映画「HOT FAZZ」見て来ました!
日本での公開がまったく予定されていなかったこの映画
署名活動の結果全国公開されたのは有名なお話ですが
なんとしかし
ミニシアター系かと思いきや
松竹じゃあーりませんか???
なんで大手が急にこの映画に・・・
とりあえずこちら公式ページ
なんかよくわかりませんが
とりあえず夜店を閉めてからの20時~の部
MOVIXに見に行ってまいりました
見てた人数は僕と友達の二人を合わせて7、8人ってところでしょうか
やはり少ねぇー
日本の青少年にエドガーライトって監督知ってる?って聞いたら
ほとんど知らないでしょうね
実際、教えてる高校生に聞いたら誰も知りませんでしたし
一番知ってそうな自称ホラーマニアの生徒でさえも知りませんでした
まぁ僕も
ショーンオブザデッド
とグラインドハウス
のフェイク予告編「Don't/ドント」
ぐらいしか見てませんけど
これがなかなかどっちも傑作でして
今のとこエドガーライト監督にハズレナシって感じです
過去の映画作品へのオマージュを根底に置いて映画を作るというやり方はタランティーノに似てますが
タランティーノより方向性がしっかりしてるというか
作品としての完成度は高い感じがしますね
さて、この映画
基本は70、80年代のポリス映画へのオマージュで
それっぽいシーンがいっぱい出てきます
ズキューン!バキューン!ドガーァァァン!
みたいな
しかしそれだけでは終わってない
前半部分は
スプラッター猟奇殺人があって謎解きみたいなものもちゃんとあるんです
いやーなかなか一粒で色々な味がしてよろしいですハイ
めちゃテンポもよくて笑えて面白かったです
ただもしかしたら
ストライクゾーンに入る人は意外に少ないかもしれません
なぜかというと
一緒に行った友達の感想は
「おもしろかったんちゃう・・・?」でしたから
エドガーライト監督の特徴として
ストーリーとしてどうでもいいところは
早送りのような断片的なカットでパパッと説明しちゃう部分が多くあるんですが
どうやらそれにおいてけぼりにされて
意味が分からんところがあったみたいです
そんなに深く考える映画でもないんだけど・・・
あとはけっこう主なネタとして出てくる
「ハートブルー」
とか
70、80年代ポリスもの映画をあまり見てないらしく
そのあたりのオマージュ的面白さを感じにくかったのも原因のよう
この映画をしゃぶり尽くして楽しめる人の条件としては
・70、80年代ポリス映画をそこそこ見ている
・スプラッターでも笑える
・おばあちゃんが蹴り入れられて鼻血ブーしても笑える
このあたりのハードルを越えられる人でないとつらいかもしれませんね
僕はめちゃおもしろかったんですけど
友達の反応を見て
実はけっこうマニア向けなのかも・・・って思いました
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