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2011年5月12日 (木)

第五回映画サミット開催のお知らせ

来る
5月28日土曜日
万物創造房閉店後20時より
第五回京都映画サミットを行いたいと思います

今回のお題は
「団鬼六」です

団鬼六(本名 黒岩幸彦) 日本を代表する官能小説家

今年 5月6日 午後2時6分
胸部食道がんで永眠
(1931年9月1日生 享年79)

鬼六氏ブログ
鬼六氏公式HP

鬼六氏の小説はけっこう映画化されておりまして
その中から
追悼の意味もこめて
鑑賞、語り合いたいと思います

僕の手持ちは
「花と蛇」杉本彩ver.
「花と蛇2」
「新妻地獄」
「美教師地獄責め」
「縄と肌」
です

今ネットを流れていたら
いつの間にか「花と蛇3」なんてのが公開されてたんですね
予告篇
そして
渋谷のライプハウスDUO MUSIC EXCHANGEで開催された関連イベント<小向美奈子“緊縛”ナイト>で
こんなのが!!!
Hanhebi3

うーむ実演見てぇー!
おっとこちらに動画が!

いやーすばらしい!
まさに緊縛は日本の誇るべき芸術のひとつですなー

捕縄術は室町時代末期に生まれ、江戸時代に最も成熟したらしく
〇縄抜けができないこと
〇縄の掛け方が見破れないこと、
〇長時間縛っておいても神経血管を痛めないこと
〇見た目に美しいこと
が重視されたらしい

四つめの「見た目に美しい」ってのが日本っぽいですね

ちなみに
ざっと手持ちの春画本を見てみたところ
残酷絵・責め絵・縛り絵というものは
幕末から明治にかけて最も流行ったようで
それまでのものは見つからなかったですね

歌川国芳(1798-1861)
「五大力恋之柵」
Godairiki
歌川豊国(3代目)(初代歌川国貞)(1786-1864)
「東海道五十三次之内 品川川崎間 六合渡シ 平井権八」
Gonpachi
歌川国貞(2代目)(1823-1880)
「怪談木幡小平治」
Koheiji

に始まり

月岡芳年(1839-1892)に極まる感じですね
「英名二十八衆句 稲田九蔵 新助」
Tsuki1
「美勇水滸伝 白縫」
Tuki2
「奥州安達がはらひとつ家の図」
Adachi

たぶんそれまでもマイナーな趣味としての残酷趣味・責めなどはあったと思うんですが
なんでかこのころ突然一気に大衆化して、サブカルがメインカルチャーに踊り出たのですね
まぁ時代ですかね
幕末は殺伐とした殺し合いの時代でしたからね

まぁその大衆化した流れは明治の西洋化・終戦後のGHQによる検閲焼き捨てに合いながらも止まらず
現在に至り広がり続け
多くのアーティスト、絵師や小説家や漫画家を輩出し続けているわけです

伊藤彦造
小妻容子
江戸川乱歩
沼正三
丸尾末廣
ケン月影
笠間しろう
沖渉二 etc.

そして
団鬼六氏もそのひとりなのです

現在ではSM(サドマゾ)という西洋っぽい言葉でまとめられていますが、日本のSMは西洋と比べようにないぐらい幅広く、奥深く、芸術的で、美的です

今回はその世界に一歩踏み入れてみようという試みです

実は僕もまだ一本も見ていないんですよ
鬼六氏原作の映画

小説も読んだことないですし・・・

唯一、鬼六氏原作、笠間しろう画の漫画「緋桜お艶」だけ読んだことありますけど
(これは鬼六氏が映画「緋牡丹博徒」シリーズを見て、お竜さんを責めたいと思ったことから書かれた小説ということらしいです。緋牡丹博徒DVDを全巻揃えてしまった僕としてはめちゃツボな漫画でした)

ちゅーわけで
今回も初心者大歓迎です

参加したい方
ご連絡下さい

参加費は
「何かみなで飲み食いするもの」です

てきとうに飲み食いしながら
映画を流し
談笑いたします

終電がないと心配な方も大丈夫
朝日が出るまでみっちり続きますので・・・(^.^)

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京都映画サミット開催のお知らせ」カテゴリの記事

コメント

第五回映画サミット開催
おめでとうございます。m(_ _)m
 
今回も素敵なラインナップですね。
残酷絵もイイっすねー

う~ん行きたい!!
第十回あたりで何とか、、(^^;)

投稿: kuroneko | 2011年5月15日 (日) 午後 01時12分

>おめでとうございます。m(_ _)m
ありがとうございます_(._.)_
 
>今回も素敵なラインナップですね。
です

>残酷絵もイイっすねー
江戸期の春画にも責め絵・縛り絵というものがあるらしいと古本屋のおっちゃんに聞いたんで探し中なんですが、今のところ見つかりません

>う~ん行きたい!!
でしょでしょ
待ってますよー

>第十回あたりで何とか、、(^^;)
今度、クロネコさんが来るときは
ナチスプロテイション&日帝プロテイション
特集をやってみようと思っています
どうですか?

ところで
緊縛写真の第一人者
田中欣一氏のHPです
http://www.kt-world.jp/
んーすばらしい

投稿: 万物創造房店主 | 2011年5月18日 (水) 午後 09時48分

現代の責め絵絵師
金井清顕氏のHPもすばらしいです
http://marie.saiin.net/~kanai/

投稿: 万物創造房店主 | 2011年5月18日 (水) 午後 10時39分

>江戸期の春画にも責め絵・縛り絵
 
時の幕府との化かし合いという側面も
確実にあったでしょうから少ないような気も
しますね。当時は存在したけど"責め"を怖れて
破棄された失われた絵というのも大量にありそうです。
 
>ナチスプロテイション&日帝プロテイション特集を
 
いいですね。是非!(^0^)/
でわエヴァ・オーリン,チャンチェ&ジミー・ウォング,
ナチプロ&日帝プロの三部構成で(涎)
500円貯金加速させます!
 
