« 第12回京都映画サミット「サムライムービー」 | トップページ | 風邪を引きまして~死ぬかと思ったよー »

2011年12月22日 (木)

日本兵の生還率が極端に悪いのは「戦陣訓」のせいではない

最近、ほんわかしたことばかり書いて
ゴリゴリした記事がないということなので
何年か前にクロネコさんと話した内容を書いておこうと思う

今まで僕たちは
大東亜戦争・太平洋戦争において
日本兵の生還率が極端に悪いのは
「戦陣訓」の「生きて虜囚の辱めを受けず」に従い自害したからだと信じさせられてきた

しかし、それはほんとうなのだろうか?

例えば
水木しげるの「駆逐艦魂」という漫画には
撃沈された日本の駆逐艦から脱出する人たちに向かって
米船が周りを何回も巡回し機銃掃射を浴びせ皆殺しにする描写がある

沈没船から逃げる無抵抗な者を撃つことは国際法違反だが
普通のことのように描写される

普通、戦艦が沈んでも海に脱出できる海戦における生還率はわりと高め(80%という話もある)であるはずなのだが
日本軍だけ極端に低い

戦艦大和の場合でも10%である

「伊藤整一、大和と運命を共にした第二艦隊司令長官」という本の中には以下のような一説があるらしい
「この悲惨な状況をあざ笑うかのように、米軍機は何時間にもわたって、無抵抗の漂流者に執拗な機銃掃射を加え続けた。」

連合軍は開戦時からずっとこういう作戦をとっていたのである

帰ってこない日本兵はほんとに全員自殺したのですか?

また
「翼よあれがパリの灯だ」で有名なリンドバーグ(1902~74)は連合軍に技術顧問として従軍していたのだが
そのときの日記を見ると当時の状況がよくわかる

~リンドバーグ日記の抜粋~

*各地の太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは捕虜にしたければいくらでも捕虜に出来るが、米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上げて投降してきても皆殺しにするから。

*あるところでは2000人ほど捕虜にしたが本部に引きたてられたのはたった100か200だった。残りのの連中にはちょっとした出来事があった。それを知った戦友は投降したがらないだろう。

*捕虜を取らないことを自慢する部隊がいる。

*将校連は尋問の為捕虜を欲しがる。捕虜1名に付きシドニーへの2週間の休暇を出すとお触れが出た途端に持て余すほどの捕虜が手に入る。懸賞を取り消すと一人も手に入らなくなり、つかまらなかったと嘯くだけ。

*一旦捕虜にしても英語が分かる者は尋問のため連行され、出来ない者は捕虜にされなかった、即ち殺された。

*捕虜を飛行機で運ぶ途中機上から山中に突き落とし、ジャップは途中でハラキリをやっちまったと報告。ある日本軍の野戦病院をある部隊が通過したら生存者は一人もいなかった。

*2年以上実戦に参加した経験がない兵が帰国前にせめて一人くらい日本兵を殺したいと希望し、偵察任務に誘われたが撃つべき日本兵を見つけられず捕虜一人だけ得た。捕虜は殺せないと嫌がるくだんの兵の面前で軍曹がナイフで首を切り裂く手本を示した。

*爆弾で出来た穴の中に皆四肢バラバラの状態の日本兵の死体を投げ込みその後でトラック1台分の残飯や廃物を投げ込む。

*捕虜にしたがらない理由は殺す楽しみもさる事ながらお土産を取る目的。

金歯、軍刀はもとより、大腿骨を持ち帰りそれでペン・ホルダーとかペーパーナイフを造る、耳や鼻を切り取り面白半分に見せびらかすか乾燥させて持ちかえる、中には頭蓋骨まで持ちかえる者もいる。

*日本人を動物以下に取扱いそれが大目に見られている。我々は文明のために戦っているのだと主張しているが、太平洋戦線を見れば見るほど、文明人を主張せねばならない理由がなくなるように思える。事実この点に関する成績が日本人のそれより遥かに高いという確信は持てないのだ。

*リンドバーグはドイツ降伏後ナチスによる集団虐殺現場を見学した時の日記で「どこかで見たような感じ、そう南太平洋だ。爆撃後の穴に日本兵の遺体が腐りかけ、その上から残飯が投げ捨てられ、待機室やテントにまだ生新しい日本兵の頭蓋骨が飾り付けられているのを見たときだ。ドイツはユダヤ人の扱いで人間性を汚したと主張する我々アメリカ人が、日本人の扱い方で同じようなことをしでかしたのだ」と。


引用元

このような状況で投降しようとする兵がどれだけいるだろう

帰ってこない日本兵はほんとに全員自殺したのですか?

沖縄戦においては大量の民間人が集団自決したが
はたして本当に集団ヒステリーなのか?

