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2011年6月11日 (土)

つくば市風車訴訟 早大の賠償減額確定

早大の賠償減額確定=つくば市設置の風車訴訟―最高裁
小中学校に設置した風車が回らず、発電事業が実現しなかったとして、茨城県つくば市が業務を委託した早稲田大学に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は9日付で、つくば市と早大双方の上告を棄却する決定をした。つくば市の過失が大きいと判断し、早大の賠償額を大幅に減額した二審判決が確定した。
 一審東京地裁は、早大の過失割合を7割と認定して約2億円の賠償を命じたが、二審東京高裁は、事前に風力発電の事業化を困難だと把握していた市の責任が格段に重いと判断、賠償額を約8950万円に減額していた。
 二審判決によると、同市は2005年、風車23基を19校に設置。売電資金で地域通貨を発行し、地元の活性化を図る計画だったが、発電量が足りず失敗した。
 市原健一市長は「早大の損害賠償責任が認められたものの、このような結果になり残念。市としては最終的な司法の判断を真摯(しんし)に受け止める」とコメントした。
(時事通信 6月10日(金)18時18分配信)

2006年環境省「環境と経済の好循環モデル事業」に採択され、国民の血税5億円が投入された、全国的にも注目を浴びていたつくば市の小型風力発電機
それが殆ど動いていないばかりか、逆に維持のために電気を消費していて、実質マイナスであることが市民団体の調査で発覚

慌てて市が発電機の開発、導入にかかわった早稲田大などを相手取り、設置費約3億円の賠償を求めるわけですが
結局、つくば市と早稲田の責任の擦り合いが始まり、裁判が長引いてました
それがやっと今回結審したわけです
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正直言ってどっちも黒です

早稲田大学も研究費として数千万円の金をもらってますし
納入された風力発電機のメーカー(イーアンドイー株式会社)と早稲田大学の関係も深いらしい

つくば市側も
工事に関しての落札率が97%というおかしな確立で地元企業談合状態で行われています

国の税金5億円+つくば市税金2.5憶の計7.5憶を無計画に食い合った
失敗しようが関係なく、甘い計画書で7.5憶を引き出し、それを分け合って食うことが目的だった
そういうことのようです

金儲けを税金からしかできない輩がまだこんなにいるんですね

しかし、これらから考えると
実際、訴えて金を返してもらうべきは環境省ではないのですかねぇ?

無計画にもほどがあります
ちゅーか無計画というよりは
データ捏造の詐欺に近いですね
逮捕者が出てもいいぐらいだと思うのですが・・・

つくば市は血税3憶円を取り返そうと訴えた結果、最終的につくば市の責任も重いということで、8950万円がなんとか市民の手に戻るようです
では国民全体の血税5億円は誰が取り戻してくれるのでしょう?
消えたままですか?

考えようによっては5億円儲けて、8950万かっぱいだ、つくば市の一人勝ちでは・・・
早稲田は貰った研究費より払った額の方が多いし

マジで腐ってますね官僚組織

以下のつくば市教育長の答弁を聞くと、ほんま、日本は終わりなんちゃう?と思いますね
教育を統べる人の発言がこれでは・・・

3月10日の地元紙「常陽新聞」の記事において、つくば市議会の答弁の中で、つくば市の教育長が次のような発言をしたそうです
「教材では、回ろうが回るまいが、なぜ、どうしてということが科学教育、環境教育、エネルギー教育でひじょうに大事。そういう意味ではひじょうに価値ある投資だった」
「科学の世界は失敗の連続。そういう積み重ねで成り立ってきている。あと百年、二百年たってしまえば化石エネルギーはまったくなくなってしまう。子供たちはいまどんなエネルギーが必要なのかと考えたときに、必ず風車とか太陽エネルギーとかを言う。それをつくばではいち早く子供たちに動機付け、モチベーションを高めた。そういうことを考えれば、税金の無駄遣いではなく価値ある投資だった」

