太陽光発電を錦の御旗に行われる搾取
今日、関西電力の人が
「太陽光発電促進付加金」のご負担についてのお知らせ
というチラシを置いていった
「太陽光発電は売電によって20年ぐらいでペイできる」という話の根拠になっている
異常に高い設定の電気買取価格を支えるため
電気を使う人はみな、その分の金を払えというのだ
しかし
異常な高額での電気の買い取りは今始まったことではない
すると僕たちが使っていた今までの電気料金には知らず知らずのうちに、高額な買い取り価格の分が上乗せされていたはずである
上乗せした電気料金を払わせておいて
さらに太陽光発電促進付加金を取ろうというのである
国の補助金が数十万円出るとは言え
太陽光発電システム設置の初期費用に300万~600万はかかる
貧乏人には導入しようがないのが現実
その時点で貧乏人は
設置した人の太陽光発電設備のために
余分に電気代を払い
太陽光発電促進付加金を払い
しかも、さらに搾り取られた税金からも設置補助という形で設置した人間に払われるという
3重に搾り取られる立場に固定されてしまうのである
しかし
設置した人が一方的に得しているわけではない
設置した設備は老朽化し
ペイするまでに色々と設備改修をしなくてはならなかったり
太陽光発電パネルの寿命がペイ前に来る可能性もある
実質的にペイできる年数を50数年と計算する人もいる
その間に何回パネルを換えることになるのか・・・
また異常に高い売電価格の引き下げが過去に何回か行われている
すると
異常に高い売電価格によってのみ支えられている20年でペイできるという話もどんどん確立が下がっていく
ほどほどに普及してぶら下がり団体にとっておいしくなくなったときに売電価格が普通に戻されたら
太陽光発電を設置した人は永久にペイできないことになるかもしれない
要するに
設置した人間も騙されているのである
では得するのは誰か
太陽光パネル製造業者・設置業者
そして
それら普及にぶら下がる団体
それに天下る官僚
献金をもらう政治家
である
確かに
資源に乏しい我が国では
石油や原子力に代わる発電の開発が急務であるが
ハッキリ言って
今の太陽光発電パネルでは話にならない
発電量が少なく、寿命が短過ぎる
二酸化炭素削減についても
パネル製造で出る二酸化炭素はペイできるという計算があるが
実はその他の機器等全てを入れるとペイできないという話もあるので
これも嘘くさい
まったく・・・(ーー;)
政府はこんなことをやってるぐらいなら
コレ↓にガツンと金を投じろ
藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チーム。海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類に注目し、東京湾やベトナムの海などで計150株を採った。これらの性質を調べたところ、沖縄の海で採れた株が極めて高い油の生産能力を持つことが分かった。
球形で直径は5~15マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。水中の有機物をもとに、化石燃料の重油に相当する炭化水素を作り、細胞内にため込む性質がある。同じ温度条件で培養すると、これまで有望だとされていた藻類のボトリオコッカスに比べて、10~12倍の量の炭化水素を作ることが分かった。
研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。
炭化水素をつくる藻類は複数の種類が知られているが生産効率の低さが課題だった。
渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養すれば、自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう」と話している。
また、この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる一石二鳥の構想もある。(東京科学グループ・山本智之2010年12月15日)
さらに詳しくは⇒コチラ
この藻は世界の勢力地図を書き換える可能性のあるものだけに
産油国・石油メジャー等から圧力がかかるかもしれない
命が狙われるかもしれない
しかし
日本国を
世界の石油資本に支配されている貧乏国を助けるには
1年でも早く実用化するべきである
気概のある日本人がまだいることを願います
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