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2011年8月 9日 (火)

チアチア族ハングル化計画???

Chiachia
今日、久々に朝鮮日報を読んでいたら
以下のような記事があった

『チアチア族の村に韓国語教育機関設立へ』 民族固有の言語を表記する文字としてハングルを採用した少数民族、チアチア族が暮らすインドネシア南東スラウェシ州のバウバウ市に、韓国語教育機関「世宗学堂」が新設される。

 社団法人「訓民正音学会」は8日、同市内のムハンマディア・ブトン大学に9月に世宗学堂を設立する予定だと発表した。講師2名の募集を担う慶北大学は、先ごろ募集広告を出した。

 世宗学堂は、第1外国語や第2外国語として韓国語を学ぶ外国人に韓国語や韓国の文化を教える機関の総称。同大学の学生の半分はチアチア族だ。

 人口6万人のチアチア族は、固有の言語はあるものの表記する文字がなく、言語が消滅の危機に陥ったことから、2009年にハングルを文字として採択した。現在、チアチア族の小学生はハングルで表記されたチアチア語の教科書で授業を受けている。

 訓民正音学会のキム・ハナ事務室長は「世宗学堂の設立を機に、インドネシアだけでなく他国にもハングル普及事業が広がっていくだろう」と期待を示した。
(朝鮮日報 2011/08/09)


僕は全く知らなかったのだが、どうやら

韓国のハングルの国際的普及を目指す民間団体「訓民正音学会」が2007年からすすめている
「中国やタイなどの少数民族に目を付けて、金銭支援をチラつかせ、ハングルを教え、普及させるプロジェクト」の唯一の成功例のようだ

ハングルを日本に強制された民族が他の民族に広めようとしている姿も滑稽だが
ある意味、この活動は壮大な文化的侵略計画である
日本語を強制的に教えられて迷惑していると思っている似非アイヌの人はこれに対して抗議活動でもしないのかなー
他人のことには関心なし?

ソウル・光化門(クァンファムン)に位置した世宗(セジョン)大王像の下の「世宗の話展示館」 には「チアチア ハングルの話」コーナーが用意されている。ここには「チアチア族は固有の言語を持っていたが 表記する文 字がなかった。彼らは固有語を保存するためにラテン語やアラビア語より固有言語の発音と意味 をよく生 かすことができるハングルを2009年8月に公式文字に採択した」と記されている。
ということで すげーと思ってしまうのだが

どうやら公式文字というのは嘘らしい

文化的侵略でもなんでもないか・・・

チアチア族がハングルを「公式採択」したという無責任な広報も問題だ。チアチア族は現在、ハ ングルを「非 正規科目」に分類、望む学生だけが授業を聞く。パク・ヒ・西原(ソウォン)大教授は「インドネ シアには種族が 多く、ハングル導入を喜ばない勢力もあって気を付けなければならない」と憂慮した。文化観光 部関係者も やはり「我が国がチアチア族を公式に支援するには不便な部分がある」と話した。 バウバウ市の政治事情も今後のハングル定着にそれほど友好的ではない。ソン・スンウォン・西 江(ソガン) 大教授は「初めてハングルを積極的に導入したタミム・バウバウ市長が2013年に変わる」として 「今のように 進行されればハングル定着が難しいこともある」と憂慮した。 (世界日報(韓国語) 2011.04.12)

まぁ韓国側はまずはチアチア語をハングル表記にして、いずれは朝鮮語圏を広めようと思っているようであるが
世の中そううまくはいかない

冒頭のチアチア族の授業風景の写真のハングル教科書が変に浮いていて、合成写真疑惑があったり
(授業風景を撮ることなぞ簡単そうなのに、それすらできない状況?)
募集講師2名であることや
本文中「同大学の学生の半分はチアチア族だ。」とあるが、具体的な人数に触れていないところをみると
すでに暗礁に乗り上げているようにしか見えない

チアチア族側も実は金銭的支援がほしいだけで、ハングル表記はどうでもいいのかもしれない

まぁ好きにやって下さい

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