米兵に捕まっても強姦されたり・虐め殺されたりするよりは自殺を選んだのは
いたって普通な判断ではなかったか・・・
 
 
また注目すべきは
アメリカ人が
日本人の大腿骨や頭蓋骨をフツーにお土産にしていたこと

漫画「はだしのゲン」でもゲンが原爆で死んだ広島の人の頭蓋骨をGHQ兵にお土産として売って生活する場面があるが
Genomiyage
アメリカ人にとって日本人の骨は、動物の骨や牙と同じ程度のものだったのだ

1944年5月22日号のライフ・マガジンには
「ボーイフレンドの海軍大尉から送られた、日本兵の頭蓋骨を眺めながら、彼氏に手紙を書くナタリー」
Omiyage
という写真も掲載されている

そして
もうひとつ頭に入れておかなくてはならないのは
アメリカで黒人が人間としての権利を完全に手に入れたのは
1964年の公民権法制定である
(それ以降も差別は続いているが一応法律として)
それまでは白人以下の存在であった
そして、その時代
アメリカにおいて黒人よりさらに下とみなされ、黒人よりさらに安い賃金で働かされていたのが
日本人や中国人の黄色人種である

ゆえに
公民権法制定より30年ほど前の太平洋戦争時の日本人の扱いは黒人以下であったといえる
黒人が人間でないとすれば、それ以下とは何なのか?

今でも度々アジア人に対して使われる言葉
「イエローモンキー」
そこに答えがあるように思われる

まぁもっとも
アメリカ人全員が全員そうであったわけではないし
一部、まっとうな人もいただろうが

アメリカ全体としてはそういう雰囲気だったということだ

帰ってこない日本兵はほんとに全員自殺したのですか?

|
|

« 第12回京都映画サミット「サムライムービー」 | トップページ | 風邪を引きまして~死ぬかと思ったよー »

歴史」カテゴリの記事

コメント

同期の韓国人の子に聞いた結果報告しようと開きましたら、えらい胃にくるネタですねー
「カティンの森」思い出しました
戦争なると何人も似たり寄ったりですね

件の映像、「あれはあの国のノリ」だそうで、一緒にされたくない感じでした。そして泣き女は「知らない」らしく、都市部ではもう廃れちゃったんでしょうか。
でもその子、キムチと魚介が食べれないので(?)もうちょっと何人かに聞いてみたいですね。

投稿: 235 | 2011年12月22日 (木) 午後 11時10分

『戦争』という高尚な?言葉にすると、
常軌を逸している(逸していた)
という辺りに落ち着いて片付けられて
しまいそうですが、『狩り』と考えると
自然なような気がしますね。最初から
獲物を斃して、その死骸を解体してトロフィー
を作ることそのものが目的というか本能であり、
"ただそれだけのこと"であるのが被害者側
にとっては哀しいところです。
 
リーマンショック時の米国企業の
異常としかいいようがない日本の某自動車企業
への一方な誹謗中傷と偏向報道を執拗に継続
して業績を落として自分達を回復させましたけど、
『狩り』だと考えるととても納得の行動のような気が
して眺めていました。原爆投下もシベリヤ抑留、
沖縄の悲劇も根底には『戦争』ではなくて『狩り』
狩猟を感じますね。
 
現在のユーロ危機も全く同じ匂いを濃厚に
感じます。お人良し(=獲物)を引っ張りだして、
自分達の遊興に耽った費用を"全額"出させようとする
『狩り』ですね。シー・シェパードの行動原理もしかり。
鯨や海豚を守る目的よりもよほど先に「狩猟の快楽」
を強く感じます。犠牲者が出るのは最早時間の
問題ではないでしょうか。
 
"あれから"70年近くも経過した今回も
またしても"獲物"は同じになってしまっている
のが何ともいやはやですね。

投稿: kuroneko | 2011年12月23日 (金) 午前 11時33分

>えらい胃にくるネタですねー
次はほんわかネタでいきます

>泣き女は「知らない」
韓国はすでに廃れちゃいましたか・・・
それにしても、もうすでに自国の文化すら知らない世代がいっぱいいるんですなー

泣き女も深いですよ
wikiには
ロマ人の職の1つとも言われるが、古くは旧約聖書にもその存在が記されており、古代エジプト時代の壁画にも描かれている。
とあります

ゆーちゅーぶに現在の泣き女がありましたけど
http://youtu.be/LI9jsKYvWCc
マイク持ってて、ありがたみない感じですねー

>キムチと魚介が食べれない
キムチが食べれない韓国人とか始めて聞いた・・・いるんや・・・

投稿: 万物創造房店主 | 2011年12月23日 (金) 午後 04時04分

>"あれから"70年近くも経過した今回もまたしても"獲物"は同じになってしまっている

まさに世界のスケープゴート国、ニッポンですな

とりあえずなんでも日本のせいにして
日本を叩けば皆喜んで円満解決と・・・

白人国だけでなく
アジア国の中韓朝までがそうですから困ったものです

まぁそもそも
日本が情報戦に弱いから悪い部分もあるんですけどね

投稿: 万物創造房店主 | 2011年12月23日 (金) 午後 04時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93245/53542255

この記事へのトラックバック一覧です: 日本兵の生還率が極端に悪いのは「戦陣訓」のせいではない:

« 第12回京都映画サミット「サムライムービー」 | トップページ | 風邪を引きまして~死ぬかと思ったよー »