくできている気がする

ただ、人形劇とはいえマンソンファミリー
グロ場面、エロ場面満載なので子供と一緒には見ないでね
見る人はいないと思うけど・・・
 
 
 
「ヘルタースケルター」

事件の検察官ヴィンセントブリオシが後に出した本を下敷きにして
ドキュメンタリータッチでマンソンファミリーとシャロンテート事件を再現した映画

作られたのが76年のまだ記憶が生々しい頃ということで
実際の雰囲気はこんな感じなのだろうなという感じはよく出ている

法廷での証言と実際の事件を交互に進行させるよくある手法で
思ったよりまじめに作られているので映画としてはかったるい

エロやグロも思ったよりかなり控えめ
 
 
 
「チャールズマンソン」

実在した殺人鬼たちの衝撃の姿を描いたシリアルキラー・サスペンス3部作のうちのひとつ
ちなみに他は「ジェフリー・ダーマー」「ジョン・ゲイシー」

同じマンソンファミリー再現映画「ヘルタースケルター」と同じ本を下敷きにしているが
「ヘルタースケルター」が真面目に事件を再現してかったるいのと対照的に
変に事件を掘り下げたりせず
みんなが見たいマンソンファミリーをテンポ良くエログロ満載で再現している感じ

裸・乱交シーン・殺人シーンも盛り沢山で、それ系を見たい人には大満足な内容です

殺人シーンなんかも
人殺しがヘタで刺しても刺しても死なず
何回もサクサク刺しているのが変にリアルでいい感じ

シャロンテート役がブサイクだったのが残念だったけど
まぁ面白かったのでいいや

「ヘルタースケルター」と両方見ると丁度バランスがとれていいかも

この映画中でマンソンがデニスウィルソン(元ビーチボーイズ)のスタジオで録音するシーンがあるのだが
実はマンソンのアルバムが一枚発売されている

当時は録音はしたものの発売がぽしゃって
かなりマンソンは怒っていたらしいが、後々にこうやってちゃっかり別の形で発売されちゃうところが
アメリカの懐の深さを感じる

売り上げが被害者救済に回されるのか、教団の資金になるのか、マンソンの刑務所生活の向上に使われるのかわからないが
はたして彼に才能があったのかなかったのか
興味ある人は買ってみるのも一興かと
 
 
 
「イゴーリアンズ~血の虐殺集団~」

悪名高きトロマ社がマンソンファミリーを下敷きにして85年に作ったスプラッター映画

原題は「IGOR AND THE LUNATICS」で
訳すと「イゴールとキチガイ集団」って感じでしょうか

イゴールはマンソン役ではなく部下のひとりの殺し実行役で
マンソンにあたる教団のトップはポールっていう人物なんだけど
タイトル通りイゴールの方がアクが強く印象に残るのです
出番は明らかポールの方が多いんですけどね

それがわかってるからのタイトルなんでしょうけど
なんか誰がメインなのか中途半端な感じです

内容もトロマらしくグダグタで、どうでもいいストーリーで実につまらない
マンソンファミリー再現性も低い

スプラッター場面は丸鋸真っ二つシーンが唯一光ってるが
それ以外はいまいち
それがわかってるのか、丸鋸シーンだけは冒頭にもチラリと見せる

教団の中にシャロンって名前の女子が出てくるのが
やはりシャロンテートから名前をとっているのだろう
殺されるってこと以外全く役回りは関係ないけど

ラストあたりも脳天とか心臓に矢が刺さったのにみんな生きてるし
全く意味わからん
普通の人間に見えた方々、全員ジェイソン並だったちゅーことでしょうか

そんな感じでトロマ社を見てる人はわかるでしょうけど
トロマのほとんどを占める面白くない方のスプラッターです
 
 
 
さて、ひょんなことから間彩さんが手に入れた
ブルースリーの死の真相記事の人物相関図にチャールズマンソンが入っていたことより始まった
今回の映画サミット
映画の中からは「サイレンサー」の武術指導をやっていた
というつながりしか確認できなかったものの