いわゆる予想外・・・

福島原発事件に対する答弁を思い出します

参考HP「なぜ回らない、つくば市の風力発電機問題」

ところで
我が京都府にも風力発電があります
それは太鼓山風力発電

名称(所在地) 太鼓山風力発電所(与謝郡伊根町字野村小字太鼓山地内)
運用開始年月 平成13年11月
設置台数 6基
最大出力 4,500kW(750kW×6基)
年間発電量 8,549MWh(計画)
総事業費 約15億円

新エネルギー財団賞を受賞した優良計画のようですが
実際はどうなのでしょう
風力弱く、初期調整不十分 伊根の風力発電 収益伸び悩み

 京都府が昨秋から伊根町で始めた風力発電事業の収益が、当初見込み額より大きく落ち込んでいることが十四日、分かった。風力などに応じてコンピューター制御で効果的に電力を生むための「初期調整」が十分でなかったほか、風力自体の弱さも要因という。一億円の年間収益見込みに対し、稼働から半年たった現在、収益は二千五百万円程度にとどまっており、府企業局は「初期調整はメーカー側の責任。収益の不足分を補ってもらう」としている。

 風力発電はクリーンエネルギーの開発をめざす府が、伊根町野村の太鼓山(標高六八三メートル)に六基の風車(タワー五十メートル、羽の直径五十・五メートル)を設置。一キロワット当たり十一円四十銭で関西電力に売る契約を結び、昨年十一月中旬から発電を始めた。

 一基の発電能力は一時間当たり最大七百五十キロワットで、年間収益を一億円程度と見込んでいた。ところが、コンピューター制御によって、現地の風力や風向の急速な変化に合わせ、最大の電力を生む初期調整が「十分できなかった」ほか、平均風力が当初見込みより弱かったため、収益が伸び悩んでいる。

 府企業局によると、五月末までの発電量は約二千二百万キロワットで、半年間の収益は二千五百四十万円。目標額を大きく下回っていることから、「早急に初期調整の修正を行い、最大の電力を生むようにした」という。

 風力発電の初期調整は、他の自治体や民間でも苦労しているといい、企業局は「初期調整が原因の収益不足は、風車メーカーに負担してもらうため、問題はない」と話している。

 ただ、夏場にかけて風力が弱まることが予想されており、収益目標を達成できるかどうかは微妙なようだ。

(Kyoto Shimbun 2002.06.15 News)

これらに関して
コチラに調査した人がいます

結果だけ言いますと
稼動率は当初予定の半分です
やはり計画段階でそうとう甘い設定を行っているようです
(つくば市よりはましですが・・・)

風車を維持する経費が年間二千万円強で
売電利益が五千万円強
(売電できているだけつくば市よりマシですが)
年間の利益は3千万ていど

15憶の総工費を完済するまでに単純計算
50年かかります

しかし風車の耐用年数は20年ほどとみるのが普通なようです
またっくペイできません

また、設置場所が山の頂上であるので、落雷などによる故障や劣化も考えられ
それらを考慮すると
さらに状況は悪くなります

あ、
新たな記事を発見しました
これによると
・2008年度:4,500万円の赤字
・2009年度:4,600万円の赤字
となっております

予想外の赤字!!
毎年一億ほど何に使ったんだよ!

最低ですね
永久にペイできません
ちゅーか借金まみれです

実際、日本各地で借金まみれになって停止、放置されている風力発電が多々出てきています
こんなもの放置されたら自然破壊しただけですよね

さて、原発事故以降
風力発電か注目されていますが果たして、そこまで期待できるものなのか?
エコに見えるだけ自己満パフォーマンスではないのか?

ちなみに風力発電が爆発的に普及しているドイツ
政府が強制的に高額な売電価格を決めています
そして
その分は電気を使うユーザーが高い電気代として払うことになっています
(日本の3倍ぐらいらしい)

日本国民にその覚悟があるのか?

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