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2008年7月の4件の記事

2008年7月22日 (火)

映画「HOT FAZZ」見て来ました!

Hotfazz2
日本での公開がまったく予定されていなかったこの映画
署名活動の結果全国公開されたのは有名なお話ですが
なんとしかし
ミニシアター系かと思いきや
松竹じゃあーりませんか???
なんで大手が急にこの映画に・・・

とりあえずこちら公式ページ

なんかよくわかりませんが
とりあえず夜店を閉めてからの20時~の部
MOVIXに見に行ってまいりました

見てた人数は僕と友達の二人を合わせて7、8人ってところでしょうか
やはり少ねぇー
日本の青少年にエドガーライトって監督知ってる?って聞いたら
ほとんど知らないでしょうね
実際、教えてる高校生に聞いたら誰も知りませんでしたし
一番知ってそうな自称ホラーマニアの生徒でさえも知りませんでした

まぁ僕も
ショーンオブザデッド

とグラインドハウス

のフェイク予告編「Don't/ドント」
ぐらいしか見てませんけど

これがなかなかどっちも傑作でして
今のとこエドガーライト監督にハズレナシって感じです

過去の映画作品へのオマージュを根底に置いて映画を作るというやり方はタランティーノに似てますが
タランティーノより方向性がしっかりしてるというか
作品としての完成度は高い感じがしますね

さて、この映画
基本は70、80年代のポリス映画へのオマージュで
それっぽいシーンがいっぱい出てきます
ズキューン!バキューン!ドガーァァァン!
みたいな
しかしそれだけでは終わってない
前半部分は
スプラッター猟奇殺人があって謎解きみたいなものもちゃんとあるんです
いやーなかなか一粒で色々な味がしてよろしいですハイ
めちゃテンポもよくて笑えて面白かったです

ただもしかしたら
ストライクゾーンに入る人は意外に少ないかもしれません
なぜかというと
一緒に行った友達の感想は
「おもしろかったんちゃう・・・?」でしたから

エドガーライト監督の特徴として
ストーリーとしてどうでもいいところは
早送りのような断片的なカットでパパッと説明しちゃう部分が多くあるんですが
どうやらそれにおいてけぼりにされて
意味が分からんところがあったみたいです

そんなに深く考える映画でもないんだけど・・・

あとはけっこう主なネタとして出てくる
「ハートブルー」

とか
70、80年代ポリスもの映画をあまり見てないらしく
そのあたりのオマージュ的面白さを感じにくかったのも原因のよう

この映画をしゃぶり尽くして楽しめる人の条件としては
・70、80年代ポリス映画をそこそこ見ている
・スプラッターでも笑える
・おばあちゃんが蹴り入れられて鼻血ブーしても笑える
このあたりのハードルを越えられる人でないとつらいかもしれませんね

僕はめちゃおもしろかったんですけど
友達の反応を見て
実はけっこうマニア向けなのかも・・・って思いました

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2008年7月17日 (木)

キターっ!「チョコレート」ちゅーか日本にいつ来るの?

「マッハ!!!!!」
「トム・ヤム・クン」と
香港映画の流れを組みながらも
タイな味付けの極上のアクション映画を作り上げた
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督

最新作なんかないのかなぁーと検索してたら

ありましたー!
その名も「チョコレート」
Wallpaper4
今度は何故か
かわいい女性主役みたいです
Wallpaper7
擦り傷がちょっと痛々しい爽やかおねーちゃん
(女性アクション好きのチンシウトン監督みたいやなぁ・・・)

とりあえず
公式HPに壁紙や予告編ムービーがありますが
ゆーちゅーぶにも見付けたので
リンクを

見ました?
これはすげー!
どうも天才少女でテレビでブルースリーを見て覚えちゃったみたいなストーリーっぽいですが
流石、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督
アクションが半端じゃないです
アクションの撮り方・見せ方知ってます
最後の方のNGシーン痛々しいですが
ヒロインめちゃがんばってますね
全盛期の香港映画を凌ぐ勢いの映画っすよコレは

し・か・も
なぜか阿部寛が日本のヤクザモンみたいな敵キャラで出てます

これは見てぇぇぇぇぇ!
日本はいつ公開だ???

情報がまったくないぞーおいっ!
日本の配給会社は何してんだー!