新たに映画「シャンプー」

がシャロンテートと一緒に殺された
カリスマ美容師の話であることを発見

それと合わせて
今回見れなかった
シャロンテートがドラッグに溺れる女優を演じた
(まさに自分?!)
「哀愁の花びら」

ラスメイヤー監督が唯一大手資本で
シャロンテート惨殺事件を取り入れて「哀愁の花びら」をリメイクした
「ワイルドパーティー」

ブルースリー映画の前で性的行為をする自分の場面をわざわざ入れた
ポランスキー監督の自作自演映画
「テナント~恐怖を借りた男」

シャロンテートを主役に撮るはずだった
「テス」

もしかしたら
ブルースリーやチャイニーズマフィアとのつき合いから生まれたかもしれない
「チャイナタウン」

あたりを見ると
新たな影というか
肖像が
見えてくるかもしれませんなー

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年6月16日 (土)

いつの間にか復活してた発禁漫画

まぁ厳密に言えば
日本には発禁という制度はないのです

そういう法律はない

だから、たいがいの場合
ただ単に出版社の自主規制で出ないだけ

昨今、自主規制がゆるくなって
色々と知らぬ間に再販されているので

つくづく、いい時代になったなぁーと思います

まぁ差別糾弾の嵐が吹き荒れた時代の方が全体主義的・ファシズム的で
おかしな時代だっただけのことですけどね

そんなわけで今回
今のうちに買っとけ
という感じの復活発禁漫画をご紹介

いっこ目、ジョージ秋山「アシュラ」

子供が人肉を食べて生きていく話だからか
なかなか再販がなく高値になっていた漫画
上下で曖昧完結(未完)
 
 
 
にこ目、ジョージ秋山「銭ゲバ」

これも再販されず高値になっていたが
ドラマ化されたときに再販されるんではないだろうか
と思ったのだが
そのまま忘れていて
やっぱり再販されていた

主人公がドラマよりかなり極悪
 
 
 
みっつ目、ジョージ秋山「銭ゲバの娘プーコアシュラ 完結編」

銭ゲバの続編とアシュラの完結編が収録された単行本
両方後々に描いたもので、デキが微妙らしいので僕は買ってないです
 
 
 
よっつ目、佐藤まさあき「堕靡泥の星」

ナチ・日帝・女囚・SM・強姦あらゆる倒錯世界を旅する極悪主人公の冒険譚
内容が内容だけに表立って指示を表明する人は少ないが
その唯一性にカルトな人気がある漫画
映画化・アニメ化もされている

愛蔵版が出たまま再販されなかったので高値になっていたが
完全版という文庫がいつの間にか出ていた

何が完全版なのかすごく気になるが
すでに全巻持っているので
買うのもなー

全9巻

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月13日 (水)

台湾映画「賽徳克巴莱(セデック・バレ)」日本公開は?

賽徳克巴莱(セデック・バレ)は
1930年に日本統治下の台湾で起こった「霧社事件」を描いた作品
_r
「霧社事件」について詳しくはwiki

公式HP

ゆーちゅーぶ予告編

 1930年の台湾で、日本からの抑圧に耐え切れずに蜂起した原住民と日本兵らの血で血を洗う攻防戦を描いた歴史大作。中国のジョン・ウー監督がプロデューサーを務め、ウェイ・ダーション監督がメガフォンを執っている。  ベネチアでは上映時間150分のインターナショナル・バージョンで公開されたが、台湾では約4時間を前編・後編に分けて上映。9日に公開された前編は、初日興行収入1,088万台湾ドル(約2,810万円)を叩き出し、台湾映画の過去最高成績を記録する好スタートを切っている。

製作が「南京1937」

を製作したジョンウーってところが気になる

ただの日帝プロテーション映画で終わってるかもしれん

まぁそれでもいいじゃーないの
反日だってだけで流通しないってのも日本の恥

ブルースリー反日映画「ドラゴン怒りの鉄拳」だって普通に売ってるし
反日子供洗脳映画「オーシャンズ」なんて文部省推薦で子供500円で見れたんやでー
それ考えたら
DVDぐらい出してくれてもいいのに…