>田中欣一
「緊縛紀行」とても素晴らしいですね。
"写真における裸"は実はアップよりロングの方が
エロ度が増す見事な実証になっている気がします。
今度やってみよう←オイ!
 
>金井清顕
こちらも素晴らしいですね。
会田誠に通じるものを多分に感じます。
金井清顕の「人肉樹」は
会田誠の大作「ジューサーミキサー」(2001)
にかなり近いです。
お互いに意識しているのかもしれません。

 
前回(第一回)サミットの主要議題の一つに
"ロリとその表現の在り方をめぐる諸問題"
(=単なるエロ談義)がありましたが次回お伺いした時は
"責め,縛り"について是非( ̄ー+ ̄)

投稿: kuroneko | 2011年5月21日 (土) 午後 12時44分

>破棄された失われた絵というのも大量にありそうです。
戦後、GHQの指導によってかなり焼却されたようですので、それもあるかもです
もしかしたら
林美一氏のコレクションなどにも入っているけど、世に発表されていないだけ、なんてこともあるかもです

古本屋さん曰く
SM系の貴重な雑誌や絵などは、故人の遺品を片付けている人たちが、恥だと思って、売りに来ずにこっそり始末してしまう場合が多いので、後の世に残りにくいらしいです

>エヴァ・オーリン
「キャンディ」と「殺しを呼ぶ卵」の2本しか持ってないんですけど・・・
誰か他持ってないっすかね?

>チャンチェ&ジミー・ウォング
このあたりはそのうち
片腕大会でやっちゃおうと思ってるんですが
まぁ片腕シリーズ以外にもいっぱいありますし、なんとかなるでしょう・・・
 
>今度やってみよう←オイ!
この前、ブックオフで縛り方の本売ってたんですけど、1400円ぐらいしたんで結局買いませんでした 
1000円超えるとちょっと考えますねぇ
江戸時代からの捕縛術・緊縛術の本やったら速攻買ったんですけど、新しいSM本でしたし・・・

>会田誠
んーこの人の場合なんかお綺麗過ぎて
ちょっと責め絵的なというか、陰鬱なというか、艶っぽいというか、そーいう雰囲気はないですよね
Sの気があるわけじゃなくて、ネタとしてしか見てないんじゃないですかね
 
>"責め,縛り"について是非( ̄ー+ ̄)
資料も知識もたいしてないんで、今回の鬼六大会だけでネタがつきてしまいそうですが・・・
江戸の責め絵、探しときます・・・

投稿: 万物創造房店主 | 2011年5月21日 (土) 午後 05時22分

 
>後の世に残りにくいらしいです
 
なるほどですね。
作品そのものは失われずに残っていって欲しいですが
内容が内容ですから所有者の心象を考えると
"消えていく"のもまた人の生き様としては
それで正解なのかもしれませんね。
 
>エヴァ・オーリン
 
一本くらいは店主さんの持っていない作品を
入手して持参したく思います(^o^)/
 
>片腕大会でやっちゃおうと思ってるんですが
 
了解でございます。"その時"まで上映する
作品が残っていればで構いませんです。
 
>縛り方の本
 
個人的には実演を見たいですね。
洒落や茶化しやショー化してなくて
プロ意識のある"マジ"な奴を。
 
>新しいSM本
 
そうですね。春画における縛りや責めと
"SM"はまたニュアンスが違うのでしょうね(^^)
 
>Sの気があるわけじゃなくて、
>ネタとしてしか見てないんじゃないですかね

「ネタとしてしか見ていない」は当っているかと思います。
私はそのネタと突き放し感が結構好きなのですが。
ただ会田誠はかなりの"S"だと思いますね。
寧ろ、金井清顕の作品には女性に対する"愛"も感じる
ように思えます。
  
>江戸の責め絵、探しときます・・・
 
よろしくお願いします(^-^;)

投稿: kuroneko | 2011年5月22日 (日) 午前 12時31分

>"消えていく"のもまた人の生き様としては
まぁそれはそれで寂しいので
認知度を上げたり、芸術的捉え方ができる人を増やしたりすれば、そういったことも少なくなってよいのでは、と思います
 
>一本くらいは店主さんの持っていない作品を
期待してまーす

>作品が残っていればで構いませんです。
チャンチェ作品はかなり持ってますんで、ご心配無用です

>個人的には実演を見たいですね。
京都でどこかやってないかなぁー
古都で着物で縛りってのもいいですよねー
 
>春画における縛りや責めとSMは
まぁ方向性は同じだと思うんですけど
やっぱり現代の方が浅くなってしまっているのではないかと思います
 
>私はそのネタと突き放し感が結構好きなのですが。
僕は逆で
ガンダム展で見たザクの絵も、ネタとしては面白いけど
なーんか物足りない感じがするんですよね
魂がないっちゅーか

>寧ろ、金井清顕の作品には女性に対する"愛"も感じるように思えます。
SもMも愛の形のひとつですから、そこに愛がある方が正しい気がします

投稿: 万物創造房店主 | 2011年5月22日 (日) 午後 07時50分

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