第11回京都映画サミット
「ジージャーちゃんと戦う女」大会
無事終了いたしました
「暗黒街のドラゴン 電撃ストーナー」
ジャケにはアンジェラマオが大きく写っており
タイトルにも「アンジェラマオ」がくっついているが
はっきり言って主役は
『女王陛下の007』で二代目ジェームズ・ボンドを演じたジョージレーゼンビー
ダブル主役に近いけど
マオ様は
後半までチラチラとしか出てきませんし
後半までアクションシーンもありません
ザコ敵のやられ方がうまいのかジョージレーゼンビーもけっこうかっこいいんですけどね
やっぱり僕はマオ様が見たいのです
ストーリーはよくある麻薬組織撲滅モノに
麻薬に催淫剤が入っているという設定でエロを絡めた感じで
たいしたお話はない
ラストバトルらへんはマオ様も大活躍で盛り上がるけど
それまではジョージレーゼンビーの同じような活躍ばかり見せられるので
全体としてのデキはいまいち
サモハンは相変わらず中ボス的悪役でそこそこ活躍
武術指導もしているらしい
ジャッキーとユンピョウは見当たらなかったなぁ・・・
ジョージレーゼンビーは007の次作を蹴ったらしいけど
結果、こんな微妙な映画でよかったのかなぁ・・・
「チョコレートファイター」
僕はもう劇場に見に行ったのから数えて5回目ぐらいになりますけど
やはり何回見ても
面白いし
ジージャーちゃんはかわいいし、かっこいい
阿部寛も僕の今まで見た中では
かっこいい役柄ベストワンの仕事ですよ
よくこの役受けてくれましたー!って感じです
氷工場のシーンはブルースリー「ドラゴン危機一髪」への最大オマージュなのですが
残念ながらブルースリー映像を使うことが許可されなかったためトニージャー映像になっているのが残念
ジージャーちゃんは明らかブルースリーをトレースしてるのに
なんかすごく不自然になってる
散々世界中からパクリまくってた香港映画のくせに・・・
許可してやれよ
「チョコレートソルジャー」
ジャケと邦題が最低ですが
世界の公開から2年遅れでやっと日本でもDVDが発売されました
(世界公開時タイトル「Raging Phoenix」)
前作は英題「Chocolate」なんで
まぁーギリ「チョコレートファイター」もセンスなさ過ぎやけど
まぁ劇場公開したから許してあげようと思いましたが
今回は劇場公開はしねーわ
邦題の付け方も最低やわ
一回ジージャーちゃんに頭蓋骨に蹴り入れてもらって脳味噌変形させてもらえやっ!
って感じですね
日本ではアジア映画祭で上映されただけで
(映画祭での邦題「ジージャー:頑固に、美しく、猛々しく」もたいがい・・・)
全く劇場公開されませんでした
「ハイキックガール」みたいなドつまらん映画配給するぐらいなら
こっちを配給せーっちゅーねん!
いやーしかし
予想以上に面白かったですね
二作目なんでパワー落ちしてるだろうなーと思ってたんですが
全くそんなことなかったです
うまく違うアクション、違う魅力を引き出してますね
特にラストあたりのたたみかけるようなアクションの連続がすばらしい
吊り橋あたりの立体的なコンビネーションバトル
(バトル以外にも「嫁が落ちるー!」的な演出がドキドキ感を煽ってよかったです)
壁にも張り付ける不死身のオカマちゃん
いやー最高っす!
ストーリーも誘拐組織をぶっ潰すという単純な内容に
人体からフェロモンエキスを絞って香水を作る(映画「パフューム」から?)
サブキャラの因縁等々
うまく色々な味付けがしてあってなかなか面白かったです
ラストあたりの崖での
「俺の事はいいから、手を離せー!」的な
ベタなシークエンスも思わず涙してしまいました
次作
ペッターイウォンカムラオとのコメディ映画
「Juk-ka-lan」
予告編
次々作
韓国俳優陣と共演のテコンドー映画
「THE_KICK」
予告編
も早く日本で公開してね
さらに
トムヤンクン2の撮影も始まってるらしいし
チョコレートファイター2も日本で撮りたいらしい
まだまだ楽しみだなー
「戦闘少女」
井口昇, 西村喜廣, 坂口拓が
一章づつ別に監督するという
変則的な形態でとられた映画
ということで
バラバラ感があるかなと思ったら
そうでもなかった
けっこう統一されていた
相変わらずお下品ギャグとスプラッター満載で
数々のオマージュネタも満載
たいしたアクションはないものの戦闘も多彩で楽しい
(せっかく坂口拓が出ているのにアクションないのが残念)
ただ
善悪のはっきりしないことをテーマにしてるから仕方ないのかもしれないけど
どいつにしても敵の憎たらしさみたいなものがないので
倒した後のカタルシスがほとんどないのがちょっと残念
そういう意味では「片腕マシンガール」の方が上ですな
最近のコメント