ちなみに

日本人化した先住民族・高山初子(台湾名はオビン・タダオ)役としてビビアンスーが出てたり
Su

安藤政信
Ando

他にもキム兄や河原さぶが出ているようです

観たいなー

ただ「霧社事件」を描くのは難しいよね
今の感覚ではかなり理解しがたい

すると結局はただのわかりやすい抗日で終わってしまう

この映画もたぶん…

暴動の直接の原因といわれているのが

 1930年10月7日に日本人巡査が原住民の若者を殴打した事件である。その日、巡査は同僚を伴って移動中に、村で行われていた結婚式の酒宴の場を通りかかった。巡査を宴に招き入れようとモーナ・ルダオ(霧社セデック族村落の一つマヘボ社のリーダー)の長男、タダオ・モーナが巡査の手を取ったところ、巡査は宴会の不潔を嫌うあまりステッキでタダオを叩いた。侮辱を受けたと感じたタダオは巡査を殴打した。この殴打事件について警察からの報復をおそれた人々が、特にモーナ・ルダオは警察の処罰によって地位を失うことを恐れ、暴動を画策したと言われている。

ということで

根底には
近代化と近代化を嫌う勢力との確執
日本人による台湾人差別
がある

近代化勢力には日本人だけでなく台湾人も含まれ
台湾人も「近代化すべき」派と「昔ながらの生活をすべき」派に分かれていたし
近代化派が多数派であったため
反近代化勢力は文化的な破壊や既得権益の破壊に危機感をつのらせていた

このあたりが現代台湾人にうまく描けるだろうか
しかも
ジョンウー製作で…

そして事件は

 10月27日、霧社セデック族マヘボ社の頭目モーナ・ルダオを中心とした6つの社(村)の壮丁300人ほどが[2]、まず霧社各地の駐在所を襲った後に霧社公学校の運動会を襲撃した。襲撃では日本人のみが狙われ、約140人が殺害された。

でスタートが切られるわけだが

この襲撃がひどい
ほとんどが女・子供・赤ちゃん・老人
The_scene_of_the_wushe_incident
まさに「セルビアンフィルム」状態

武器を持たない弱いものをまず狙うこの襲撃がどれだけきちんと描かれているのだろうか

特に小学校の運動会襲撃は
何の罪もない小学生が何十人も台湾人の男どもに惨殺され
首を狩られている

正直、これをきちんと描けていれば
どんなに日本人に差別意識があるように
どんなに悪く描こうとも
軍の出動は仕方のないことのようにしかとれないだろう

しかしジョンウーだからな…

日本人は男だけちょろっと殺されるだけかもね
しかも民間人じゃなく警察官とか軍人とか

また、結局ジャングル戦では日本兵はボロ負けで
実際、討伐を成功させたのは近代化台湾人軍だったので
台湾人vs台湾人も描かなければならないのだけど

そもそも台湾人とひと括りにするのもおかしくて
部族ごとに思想信条も違うし、利権既得権益も違うし
台湾人という概念は希薄で部族が違えば外人であり敵である場合もあり
日本人を利用した部族間抗争の側面もある

それを描けてるとはとうてい思えないけど
やっぱり見てみたいね

京都みなみ会館やってくれない?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月10日 (日)

たまにはニュース記事を読み解いてみよう【中国の漢方薬】

ベジ太くんのブログが
よくニュースネタで記事を書いているので
僕もたまにはそれで書いてみようと思う

そんなわけで今日のニフティニュースから選んだ記事がコレ↓

【中国の漢方薬】効果絶大のヤバい裏事情とは

中国で、またしても新たな毒製品の存在が明らかとなった。4月16日、河北省や浙江省で皮革製品の廃棄物から精製したゼラチンを使った薬剤用カプセルの存在が判明。複数の業者が摘発されたのだ。カプセルからは、基準値を大幅に上回るクロムが検出されたが、すでに市場に出回っており、中国ではカプセル剤を敬遠する動きが出ているという(『中国新聞網』)。