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2008年7月 6日 (日)

祇園祭宵山・宵々山野点のお茶会

梅雨が明けそうで明けず
ジメジメした暑さが続く今日この頃
去年と同じく
祇園祭宵山に合わせて野点のお茶会を開催いたします

場所:堀川御池下ル 万物創造房横ガレージ
日時:7月15日(火)16日(水) 16時~21時

抹茶・お菓子付きで500円です

祇園祭に行く際
地下鉄二条城前で降りて
もしくは帰るときに二条城前から乗って
是非お越し下さい

万物創造房店主

今回、お茶会の写真をまったく撮っていません
そんなわけで
お店をさぼって見に行った山鉾の引き染めを携帯でムービー撮影した動画をアップしてみます
12分の大作ですので重いです
1回右クリックからダウンロードした方がいいですよ

このときは女子供でも誰でも自由に引けるので
ほんとに色んな人が参加しています

巡行本番の引き手は最近集めるのが大変みたいですね
それというのも
ちょうどこの頃に試験やる大学が増えて
学生が集まりにくいからだとか
京都の大学ならそれくらい考えて試験日程組めよ
とか思う今日この頃

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2008年7月 5日 (土)

心中天網島

Sinjyuten
この前
京都造形芸術大学 京都芸術劇場 毛利臣男芸術監督プログラム2008
ATG Film Exhibition No.3

ってイベントがあって
その上映3作品の中のひとつ
心中天網島」を見に行った

何で急に思い出したかのようにこのことを書くのかというと
まさに今日思い出したからである
それというのも
こんなまぬけな心中事件があったからで
包丁で嫁を何度も刺したにもかかわらず殺せず
自分も死ぬことができず警察に御用
なんとも生ぬるい心中事件・・・(ーー;)

心中天網島でも最後の心中で
男が女を刺して先に殺すシーンがある
これが映画ではキレイにまとめられててわりとあっさり死んだが
原作では男が女を刀で何回突いても殺せなくて
血まみれになりながら女が「痛い、痛い、早く殺してー」と言うのだ

なんかこのシーンを思い出した・・・

ところでこの映画
僕は若かりし日の岩下志麻(めちゃキレイでカワイイ・・・)かつ18禁
にひかれて見に行ったのだが
中身もそこそこ面白かった
たぶん篠田正浩監督の最高傑作
(その他が駄作ばかりだからという話もあるが・・・)

舞台美術的なセット
黒子が画面に登場して活躍する演出
主演の岩下志麻のひとり二役
情け無い男好演の中村吉右衛門(現:鬼平)
このあたりがとてもいい

しかしほんとうに監督がこのあたりを意識してやったかは微妙で
金がないから
簡易で芸術的なセットにしたとか
嫁の岩下志麻のダブル主役でいったとか
当時、演劇で黒子を出すのが流行ってるから出してみたとか
狙ったというよりは
偶然の結果、いいものになった感じがした
(まぁ映画とはそんなもんな気もするが・・・)

しかし
演出としてぬるい!と思ったのは
やはり最後の心中シーン
これまで舞台風で黒子も出てきて現実とはけっこう乖離した雰囲気なのだが
ここで急に野外ロケになり
しかも刺したとき血がドピュっとでたりして
急にリアル指向になる
でもまぁ
そこで夢が醒めたようにリアルに突っ走ることができていたら
すばらしいと思ったのだが
とりあえずそのリアルさが中途半端

原作の意図からしても心中はグロテスクであるのが正しいし
だからリアル指向でグロさを出す演出は決して間違っていない

現に男が首を吊るシーンはなかなかいい

しかし監督は特に女の死に関してグロさを出すことができておらず
キレイにまとめちゃってる感がある
何回も刺されても死ねず「痛いー痛いー」なんてシーンはなくめちゃキレイに死んでる
それならリアルに血など噴出させずキレイに演劇的にまとめりゃいいのに
なんか中途半端なのである
まぁ黒澤明の影響で時代劇でも血をリアルに噴出させるのが流行ってた時期だから仕方ないのかもしれないけど・・・

また最後は二人の死体が並べられたシーンで終わるのだが
これがまたキレイにまとめ過ぎ

江戸時代は心中がかなり厳しく取り締まられていて
死体は河原に骨になるまでさらされ
着物は脱がして盗み放題
肉は野良犬に食われ放題
だったらしいが
その雰囲気まったくナッシング

このシーンこそ
さらに心中のグロさを出せるシーンなのにもったいない
たぶんこのシーンで
着物を奪われ全裸で河原に晒され続け
犬に内臓食われる中村吉右衛門と岩下志麻で締めくくれば
かなり世界最高レベルの傑作になったこと間違いなし!

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