 一方、カプセルの“中身”にも不信感が広がっている。『ニュージーランド・ヘラルド』(4月16日付)によると、成分表示の虚偽記載で、中国からオーストラリアに輸入された複数の漢方薬を同国税関が押収したという。サンプル調査で劇物を含む有害物質が検出され、加えてサイガ・アンテロープの角100%と表記された薬品からはヤギや羊、水牛や鹿のDNAしか検出されなかったという。

 珠海市に住む自営業・矢崎修さん(仮名・40歳)も、偽漢方の被害にあった経験がある。

「インフルエンザで高熱が出た際、道端で売ってる1杯30円の『感冒茶』を飲んだんです。熱冷ましの漢方薬で煮込んだものなんですが、翌朝、頓服でも下がらなかった熱が一気に下がり、冷や汗まで出てきた。同時に眩目が襲ってきて、フラフラ状態。これは絶対、ケミカルな成分ですよ。漢方でこんなに効くはずがない」

 一方、広東省東莞市在住でメーカーに勤務する高島功夫さん(仮名・36歳)によると、市販の漢方薬に成分表示されていない化学物質が混ざっていることは、もはや人民たちは織り込み済みなんだとか……。

 「このあたりのアダルトショプに行くと、『牛鞭』という勃起薬が売られているんです。もともとは雄牛の性器から抽出したエキスで作られた高級漢方薬なんですが、売ってるのはすべて完璧な偽物。しかし、それでも効果は絶大なので、かなりの人気。実は私は本物のほうも試したことがありますが、偽物のほうが効き目が強かった(笑)。説明書には、一回3錠飲むように書かれてますが、そんなに飲んだら一日中勃起が収まらなくなるので1錠で十分です。覚せい剤に似た成分が入っているという噂もあり、副作用は怖いですが、一度使うとみんな手放せなくなる……」

 薬で健康を害すという本末転倒な事態になりかねない医薬業界の偽装体質について、上海氏在住のフリーライター・小林弥生氏はこう解説する。<
>
 「不動産や株式市場が低迷するなかで、漢方薬が投資家たちの新たなマネーゲームの対象となっているんです。希少性の高い漢方薬ほど価格高騰が著しく、日本でもおなじみの冬虫夏草はここ2年で倍に値上がりしたほど。太子参(朝鮮人参の一種)に至っては、6〜7倍にもなっている。さらに近年の穀物相場の高騰を受け、生育機関が長い生薬の栽培農家の多くが穀物農家に鞍替えしているのも原因です。こうした急激な原料費高に対抗するため、漢方薬業界では西洋医薬をこっそり混入させたり、安全性を度外視した安価なカプセルを採用したりといったことが横行している」

 自然由来で安全なイメージから、日本でも若い女性を中心に漢方薬がにわかにブームとなっているが、こうした偽漢方薬が流入している可能性もあり、注意が必要だ。

◆風邪薬からシャブを精製!

 上記の逆パターン、すなわち薬から“毒”を取り出すという事件が起こった。4月12日、山東省で複数の麻薬組織が摘発されたが、うち2つのグループは、なんと市販の風邪薬から成分を抽出し、覚せい剤を製造していたというのだ。『新康泰克膠囊』という一箱わずか100円前後の薬から、0.3gの覚せい剤が作れるという。これは風邪薬に含まれる麻黄を抽出するやり方で、犯人たちはネット上で精製方法を知ったという。今年1月にも、重慶市でも風邪薬から覚せい剤を精製しようとして、爆発事故が発生している。

色々と廃棄物からのリサイクルが得意な中国
革製品からゼラチン・・・まぁとれそうだなー

普通にとるより金がかかりそうな気もするが、そうでもないところがすごいね

有害物質入りまくりなのはいつものことだけど
いつになったら他人に対するまともな感覚を手に入れることができるのだろうか

まぁ日本も生肉で子供殺したし
茶の雫で小麦食ったら死んでしまう重度のアレルギー患者生み出して
どんぐりの背比べみたいなものかもしれないけどね

ひとの振り見てわが振り直せ
日本人も気をつけよう

それから平和ボケして
喉もと過ぎれば暑さを忘れてしまうのが日本人
毒菜、毒冷凍食品を気にせず食ってるヤツたくさんいるんだろうな

たぶんそのくせ
放射能とか騒ぐんだよね
タバコ吹かしながら

タバコでの発癌率は京都で放射能で発癌する可能性の数千倍、いや数億倍じゃありませんかね
副流煙を他人に吸わせてるあなたは
放射能を撒き散らした東電と同じくらいの罪人でわ

とこの前チラリと思ったのです
その人には言いませんでしたけど・・・
 
 
 
それからまた
矢崎修さんの話も全くの無知としか言いようがない

「漢方でこんなに効くはずがない」なんてことはないです

漢方でも症にぴったり合えば劇的に効く場合があるし
そもそも漢方のもともとの設定としても上品、中品、下品があって

上品(じょうぼん)
「君であり,生命を養うを主とする。天に応じ,無毒,多量に長く服用しても人を傷わない。身を軽くし,体力を益す,不老長生の薬。」
中品(ちゅうぼん)
「臣であり,性を養うを主とし,人に応じて無毒と有毒とがあり,適宜配合し,病を防ぎ,体力を補う。」
下品(げぼん)
「佐使であり,病を治すを主とし,毒性も強いので,長期の連用は慎むべし。」

特に下品は劇的な効果が認められる分、毒性も強く、使用に失敗したり、副作用のようなものを発生させてしまったりする場合が多い分類である

漢方薬全てが「緩やかに効く」「副作用が全くない」などと言う医者は無知
信用してはいけない

それに「自然由来で安全なイメージ」も違う

使い方を間違ってると体のバランスがよけい悪くなるし
飲み方によっては劇的な健康被害も出かねない

漢方薬には一定の東洋的センスと知識が必要で
西洋医学だけしか頭にない医者には全く理解できないし使えないので

そこらへんの医者が出す漢方でさえ怪しくて
治療に失敗したり、体調を崩したりしかねないと思ってるのに
それを自分勝手に飲むとなると
そうとう問題があるような気がする

うちの父親も相当健康食品が好きで
買って気ままに色んなものを飲んでいるが
明らかそんなもの飲んでるから体調崩すみたいなときがある
たぶん長生きしないと思う

いくら言っても聞かないから仕方ないし
自分の人生なんだから好きにしたらいいと思う次第

健康食品のほとんどは不健康食品
飲むやつはバカです

毎日の食事においしくて栄養のある物を食ってた方がよっぽど健康になれます

そして意外に元気に長生きしてるおじいちゃんおばあちゃんは粗食
魚とご飯と味噌汁と漬物だけとか

まぁ兎に角
漢方薬を飲むときは
東洋思想をきちんと理解している
ちゃんとした人に相談しましょう

今のところ
僕が一番信用している先生は
長全堂村岡先生です

他にも探せばいるんでしょうけど
僕の交友範囲にいるのはとりあえずこの人だけです

萩だから簡単に会えないし
普段はメールで相談するぐらいやけどね
 
 
 
「風邪薬からシャブを精製」
に関しては
ついに出たかって感じですね

麻黄は身体を温めて発汗させ咳をとるのに風邪薬処方に入っているのですが
覚醒剤の原料でもあるんですよね

まぁもともと麻薬っぽいというか酒っぽいというか
そういうモノなんで
麻黄が性に合わない人なんかは
麻黄が入ってるような処方の漢方薬を飲むと悪酔いしたみたいに気分悪くなったりすることもあるのです

日本や温帯の地域で麻黄を栽培してもそういった成分はできないので
ほとんどは中国の山岳地帯、モンゴルあたりで栽培(野生が多いかも)されていて
日本で使われる漢方薬中の麻黄もその辺からの輸入品だし
同じように
北朝鮮から日本に流れてきている覚醒剤も北朝鮮産ではなく中国ルートで入ってきているそのあたりのものだと思われます

その流通の取締りが厳しくなったのか
需要が高まって麻黄の値が高くなったのか
安く風邪薬から抽出できる方法が確立されたのか

昔なら風邪薬からいちいち抽出するのはコスト的に合わなかったはずなんですけどね

どういうことなんでしょう?

でもこれで風邪薬が規制されるとかになると本末転倒っちゅーか
不便この上ないので
そーいうことはやめてほしいですね

ほんま汗出ないときはいいんですよ
麻黄
風邪治すにはやっぱり汗出してなんぼなんで

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2012年6月 6日 (水)

万物創造房、昨今の森羅万象

Suiren
もう終わりましたけど
今年もスイレンが咲きました

Sekkoku
モミジに着生させているセッコクも咲きました

Yago
メダカちゃんを飼ってる水瓶からヤゴが出てきて
トンボに脱皮し飛び立って行きました

僕が見つけたときは、すでに脱皮後で飛び立つ寸前で
写メを撮ろうとしたら飛び立っちゃったので
写真は抜け殻のみです

抜け殻は表ショーケースに大事に飾っております

Hotaru
万物創造房にホタル?が出現

通りがかりで気付いた人ははたしているのか?
暗くなると観られるようです

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年6月 5日 (火)

「第18回京都映画サミット」のお知らせ

来る
6月16日土曜日
万物創造房閉店後20時より
第18回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のお題は
「シャロンテートとマンソンファミリー」です
Romanpolankisharontate
写真はロマンポランスキー監督(夫)とシャロンテート
 
 
 
ことの発端は
間彩さんが手に入れた
古い雑誌に載っていた
「ブルースリーの死の真相」記事

ブルースリーの関係者相関図に「シャロンテート&チャールズマンソン」が載っているではありませんかー!

どうやら
「サイレンサー 破壊部隊」にシャロンテートが出演していた際に武術指導していたのがブルースリーで
それ以降、個人的な付き合いがあったとかなかったとか

アメリカ芸能界の色々な人と付き合いの会ったチャールズマンソン
シャロンテートやブルースリーとも付き合いがあったとかなかったとか

ま、そういう話をしていたときにですね
映画サミットの若い人たちが
「チャールズマンソンって誰ですか?」
とか聞くもんですから

じゃー次回はチャールズマンソンとシャロンテートを知るサミットにしましょう!

というわけで
別にオウム真理教のテロリスト殺人鬼が捕まったことなんかとは全く関係なく

日本赤軍のテルアビブ空港で婦女子を何十人も殺しまくったクソテロリストに死刑判決を出すか迷って出さなかったことが公表されたのとも関係なく

カルト教団マンソンファミリー
そして
シャロンテートとチャールズマンソンについての映画を観
それについて話し合う会と相成ったわけであります

ちなみに用意されている映画は

先のディーンマーティン主演のゆるゆるスパイアクション
「サイレンサー 破壊部隊」

シャロンテートの魅力が堪能できる
「ロマンポランスキーの吸血鬼」
「哀愁の花びら」

マンソンファミリーの歴史を人形劇で再現した
「リブフリーキー、ダイフリーキー」

マンソンファミリーの実写再現映画
「チャールズマンソン」
「ヘルタースケルター」

トロマ社がマンソンファミリーをネタに作った
「イゴーリアンズ 血の虐殺集団」

ラス・メイヤー監督がシャロンテート虐殺事件をネタに入れつつ
「哀愁の花びら」をリメイクした
「ワイルド・パーティー」

という感じです

いつものごとく
参加費は何かみなで飲み食いするものです

また
スペースの都合上
先着10名様までとなっております

それでは参加希望
お待ちしております

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »